洋楽好きの独り言

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豪州発のラッパーTkay Maidzaについて

最近僕がハマっているオーストラリア出身のラッパー、シンガーのTkay Maidzaについて簡単にご紹介いたします。

ラップのビート一つとってもバラエティー豊かだと思うのですが、HIP HOPだけでなくオーガニックなサウンドや都会的でおしゃれなR&B要素もありこのジャンルが好きな人なら必ずどれか琴線に触れる曲があるはず。

 

 

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Tkay Maidza(本名Takudzwa Victoria Rosa Maidza)はジンバブエの首都、ハラレに1995年生まれます(自分にめっちゃ誕生日近いっ)

彼女が5歳の頃にオーストラリアに引っ越し、彼女が音楽活動を本格的に始めたのは17歳の頃。2015年にリリースされた楽曲M.O.B.はオーストラリアのラジオDJに多くプレイされたようです。

その後Charli XCXやYears & Yearsといった新生同世代のポップアーティストのツアーに参加して2016年には1stデビューアルバム「Tkay」を発表。

2020年にはあのUKのレーベル「4AD」と契約、アルバムこそ現状1枚のみですが2018年より

「Last Year Was Weired」というミックステープを3枚リリース。

18年の第1弾はR&BやチルアウトなHIP HOP曲が中心ですがVol2以降はクラブ寄りのサウンドになっております。特に2020年作のVol2がめちゃくちゃ完成度高いので下記におすすめ貼っていきます。

 

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彼女のキャリア的にはかなり初期に発表されたM.O.B.は2015年の曲。

この当時はEDMが全盛でしたのでそういった派手な演出を加えラップを混ぜつつ踊れるダンスソングに出来上がっています。新人でこれは普通に完成度高いと思う。

 

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Last Year Was Weired Vol1の1曲目。このミックステープは冒頭に紹介したようなオーガニックR&B感があって好き。

UKのElla MaiやMahaliaっぽさもあるかな。

 

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彼女のR&B曲の中で一番好き。Last Year Was Weired Vol2収録のこの曲は聞いてて踊りたくなるイントロのウクレレ?弦楽器の音がたまりません。

 

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一方でこちらは違うアプローチで踊れるR&Bとなっています。

House Musicのようなこの曲は都会の夜やクラブで聴きたいシャレオツサウンド

こちらもVol2収録

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一方でUSのラッパーJPEGMAFIAを迎えたこの楽曲はガッツリ低音のエレクトロビートが効いているHIP HOPソング。これもVol2収録

トラップ風のビートでも聴かせる完成度の高さに才能を感じます。

 

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こちらもVol2収録。上の"Awake"とはまた雰囲気の違うHIP HOPソング。

まじでMaidzaもビートもカッコ良すぎます。なんだかこの曲は約3分の曲にも関わらずドラマチックなんですよね。アウトロの盛り上がりが特に熱い。

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クラブの終わりの朝焼けの中一人帰路につく時に聴きたいなと勝手に思いました。

メロウなビートにどこか寂しげで聞いていて落ち着く曲です。

Vol2のラストを飾る曲。

 

 

本当にLast Year Was Weired vol2は騙されと思って効いてほしい名盤だと勝手に思っています。8曲27分程度なのでぜひ!

 

 

 

 

ほとんど好きな曲を貼ってとても紹介とは言えない内容だったかとは思います笑

ただ、曲によっていろんな顔を見せる彼女の曲はとにかく聞いた方が早い!

気に入る曲が見つからる筈です!

 

正直ヒットチャート常連のメジャーアーティストよりMeidzaのようなまだ知名度は少ないかもしれないかもしれませんが、インディーズの方がR&B、HIP HOPに関しては面白い人が多いと感じる今日この頃。