洋楽好きの独り言

気になったアーティスト、新譜なんでも書いていきます、、

SUMMER SONIC 2022に行ってきました DAY 1

前回のSONICMANIAレポート記事の続きです。

systemdamon.hatenablog.com

 

Summer Sonic 2022へ行ってきました。2018年以来の両日参加です。

朝までソニックマニア楽しんでいたために2時間ほど家で仮眠を取った後早速支度をして海浜幕張へ向かいました。アドレナリンのせいかそんなに疲労感や眠気はありませんでしたが、間違いなく身体は休まっていないので偏頭痛や熱中症で倒れないかが微妙に不安でした。

いつも以上に体調に気を遣っているのは、今日はサマソニで見たいアクトが固まっている日であるからというのはもちろんなのですがそれとは別に珍しく友達と一緒に参加するから

その友達はフェスというかライブ自体が初めてなので、是非また来たいと楽しんでもらえる様に自分がぶっ倒れてはいけないと少し気を揉んでいました。

 

会場入り

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3年ぶりのサマソニですが前日ソニマニに行っていたので会場までの装飾などを横目にそそくさと2DAYSのリストバンド交換をしにメインステージのあるマリンスタジアムへ移動。

めちゃくちゃ暑いわけでは無いですが人も多く動き回るとかなり汗ばむ。

2DAYSのリストバンドはすぐに交換できたのですが1DAYの交換所がかなり混んでいる、、

友達のリスバンド交換を待ってようやく中で合流。乾杯やサマソニガールとの記念撮影などサマソニっぽいことを一通りした後(笑)グッズへ並ぶことに。

自分が体力的に不安だったこと、それから予想以上の人の数、行列でBeebadoobeeは諦めました。

正直自分はグッズ特に欲しいものがなかったのですが記念にサマソニTシャツを購入。結構並んだためRina Sawayamaの時間が迫ってきてしまいました。

これは絶対頭から見たかったのでダッシュで(とはいってもバス使いましたが)マリンステージ(サマソニのメインステージ)へ向かいました。

 

Rina Sawayama

フジロックのグリーンステージもそうですがやはり大型フェスのメインステージは見た瞬間心踊りますね。

なんとか前方ブロックまで入れたので、ようやく最初のアクトであり自分中で一番見たかったといっても過言ではなかったRina Sawayamaのライブを待ちます。

 

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最初にサポートのギタリストEmilyとドラムのSimoneが登場、そして階段状になっている高台からついに赤い衣装に身を纏いRina Sawayamaのライブがスタートです!

アルバム「SAWAYAMA」の1曲目"Dynasty"で早速アゲていきます。この曲は日本のアーティストから多分に影響を受けた彼女の音楽を象徴するような曲で普段洋楽を聞かないような人でも気に入りそうな曲だと思う。

ラウドメタル要素のある"STFU!"ではメタルバンドさながらぐるぐる首を回すRina Sawayama。MCでも言っていましたがかっこ良すぎて声が漏れてしまう。

この時点で先行リリースされていた来月販売の新譜からも全て披露されました。

どれも雰囲気違う感じですが全て良い曲で来たる新譜にも期待できます。

というか彼女の楽曲はおそらく日本人好みなポップ、ロック、ダンスミュージックでこれからようやく日本でも知名度上がっていくんじゃ無いでしょうか。

生粋の日本人である彼女ですが意外にも日本でのコンサートは初とのことです。が、そんな雰囲気を全く感じない一体感のあるライブでした。

ラストLUCID & Free Womanの前にはLGBTの人にも権利を、同じ人間ですとMCで訴えていたのが心に響いた。洋楽を主に聞いている自分にとってそう言った話題は、特に最近は頻繁に耳にすることではあったし一人の人間として自分は当たり前に守られるものであると考えている。

ただ日本に住んでいるとどうもこう言った話題は後回しにされガチな気がしますが、初の日本でのライブで日本語で語ってくれたRina Sawayama。人間としてもとんでもなくカッコ良かったです。

 

 

