フジロック2023の開催決定
Loud ParkのPantera以外の出演者第1段発表。
洋楽好きにとって嬉しいニュースもございましたが(Nightwihは単独でもお願いします)
悲しい大物ミュージシャンの訃報が。
まずは1月12日に世界3大ギタリストに数えられているJeff Beckの訃報。
細菌性髄膜炎という感染症で1月10日に亡くなったとのことです。
親父がアルバムを数枚持っていたのでそれは聞いていましたが、そこまで詳しいわけではなくとも流石に衝撃でした。
往年のロックスターの中でもあまり派手さがなく職人気質なギタリストというイメージで昨年もOzzy Osbourneのアルバムに参加したり、ジョニーデップとコンサートを行っていたりと長く精力的に活動を行っていたので。
改めてJeff BeckをYoutubeで検索してみるとLive in Japanの映像が多くあることに気づきました。日本でも絶大な人気を誇っていた彼の音楽の中で僕が一番好きなのは
1999年作品「Who Else!」というアルバムの1曲目"What Mama Said"。
特に人気の曲なわけでは無いですがイントロからの疾走感に一時ハマっていました。
ロックバンドやギタリストを中心に多くのミュージシャンから追悼のメッセージが寄せられていて、彼の人柄と影響力に改めて気付かされました。
そしてもう1名、1/14に訃報が報じられました。
サディスティック・ミカ・バンド、YMOなどの活躍で知られる高橋幸宏さん。
脳腫瘍の治療を続けていて、一時は体調も安定していたみたいですが帰らぬ人となってしまいました。
YMOの音楽は小さい頃から周りの影響で聴く機会が多かったのですが、自分が音楽好きになってから聴き始めたサディスティック・ミカ・バンド、小山田圭吾やTOWA TEIらと組んだスーパーバンド"METAFIVE"にて彼の音楽の幅の広さと後世への影響力に感動しました。
残念ながら生で見たことは無いですが、、
本当に日本人離れしすぎているこの曲。60's、70's初期の世界中にいたサイケデリックなロックバンドの中でもトップクラスだと思う。
全編日本語でも多くの外国人からのコメントが寄せられているのが世界中で愛されていたのが分かる。
METAFIVEで一番好きな曲は"環境と心理"という曲。
小山田圭吾、LEO今井、そして最後に幸宏さんがボーカルをとるこの曲は優しく心を癒してくれるようなとても美しくて感動的な楽曲。
昨年のフジロックやソニマニのCorneliusのライブで演奏されていましたが、ついにMETAFIVE6人揃って生で見ることは出来なくなってしまいました。
Jeff Beck、高橋幸宏さん両名ご冥福をお祈りいたします。
最後に今週の金曜リリースアルバムから、カントリーミュージシャンMargo Priceの4枚目のニューアルバム"Strays"が良かったので軽く紹介します。
Margo PriceはあのJack Whiteが設立したレーベル、Third Man Record所属としても知られていますが本作品はワーナーミュージック傘下のLoma Vista(現在はKornやIggy Popなどが所属)にてリリースされました。
Jack Whiteに見出されただけあって、アナログ機材による土着的な音でかっこいい。
カントリー、ロック、フォークに程よくポップを散りばめて全編通して良い曲ばかり。
今年リリースされたアルバムの中で自分が初めて聞いたアルバムですが、2023年の新譜、良い滑り出しです。