ここ最近仕事が忙しすぎます。。
自分の仕事が海外との貨物のやり取りをする関係上、そんなに機会は多くないですが時差対応して睡眠時間を削って仕事をすることも。
皆がW杯で盛り上がっている中、朝早く出社してブラジルの会社と大至急で用意してもらわなくてならない書類を送ってもらうために催促メールを入れる、、
この件はなんとかなりましたが、他にもいろいろとやらなくてはいけない仕事が溜まってしまい誰よりも早く会社に行き、最後の方まで残っているなんて日も多くあった先週。
昨日は一日寝てましたがそれでも疲れが抜けず、日曜の夕方になってようやく回復して来ました。
こんな忙しく心身とも疲れている時、ムカムカが溜まっている時。それでも仕事を処理しなくてはいけない状態の時はせめて自分も奮い立たせるためにHR/HMなどの激しい音楽を聴いたりします。
このブログではインディー音楽を紹介する機会が多いような気がしますが、高校生のころだったかな。一時期メタラーだった頃もありHR/HMは大好きなジャンルです。
今日は特定のバンドでなく自分とHR/HMというジャンルにどうやって出会って、どんなバンドを聴いてきたか紹介したいと思います。
自分が洋楽を聴き始めたのは2009年ごろ。ただしその頃はグロウル(デスボイス)やピロピロしたギターソロは苦手であまり聴いていませんでした。
Linkin ParkやNickelbackなどは聴いていましたが本格的にHR/HMの魅力に気づいたのは高校生になった2011年ごろから。
ドイツの大型フェス、Rock Am Ringのヘッドライナーで出演したあるバンドのライブ映像に引き込まれました。
System Of A Down
ボーカルであるサージとギターボーカルのダロンの掛け合い、どの曲も変態的で頭に残ります。アルバムも5枚しか出ていないので即購入。
一時期SOADばかり繰り返し聴いていた時期がありました。
全く飽きのこない個性的すぎる曲たち、強烈な歌詞、アルバムの収録時間もかなりコンパクトでメタル初心者の自分にうってつけのバンドでした。
SOADの魅力はなんといってもライブパフォーマンス。
決して上手い(むしろ下手?)とは言えないダロンのギターですが、半裸で暴れまくっている彼のプレイは当時高校生の僕に多大な影響と衝撃を与えました笑
アルバムも5枚しかないので、メンバーそれぞれのソロも全てチェックするほどのハマりようでした。
来日公演は2003年のフジロックを最後に来ていません。
2020年に久しぶりに新曲をリリース(この曲はアルメニアとアゼルバイジャン間で行った紛争(ナゴルノ・カラバフ紛争)に対する支援活動としており、収益は慈善団体に寄付)しましたがアルバムは2005年を最後にリリースしていない彼ら。
それでも欧米では大型フェスのヘッドライナークラスですので人気の格差があり日本には呼べないのでしょう。(一説によるとボーカルのサージが日本の政治体制をよく思っていないからという噂を聞いたことがあるような)
ギタリストのダロンに憧れてIbanez Icemanという彼の使っているモデルと同じヘッドを持つギターを買い、SOADの曲をひたすら練習していましたね。
この頃にRammsteinというドイツ出身でヨーロッパではスタジアム級のメタルバンド。そして日本でも知名度の高いSlipknotなどを聴き始め本格的にこっちのジャンルにハマっていきます。