The Libertinesの映像まで

早速充実感でいっぱいのRina Sawayamaに一緒にいた友達も楽しんでくれました。メッセ側でのAll Time Lowも気になりましたが水分補給をしっかりして飯を取ることに。

マリンスタジアム側もどこも大行列で並んでる間にマキシマムザホルモンのライブが始まってしまいました。サマソニは良くも悪くも本当に転換が早い。

飯を食い終わった後はサンボマスターを見るため、というかビーチステージに行きたかったため移動しました。

ビーチステージはその名前の通り浜の上にあるステージでサマソニ屈指のgoodなロケーションなのですが自分の行っサマソニ2019年初日は確か台風の影響でビーチの全アクトが中止になったんですよね、、

なので2018年以来4年ぶりのビーチを楽しみ行ったのですがここもかなりの人。というかステージ前方は入場規制されているほどでした。

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軽くビーチの出店を見学し、サンボのライブを聴きながらしばし空いたスペースで休憩していました。

 

ビーチと僕の後ろ姿。

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しばしチルした後マリンステージに戻ってドタキャンしたリバの映像を見つつマネスキンの登場を待ちました。

 

 

Maneskin

今年のサマソニ出演アーティストの中でもトップクラスに注目アーティストではないでしょうか。もはや説明不要、from Italy、MCのサッシャさんから「ロックの救世主」と紹介もされた注目若手バンドマネスキン。2日前の単独公演の評判もすこぶる評判が良く、海外のライブ映像を見ても自分よりも若い世代とは思えない力強いパフォーマンスでとにかく生で見る日を楽しみにしていたのです。

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ライブは早速"ZITTI E BUONI"からスタート。序盤からボーカルのダミアーノが煽る煽る笑

お客さんも必死に応えて大盛り上がり。前半の盛り上がりのピークは"Beggin'"

ダミアーノのディストーションのかかった声は本当にロックを歌う運命にあったかのように合っている。元曲も十分かっこいいのですがライブではよりパワフルで良い。本当にスタジアムのヘッドライナーかのようなパフォーマンスに、若いのに場数を踏んでいることが分かります。

演奏隊もワイヤレスで自由にステージを動き回っていますが全員の息ぴったりで決してイロモノでなく安定していて上手かった。

途中ドラムのトラブルがあった様ですが、こういうのも含めてライブだと言わんばかりに即興セッションで会場を踊らせます。

最後の"I Wanna Be Your Slave"ではお客さんを皆座らせて、ラストのサビ部分でほぼモッシュのような状態まで盛り上げる圧巻のステージ!絶対いいライブになるとは思っていましたが正直予想を遥かに超えてきました。

これからの活動次第ですが本当にヘッドライナーも狙えるくらい人気が爆発しそうな勢い。音楽やアー写のファッションはオシャレですがライブでは紅一点のヴィクトリアも含めて野生的すぎるところ(実際後半はトップレスの状態でライブしていました)も魅力ですね。

ちょっと古い話ですがArctic Monkeysデビュー時に「恐るべき子供達」とメディアから煽られていた話思い出しました。現代の「恐るべき子供達」はこれからどこに向かうのか、楽しみでなりません。このサマーソニックのライブを見れたことは一生忘れません。

 

We're Gonna Dance on Gasolineも聴きたかったので次の来日期待!)

 

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King Gnuのライブ中

マネスキンは連れの友達が一番楽しみにしていたバンドでもあり、だいぶ楽しんでいましたが自分も含めて二人とも脱水で倒れそうでした笑

多分フジのBloodywood終了後以上に水分抜けていたかも笑

ポカリ500mlを2本買ってがぶ飲みしてしばらく休んでいました。ここでようやくソニマニの疲れが出たのか動けない笑、King Gnuが始まってもマリンスタジアムの外で座り込む。というか混雑しすぎてマリンスタジアムの中に入れないような状態でした。この日一番お客さん集めたのはまぁKing Gnuでしたね。

