洋楽好きの独り言

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映画、リアムギャラガー ネブワース22を見て来ました

説明不要、あのOasisのフロントマン、Liam Gallagherが今年の6月に行ったKnebworth(ネブワース)公演のドキュメンタリー映画を見て来ました。

 

 

ネブワースといえばOasisの人気が英国内で最高潮に達していた1996年、同場所で2日間で25万人を動員した伝説のライブを行った会場として語り継がれています。

その模様を収めたドキュメンタリーとして、1年前に「オアシス ネブワース1996」が公開されていました。

 

自分は昨年この作品も見に行きました。この映画はバンドの当時を振り返るインタビューなどもありましたが、どちらかというとその当時のファンにスポットライトを当てた作品に感じました。友達とボロボロの車に乗り込み、途中故障しつつも会場に向かうファン、カバンいっぱいにビールを積み込んでライブまでの電車の中でテンションを上げていくファン。

年代も性別も様々であれ、皆それぞれの思いを持ってOasisのライブに向かい心の底から楽しんでいる映像を見て純粋に羨ましく思った気がします。

 

 

そんなネブワースから約26年という時を経て、ソロで帰って来たリアム。

パンデミックで会場の設営やスタッフも不足していた状態とのことでしたが、1週間以上前には会場に来てインタビューに応えるリアムは”本番に一番最高の状態に持っていく”と禁酒も行っていたそう。

緊張はしていないと言っていましたが、リハも念入りに行い強い思い入れを感じました。

 

しかしこの映画、そんなリアムやバンドのインタビュー以上にネブワース公演が発表されてから実際に会場に向かうまでを追ったファンの紹介も力が入っていて面白かった。

ファンにスポットを当てているという点では同会場での公演でもあるし「オアシス ネブワース1996」を思い出す内容。

病気を乗り越えて両親と共に参加する少女、リアムのタトゥーを入れている熱心なファンのバーのマスター、学校の卒業よりもロックンロールスターのライブを生で、こんな時代だからこそ体感したいというベルギーの女子学生などなど。

やはり年代も国籍もバラバラだけど、ライブを見たい、楽しみたいというシンプルだけど熱いファンの想いに感動しました。

いざライブパートでは映画館の大迫力の音と映像にライブの擬似体験をした気分になり、当たり前ですが声は出さずとも笑、自然とリズム取っていたと思う。

残念ながら(ノエルの要望で?)Oasis時代の曲は使えなかったようですが、その分新譜からももちろん、リアムソロの曲のライブ映像を見れてこれはこれで良かった。ちなみに実際のライブのセトリは半分以上Oasis時代の曲とのことです。

改めてリアムソロもかっこいい楽曲多いと思います。

リアムが自分でミックジャガーThe Rolling Stones)もボノ(U2)もソロじゃネブワースで出来ないと言っていましたが確かに。結果2日間で17万人動員の超大規模なライブを堂々と行ったリアムはOasis時代よりも頼もしく見えました。

ライブ後に演奏は最高、自分の声の調子はまぁまぁだったと語っていましたが、頼もしくて力強くて、そしてお茶目で少し危いところもあるのが彼の魅力なのではないでしょうか。

今年で50歳を迎えたリアム。もうちょい若いイメージがあったので驚きです。

しかしいつまでも変わらない、むしろOasis、Beady Eyeの解散を経てさらに人間としてもアーティストとしてもより一層磨き掛かったLiam Gallagherの十分に堪能できるファン必見の映画で楽しめました!(ちなみにBeady Eye解散からソロ活動開始までのドキュメンタリー映画、2020年公開の「As It Was」もおすすめ)

 

2020年の「As It Was」からなんやかんや3年連続でリアムに関連する映画を見ている気がする。普段映画館行かないので年1の恒例行事みたいになって来ているので来年も何か公開しないかな笑

ある意味最強の音質ですので音楽映画とか興味あるやつあれば行きたいんですけどね〜

 

日本での上映は23日をもって終了してしまいましたが、そのうちブルーレイやサブスクで公開されたりするのかな?リアムファンはもちろんOasisファンの方も、ロック好きの人も楽しめる内容ですので今後機会があればぜひ見てみて下さい!

 

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どうでもいいけど映画館のポップコーンであんなデカかったっけ笑

映画上映中休みなく口に入れていたけど全部食べ切らなかった、、、笑