タイトルの通り、2月リリースの新譜で自分が複数回聞いたアルバムのレビューをしていきます。
- Caroline Polachek - Desire, I Want to Turn Into You
- Paramore - This Is Why
- Hania Rani - On Giacometti
- Inhaler - Cuts & Bruises
- Skrillex - Quest For Fire
- Skrillex - Don't Get Too Close
Caroline Polachek - Desire, I Want to Turn Into You
リリース日 2023/2/14
USのインディーポップシンガー、キャロライン・ポラチェックのソロ名義では2枚目のアルバム。
元々バンド(Chairlift)としての活動もしていて音楽キャリアも長い彼女ですが、今までの経験値と、いい意味でソロとしての自由度を合わせた集大成なる作品じゃないでしょうか。
アルバムリリース前に先行で発表されたいた"Sunset"という曲がラテンやヨーロッパの民族風音楽でとても気になっていたのですが、他の楽曲もバグパイプを使用した個性的なものや今までのインディーポップソングもかなり洗練されていてかなりの意欲作。
Paramore - This Is Why
リリース日 2023/2/10
アルバム先行シングルでありタイトルトラックであり1曲目を飾る"This Is Why"が最高。
パラモアの楽曲の中でも一番好きかも(そんなに詳しいわけでもないですが、、)。
見事にUK1アルバムチャート1位を獲得したようで、各方面でかなりの高評価らしい。
自分的には名盤!っていうほどではないですが笑、初期のエモ時代と今のダンスポップ、アートポップの調和の取れた良いアルバムだとは思う。
Hania Rani - On Giacometti
リリース日 2023/2/16
ポストクラシックというジャンルらしい。自分が聞く感じ、アンビエントや環境音楽、サウンドトラックに近い印象を受ける。
とにかく彼女の魅力は東欧特有のダークさと美しさを体現しているところにあると思う。
最近過去作も含めて再熱きているのでまたの機会にちゃんと紹介できれば。
Inhaler - Cuts & Bruises
アイルランドの新星インヘイラーの2ndアルバム。初見で聞いた時にニューウェーブっぽい懐かしい感じでいいなって思ったのですが2回、3回と聞いていくうちにどんどんと魅了されていく。キャッチーなギターメロディー、父親譲りのクールな歌声。何よりスタジオアルバムですがバンドとしての一体感が感じられる。
(バンドではなく)ロックのアルバムで、しかもニューカマーでここまで良いと思ったのは久しぶりかもしれない。上半期のベスト候補です。
Skrillex - Quest For Fire
リリース日 2023/2/17
1週間前に突然リリース発表されたスクリレックスのアルバムは実に9年ぶりとなります(もちろんその長い間にいくつもの楽曲を発表していましたがあくまで”スクリレックス”名義の”アルバム”としては)。
10年以上前からのファンの僕としては急の発表ではありましたが待ちに待ったアルバムでしたね。タイトルの"Leave Me Like This"からスクリ節炸裂!アルバム通してキレッキレで自然と身体が動くアルバムでした。
初期の激しいダブステサウンドは減っていますが、その分"Four Tet"のような意外な人選と共にハウス寄り楽曲が増えて個人的には好み。
期待を裏切らないスクリレックス。次はもっと早い周期でアルバムが聴きたいです。
Skrillex - Don't Get Too Close
リリース日 2023/2/18
9年ぶりに新譜を発表したスクリレックスの2ndリリースから1日後に発表された3rdアルバム。近いうちにまたアルバムを聞きたいと思ったら翌日にまた新譜が投下されてしまいました笑。
レビュー書くほどしっかり聞いたわけではまだないですが、第一印象は1日前のアルバム(2nd)に比べるとスクリらしくない普通にbarとかに流れてそう。悪く言うとあまり個性のないクラブミュージックアルバムだなって印象。
その中で一番気にいったのは"Selecta"という曲。