洋楽好きの独り言

気になったアーティスト、新譜なんでも書いていきます、、

洋楽アーティストのフェスのキャンセルについて

SUMMER SONIC 2022出演予定のTHE LIBERTINESが出演キャンセルとなりました。

www.summersonic.com

 

 

理由はビザの取得が困難であったため。代替案として「日本のファンに向けた特別ライブを収録し出演日当日に放映する予定」とのこと。

ビザ取得のことに関して難しいことは分からないので何ともいえないのですが、開催直前での発表で主催のクリエイティブマンに批判の声も多いように見受けられます。まぁでもこれは直前まで何とか出演の方向性を捨てずに調整してくださっていた結果なのだろうと思う。

 

フェスでのアーティストキャンセルは好ましくはもちろんないですが、どうしても発生してしまうもの。それでも今回のリバティーンズのキャンセルはネットでかなり話題になっていますね。前代未聞の映像の放映(どこのエリアで、時間帯などはまだ分かりませんが)という代替案が賛否(ほぼ否定ばかりか)を呼んでいます。

過去にフェスのキャンセルで話題になったアーティストやヘッドライナーレベルでのキャンセルを自分の思いつくまとめてみました。

自分が音楽を聴くようになってからなので2009年ごろ以降の知識です。

 

SUMMER SONIC 2012  OSAKA JAMIROQUAI

www.j-love.info

 

こちらのサイト様が詳細にまとめてくださっていました。簡潔にいうと「深刻な肺感染症にかかっており歌えない」と当日に発表。しかし翌日の東京公演では元気にライブを行うJKの姿が!一説では大阪での雷が怖かったからとの噂が(悪天候によりフェスの中断を余儀なくされ、JAMIROQUAI以外にもキャンセルとなったアーティストやタイムテーブルを大幅に縮小が余儀なくなりました)

 

 

SUMMER SONIC 2013, NANIWA SONIC (サマソニ大阪の前夜祭)BEADY EYE

ノエルギャラガー以外のOasisメンバーで結成されたBeady Eye(以下BDIで省略します)はサマソニのマウンテンステージ(2ndステージ)と大阪のNANIWA SONICのヘッドライナーで出演予定でした。

しかしながらギタリストのゲムの怪我により出演キャンセル、マウンテンステージは急遽Stereophonicsが務めNANIWA SONICはヘッドライナーがキャンセルのため開催が中止に

フェスとはいえほぼBDIの単独の様相でしたので。大阪会場は2年連続で不遇な目に。

 

 

 

ヘッドライナーがキャンセルしても直前であったため代役を立てることが出来ないまま開催のパターンも。

 

Lound Park 2013 KING DIAMOND, 2014 MANOWAR

2017年を最後に終わってしまいましたが日本最大級の秋フェスでありメタルフェス、ラウドパークは13年と14年連続で同じような理由でヘッドライナーがキャンセルになりました。

理由としては「バンドの機材を乗せた船便が開催まで間に合わない」から。

MANOWARの方が公式HPでもあるようにLos Angels港の火災の影響による船便の遅れが理由とされていますがKING DIAMONDの方は結局なぜこのようなことになってしまったか分からず。

しかもMANOWARのキャンセル発表は開催の約1週間前、KING DIAMONDに限っては開催二日前の発表でかなり大騒ぎになった記憶があります(自分は行っていないですが)

 

他にヘッドライナーレベルのキャンセルはフジロック2014のKanye Westも覚えていますが、十分に時間に余裕のあるキャンセル発表だったので特に批判や混乱はありませんでした。

Kanye West改めYeは今年に入ってからアメリカのフェス、コーチェラやRolling Loudをドタキャンかましているので(Rolling Loudに関してはドタキャンしたくせに他アーティストの客演に参加)呼ぶ方はもはやギャンブル。

 

 

最後にヘッドライナーがドタキャンでもアーティスト同志の助け合いによって何とか開催まで踏み切った感動的なケースを。

 

 

SUPER SONIC 2021 

記憶に新しい方も多いかと思います。オリンピックの開催のため開催が中止されたサマソニに代わるフェス。だったのですがコロナ禍でのイベント開催に対する風当たりが特に厳しかった時期で大阪会場開催の中止、規模の大縮小などコロナ対策に関する様々な策を練られ何とか開催までもう少し、、とのところで直前の2日目のヘッドライナー予定だったKYGOのキャンセル。もはや満身創痍の状態のスパソニを救ったのは1日目に出演していたAlan Walker, ZEDD、そして2日目のKYGOの前の出演予定だったSteave Aokiでした。

この一連の騒動はHP上にも清水氏の熱い思いも含めて記載されています。

supersonic2020.com

 

2日目のヘッドライナーは上記3人のB to B(DJが交互に曲を繋いでMIXする)を行い結果的には貴重なものが見れたとEDMファンの間で話題になりました。

自分は初日は会場でZEDDらのプレイを生で見て、このB to Bは配信で見ていたのですが大盛りあがりで大成功だったように感じます。

結果的に特にマナーの悪いお客さんもクラスターの発生もなく来日公演の復活の第一歩となった素晴らしいフェスとなりました。

 

 

 

 

他にあったかな?

キャンセル理由は様々でアーティスト側も苦渋の決断という場合がほとんどだとは思いますが、一部キャンセル理由が謎に包まれているものもあるために洋楽アーティストは特に生でお姿を拝見するまでは安心ができません。コロナ禍の今の時期は特にそう。

 

1週間を切ったサマソニではこれ以上のキャンセルがないことを祈ります。