今朝リアムギャラガーの新譜でも聴きながら会社へ向かおうかなあ、なんて思っていた矢先衝撃的なニュースが入ってきた
つい先月自分がこのバンドの愛を語った記事を書いたばかりなのに、、
英国を代表するニューウェーブ、インダストリアルの先駆けにもなったバンド、「Depeche Mode」のAndrew Fletcher(通称フレッチ)が60歳という若さで亡くなりました。
死因は現段階で不明。海外のニュースサイトも覗いてみましたが日本で報道されている通り全く情報がなかった。
自宅で静かに息を引き取ったとありましたが特に重い病気があったわけでもドラッグ問題もなかったはずで死因が気になります。
結成当初のメンバー(というかDepeche Modeの前身バンドからなので最古参)ではありますがサウンド面での貢献よりもデイヴ(vocal)とマーティン(guitar, Key)の常にそばにいてバンドを支えていた裏方としての役割が強かったフレッチ。
しかし彼がいなければDepeche Modeが40年以上というキャリアを積むことはできなかったと思う。
自他ともに認める世界で一番有名な「一本指奏者」として知られていて演奏が上手いとか特別なスキルがあるというわけではなく(学生時代に生でライブを見た石野卓球氏は子供ながらに「フレッチ何もしてないな笑!」と思ったらしいです)ステージングも地味ですがそこにいるいないでは全く違う。それは演者である他のバンドメンバー達の方がより感じているはず。
今の所の最新作「Spirit」のツアーはセトリやアレンジが個人的に好みで、見ているオーディエンスの熱量も凄まじく、まだまだ現役感のあるパフォーマンスで良かったのですがこれからの活動がどうなってしまうのかも心配です。
(曲が終わっても大合唱が鳴り止まない。こんな多幸感に満ちたライブが大好きです)
死ぬまでに一度は生で見たいと思っていたバンドのメンバーが亡くなってしまった日。
洋楽聴き始めて今年で13年が経ちますが一番ショッキングな訃報かもしれません。
敬意を偲んで今夜はDepeche Modeを聴きます。
どうか安らかに。
今までお疲れ様でした。
— Depeche Mode (@depechemode) 2022年5月26日