Rammsteinもヨーロッパではスタジアム級のバンド。ただ、日本で呼べない理由は採算が取れないからってのもあるかとは思いますが恐らく演出が過激すぎて消防法などの関係から会場を押さえられないから。
ステージあちこちから炎や花火を発射しまくるだけでなく、暴力的、セクシャル的な過激なパフォーマンスも魅力の一つ。
今年のヨーロッパーツアーでのファンが撮影した映像。
海外はスケールも火力も段違い。
Iron Maiden
SOADでメタルにハマって以降、いろいろなメタルバンドを聴き始めましたがSOADやRammsteinに匹敵するくらい次に夢中になったバンドがNWOBHMの代表格、Iron Maiden。
有名なバンドなので聞いてみようと軽い気持ちで聞いてみた"Aces High"のギターソロ、そしてボーカルのブルースの高音シャウト。当時の自分が今まで聞いてこなかった音楽でしたが一発で好きになりました。
試しにベスト版を購入しましたが、どの曲もやはりかっこよく全アルバムを即購入しました。当時高校生で小遣いも限られていますが、家と学校の往復しかほぼしていなかった自分は全てをメイデンのCDに注ぎ込んで聴きあさってました。悲しい。なんて当時は微塵も思わずアルバムを聞いてはかっこいいギターソロをカバーしてみたり、あの頃は楽しかった。
メイデンは2016年の両国国技館で生で見れたのが一生の思い出です。
もうメンバー60代半ば(ドラムのニコに関しては70歳)の超大御所ですがめちゃくちゃ若々しく動き回って本当にかっこよかった。
アルバムを多く出している彼らですのでどのアルバムが良いか迷うところですが、僕は"Fear Of The Dark"かなあ。
メイデンを聴き始めてからBlack SabbathやDeep Purple、もっとメタラーよりだとHelloweenやMegadethなど重鎮と言われるようなバンドも聴き始めましたね。
Metallicaとサマーソニック2013
そんなメタルにハマっている自分にビッグニュースが。
Summer Sonic2013にMetallicaがヘッドライナーとして出演決定。
当時受験生の自分はこの来日を見送る。ことはなく即チケットを購入しましたw
しかもこの年はデンマーク出身のメタルバンド、Volbeat(元Anthraxのロブが在籍しています)の初来日他Bullet For My Valentine、Fall Out Boy、そしてLinkin Parkとメタル好きはもちろんロック好きはマストで見なくてはいけないメンツ。
2022年現在、過去8回サマソニに参加している自分ですが自信を持ってこの年が一番暑かった(気温的な意味で)と言えるほどの灼熱地獄で朝一のVolbeat開始前から暑さでぐったり倒れ込んでいる人が多数いたのを覚えています。
それでもラストのメタリカまでほとんど外でライブ聴いていました。あの頃は若かったですね。
ちなみにメタリカに関してはサマソニ決定前は通称”ブラックアルバム”と呼ばれる5thしか聴いていなかったのですが、フェスの予習でもちろん全アルバム聴き込みました。
一番好きなのは2ndの"Ride The Lightning"かな。
Metallicaは語り始めたらもう1個記事が必要になるので、また機会があれば書きたいかなって思います。
つい先日久しぶりの新曲が出ました。来年リリース予定の新譜からの曲です。
彼らの曲にしては3分半と短め、1stを思い出す正統派なメタルソングで来年のアルバムも期待できます!
