今六本木ミュージアムにて開催中のOasis30周年特別展に行ってきました。
Oasisの今までの経歴を、直筆リリックや当時のパンフレット、受賞トロフィーら貴重な資料とともに紹介していく展示はファンなら誰しも心つかまされるはず。
前売りはチケットは一般¥2,500ですが十分すぎる価格以上の貴重な体験ができました。
11/23まで開催中とのことで、都内近郊に住むOasisファンの方ぜひ足を運んでみては。
開催初週で一部Tシャツなどの人気グッズは完売してしまい、受注販売とのこと。
自分はパンフレットとハット、トートバッグを購入しました。
Oasisの話題から離れて、ここ最近自分のプレイリストに入れたお気に入り新譜の紹介。
まずは9月にserial exprements lainにハマった記事でも話題にあげた
UKロックバンド、bôaの新譜「Whiplash」。
90'sのオルタナのそのまま落とし込んだようなアルバムでどこか懐かしい。
この時代特有の暗さや冷たさの中に、ボーカル ジャスミンのメロディアスの歌が合っている。
エレクトロだと5月にBonoboの企画でDJセットを生で見たKelly Lee Owensのアルバム「Dreamstate」。
ライブではバキバキのハードテクノといった印象だったのですが、このアルバムはBMPも控えめでキャッチーで聞きやすかった。
一番気に入った楽曲は"Sunshine"。フジロックのような野外で聴いたら絶対気持ちい。
HIPHOPは多めで4枚あります。
まずはTyler, the Creatorの"CHROMAKOPIA"。
HIP HOPリスナーだけにとどまらず大勢の音楽ファンが注目していたであろう彼のアルバムですが、まずこのPVでも確認できるようにビジュアルからぶっ飛んでいる。まあアルバムリリースの度に見た目でも驚かされるんですけど、今回は特に強烈。
見えている世界がリアルとはまるで別であるかのように暗示しているPVもかなりアーティスティック。
"NOID"ではザンビアのバンド、「Ngozi Family(ンゴジ・ファミリー)」の1977年発表の楽曲から。
元ネタ。
他にも矢野顕子をサンプリングしていたり(そしてその元ネタのリリックをい意味を持たせるように楽曲に取り込んでいるのもすごい)トラックもユニークでかっこいい。
そしてSNSで話題になって知ったBigXthaPlugと言うラッパーの「TAKE CARE」。
どの楽曲がと言うよりアルバム全体を通してクラブで映えそうなダンサブルなビートで踊れた。
しかし彼これでも自分より年下だからなあ。すげえ貫禄。
そして残り2枚は
Freddie Gibbsの「You Only Die 1nce」
Ab-soulの「Soul Burger」
どちらも硬派で全体的に落ち着きのあるクールなアルバムで良かった。
Ab-Soulのアルバムに収録されている"The Sky Is Limitless"は曲名の通りThe Notorious B.I.Gの"Sky's The Limit"から。
同じネタ使いでリスペクトを感じさせる。
このアルバム、同じレーベルメイトであったKendrick Lamarの初期アルバムっぽい2010年代初期ごろの雰囲気が感じれて良かったな。