King Gnuのライブ終了と同時に再度マリンスタジアムのアリーナへ向かいます。フジで降らなかったのに雨が降ってきました。

疲れと体も冷えて風邪ひきそうでしたがRina Sawayama、マネスキンと共に今年の出演者で自分が絶対見たかったThe 1975のライブに控えます。

友達もOffspringではなく1975を一緒に見ることを選択してくれました!いや、Offspringもめっちゃ見たかったんですが一度しっかり見ているので泣く泣く次の機会に、、

 

 

The 1975

コロナの影響で2年半ぶりとなった記念すべきライブをここ日本のサマーソニックで迎えてくれました。彼らはアルバムリリースのたびにサマソニ出演しておりましてソニックステージ(サマソニ3rdステージ)のトリ、マリンステージの準トリを得て今年ヘッドライナーとして戻ってきました。

自分としては2019年のB'z前の準トリで出演した時に初めてライブを見たのですが、何というかカラフルで鮮やかなステージセットと美しくキャッチーな音楽に魅了されて新参ですがその時からのファンです。2013年デビュー当時から知ってはいたのですが1stの曲以外その時まで聞いていなかったので、、

2019年のライブは終わりの方しか見ていなかったので今回はしっかりフルで楽しもうと雨の中開演を待ちます。会場もKIng Gnu終わりですが結構埋まっています。

 

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定刻通りメンバーが登場。コロナの影響でリリース後のツアーを行うことができなかった4thアルバムより"If you're too shy"からスタート。スーツに紙タバコで歌うボーカルのマティがめちゃくちゃクール。音もクリアですぐに彼らの世界観に引き込まれます。

彼らの衣装や立ち振る舞い、そしてステージ脇の巨大ビジョンは白黒で彼らを写しているためなんだかアンティックなロマンス映画を見ているような気分に陥ります。

"Chocolate"や"TOOTIMETOOTIMETOOTIME"など前半から人気曲を立て続けに披露。

音響トラブルが途中あってボーカルが聞き取りにくところがありましたが、その後は復活したので良かった。

ヘビースモーカーだからとMCの度にタバコに日をつける姿もマイボトルに入れた日本酒(?)をおこちょのようなものに注いで飲んだり、今の時代の新しいロックスター像を見ている様です。とてもキューティーなんですがね笑

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ただとても緊張していたらしく、日本のオーディエンスの歓迎と盛り上がりを見て今まで見たことのない景色だと本音を漏らす場面も。サマソニや日本での公演を大切にしてきた彼らと日本の音楽ファンの信頼関係というものが垣間見れてなんだか感動しました。

マティも他のメンバーも皆楽しそうに笑顔で演奏していたのが何より印象に残りました。

"Happiness"やまだリリース前の新曲"I'm in love with you"も披露。

彼らの楽曲の中では異色な90'sオルタナロック調の"People"、コーラスが美しい"I always wanna die"、そしてダンサンブルな"The Sound"の流れはライブのハイライト。

そしてデビューアルバムから"Sex"で大盛り上がりした後にすかさず始まった"Give Yourself a Try"を演奏し静かにステージを去ったメンバー。

アンコールを期待していましたが終焉の花火が上がりライブ終了。

3年前のサマソニがカラフルな印象を受けたと申し上げましたが、今回のライブは白黒でシックでシンプルなステージ。彼らのアルバムはそれぞれコンセプトとなる「色」があるのですが

新譜がどういったカラーになるのか今から非常に楽しみです。

 

 

ライブが終わりしっかり魅了されて余韻に浸りつつ、昼以来のメッセに戻ります。

こんなにステージを移動しなかったサマソニは初めてレベルかもしれません。アクトも今日は3つしかしっかり見てないですがどれも大満足すぎる内容でした。

The 1975やRina Sawayamaはそこまで曲の知らなかった友達もとても楽しんでくれて良かった!誰かと行くと感想を共有できるからいいですね!

メッセで最後に乾杯して帰路につきます。僕は翌日もあるので早めに体を休めなくてはならないのですが興奮していまいち寝つけませんでした笑

 

次回サマソニ二日目のレポートと総括させていただきます!長文になってしまいましたが是非最後までお付き合いください!