そんな2013年はAvengen Sevenfoldの"Hail to the King"、Alter Bridgeの"fortress"、Alice In Chainsの"The Devil Put Dinosaurs Here"など素晴らしい新譜が多くて受験勉強をしながら聴きあさっていましたね。
特にAICは別で記事にしたいほどどハマりしたのでまたの機会に紹介できれば。
日本だとNIrvanaが圧倒的知名度、人気のグランジですが自分が一番大好きなのは間違いなくAICです。
Motley Crue
大学入学を機に上京して、一年くらい経過したくらいですかね。見にいきました、モトリークルーのファイナルツアー(結果ファイナルではなかった訳ですがw)。
モトリーを聴き始めたきっかけはメンバーのルックスがかっこいいからっていう理由。
特にギタリストのミックマーズ(この写真だと左から2番目)が大好き。
ミステリアスな雰囲気ですが、メンバー最年長でバンドを陰ながら支えた重要人物。
このバンドも書き始めたらいろいろ語りたくなってしまいます笑
ツアー停止契約書を爆破させ活動を再開させた彼らですが、コロナ禍の中思うようなツアーができなかった模様。来年はワールドツアー決行予定らしいですがミックマーズは強直性脊椎炎の悪化によりツアー引退するそう、、、
ちなみに彼らのドキュメンタリー映画としてNetflixに「The Dirt」という映画があります。
ラッパーのマシンガンケリーもトミーリー(ドラム)役として出演しており必見です。
NightwishとLoud Park 2016
2016年にフィンランドの国民的にメタルバンドNIghtwishが来日しました。
このバンドは高校時代に聴き始めたバンドで数あるヨーロッパ出身メタルバンドの中でも一番好きかもしれない。
初期はオペラやクラシック要素を取り入れたシンフォニックメタル(ターヤボーカル時代)
ターヤ脱退後の新ボーカル、アネット時代はまるでディスニー音楽のようなファンタジーな世界観とさらに磨きのかかったポップソングが魅力的。
現ボーカルのフロール時代は、新メンバーとしてバグパイプ奏者を加え元々トラディショナルな雰囲気の彼らの音楽を一層彩ります。
とにかくどの時代も魅力がありすぎるバンドでみんなに聞いてほしい。
あまりにNightwishが良すぎて他の女性ボーカルのシンフォニックメタルを聞いても、「これだったらNightwishをきいとけばいいかな」って考えるようになってしまうようになりましたが笑、、でもそれくらい好き。
過去三人のボーカルそれぞれ好きですがベースボーカルのマルコも圧倒的存在感。
Iron Maidenのボーカルであるブルースが一時脱退した際後任の候補だったとのことでボーカリストとしても一流のマルコですが、2021年に脱退という非常に悲しいニュースが、、、
単独とラウパで見といてよかった。
Loud Parkに行ったのはNightwish目当てでいった2016年のみですが、この日はMotley Crueのベーシスト、ニッキーシックス率いるSix AMやWhite Snakeも出演していてメンツも良かった。
ただ、ラウパで印象に残ったのはNightwishではなくDizzy Mizz Lizzyというデンマーク出身のハードロックバンド。
日本人好みの抜けの良く気持ちの良いメロディーが唯一無二。重厚感ありますが3ピースってのもポイントが高い。今まで見てきた数多くのライブの中でもトップレベルで良かった。
ちなみにNightwishは来年1月に単独公演が決定しています!
自分も既に土曜日のチケット押さえています。マルコがいないのは残念ですが楽しみですね。
2017年以降はメタルを聴く機会が少なくなってきた自分。
この頃からロック以外の他のジャンルもよく聴くようになった、ってのもありますが単純にハマるような新譜や新人に出会えていないのもあります。
たまに探して聴くようにはしているんですがね。
別に新人ではないですが、去年久しぶりに新しく聞いたメタルでハマったバンドがいました。
それはスイス出身の"Eluveitie"。
先に紹介したNightwish以上にケルトミュージック寄りでかなり好き。
曲やPVの雰囲気やルックスはいかにもヨーロッパのメタルバンドって感じですが、アルバムによってはHR/HMでは当たり前のディストーションを一切使わないフォークメタルアルバムをリリースしたりと他のバンドにない面白いことをやっていると思う。
後は今年フジロックでも見たBloodywoodはインドの音楽+ニューメタルって感じで個性的で面白かったけど、他にも最近の新人や新譜でいいHR/HMがあれば教えてほしいです。
長くなりましたがダラダラとHR/HMの愛を語らせていただきました。
一昨日実に6年ぶりのLoud Parkの開催も決まり、これからメタル界も活気つくことを期待します。
どんなラインナップになるのか今から楽しみです。
昔に比べて聴く機会は少なくなりましたが、それでもいざ聴けばイライラも不安も全て消しとばしてくれる他のジャンルにはない魔力を感じるメタル。
なんだかんだで一生聴き続ける音楽だと思います。