洋楽好きの独り言

気になったアーティスト、新譜なんでも書いていきます、、

FUJI ROCK 2024に行ってきました (7/27 土 girl in red、Kid Fresinoなど)

systemdamon.hatenablog.com

フジロック2024に行ってきました。

参加したのは26日(金)、27(土)の二日間。

26日(ナイト券)のレポートは是非上の記事をご覧いただければ。

本項では27日のレポートとなります。

 

 

26日(日付ではもちろん27日なっていますが)朝方まで遊んだ挙句徒歩で30分かけて温泉入りにいったこともありテントで就寝したのは6時過ぎ。

 

8時くらいに起床。まだもっと寝れるだろって感じですが、外が快晴で日差しがガンガン浴びるテントはサウナ状態。暑くて汗ダラダラで起こされました。といっても外は涼しいのですが、風が全く入ってこないテント内は灼熱化とするのですね。

フジロック初テント泊、というか普段キャンプも滅多にしない自分にとって考えてもいなかった誤算でした。

何とか2度寝を試みたのですが寝れず、汗だくにもなって風呂に入ったのも無駄な気分。

仕方なく朝ごはんを買いに動いたのですが(自分のテントの場所からキャンプサイト入り口の飲食店がある場所まで徒歩5、6分) 何だか身体中が痛い。前日で体力使い過ぎたか。

ナイト券とは言え、例年なら朝まで踊って帰宅するだけでしたからね。

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完全に起きたので会場入りしても良かったのですが、目当てのアクトまでテントでゆっくりすることに。というか寝不足疲れ過ぎでまともに動けなかった。

お昼頃にようやく会場入り。天候も良かったので財布だけという超軽装備で。

テントが近くにあると必要に応じて手荷物を使い分けれるからいいね。

今年も苗場食堂のきりざいめしを頂く。こういうサッパリしたものがしみる。

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The Last Dinner Party

腹ごしらえを終えて今日最初の目当て、TLDPを見るためグリーンステージへ。

今年リリースしたばかりのデビューアルバムはUKではもちろんチャート1位。向こうの若者が皆レコードを買いに走ったとかそうでないとか。自分はタワレコでレコード買った。

レコードが売れているだけではなく、ライブ映像を見る限り、パフォーマンス力もかなり高そうでかなり期待していました。

アルバムの1曲目"Burn Alive"よりスタート。アルバムジャケットや音源のバロックな雰囲気に反してカジュアルな衣装で登場したメンバー。ライブ見るまで知らなかったのですが全メンバーボーカルを務めることもできるらしく5人いる各のパートを見ているだけでも楽しかったのですが、やはり存在が際立っていたのはリードボーカルのモリス

最終的にライブ終了までに3回客側まで降りて盛り上げてたり、独特でキレキレの動きをしながら歌い上げる姿は華がある。

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MCではそんなモリスと日本語堪能なベースのジョージアを中心にメンバーを紹介したり(全員”さん”付けで)結構ゆるい雰囲気で可愛らしい。

しかしながら、演奏はやはり動画で感じていた以上に素晴らしく特にリードギターのエミリーのギタープレイヤーは目を引かれた。"Portrait of a Dead Girl"の最後のギターパートは脇のスクリーンで運指をずっと見ていました笑。この曲今までアルバムの中で個人的にそんな目立たない曲だったんですが好きになった。

他のメンバーも全員ワイヤレススタイルで好きに動き回って演奏していたり(キーボードですら曲によっては肩にかけるタイプのシンセ使っていました)とにかく見栄えで見せるタイプでかっこいい。

フジロッカーのためにライブでは初披露のBlondieのカバー"Call Me"をプレイしたり、最後の"Nothing Matters"では演出のように雨がぱらつき始めて、もちろん初出演ですが何ともフジロックに親和性があるかのようなライブでした。

またアルバム出るタイミングでフジに出て欲しいですね。その頃にはレッドやホワイトのトリクラスになっているのだろうか。

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TLDPの最後で降り出した雨はライブ終了後強くなる。雨具持ってきてない時に振りやがって、、まあすぐに止みましたが。

雨が降るということで少し嫌な予感はしていましたが、屋根付きのレッドマーキーはすんごい人!!

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Glass Beamsは一応目当ての一つでEP聞いていましたがこれではまともに楽しめそうにない。というか入れないし。雨とか関係なしにかなり人入っていたみたいでレッドの後ろの方でもかなりの人。

仕方がないのでまた拠点のテントに荷物整理やトイレ休憩のために戻ることに。

 

しばらくして今回開催初めてホワイトステージ以降の奥地へ向かう。

入場ゲートから一番奥にあるフィールドオブヘブンというステージではKitty Livがパフォーマンス中。

硬派なロックンロール、ブルースでメンバーの楽器を交換しながらパフォーマンスしていたりハートフルで楽しいライブでした。

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しかしこの辺で眠気と身体の疲れが限界を迎えて、さらに奥のオレンジカフェでちょっと早い夕飯を食べつつまたボケッと休憩。

しばらくしてから折坂のやっているホワイトやMWAMのグリーンステージを通り過ぎて(MWAMはAC/DCのカバーしていてテンション上がりましたが)またテントに戻る。

手荷物になっていた椅子を置いてきて、ここから休憩なしで最後まで遊び倒す覚悟で再度会場に向かいます。結果論だけどレッドゲートのすぐ近くにテント建てて本当よかった。

 

 

NONAME

本日の目当て2人目。とにかく昨年のアルバムが良くて(それで知ったし)数少ない洋楽のHIP HOP、R&Bアクトとのことで楽しみでした。

HIP HOPアクトがライブを行う際、ヘッドライナーなどでもなければバックDJでのパフォーマンスが多いかと思うのですがまさかのバンドセット。この時点でポイント高い。

ギター、ドラム、ベースをそれぞれ引き連れ4人でステージに上がったNONAME。

バンドセットとのことで原曲よりもだいぶグルーヴ感の増したアレンジで(楽曲によってはスグに分りませんでしたが笑)こちらもゆったり踊れる。

NONAMEのラップも軽快で曲間のMCでもどこかグルーヴ感があった笑。

何より非常ににこやかで楽しそうにライブをしていたことが印象的で見ているこっちも楽しくなるし嬉しい。

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セットリストも昨年のアルバムからの曲はもちろん人気曲の"Diddy Bop"や自分の大好きな楽曲"Forever"を聞けて満足度は高い。

初日のヘッドライナーであったはずのSZAがキャンセルしたことにより、HIP HOPファンの期待を否応にも一身に背負った感がありますが、そんな期待を見事に応えたパフォーマンスだったのではないでしょうか。

いつの間にか眠気は疲れはどこかに消えていた。

 

 

BETH GIBBONS

ここからは連続です。NONAME後にすぐにグリーンステージへ向かいましたが意外と前方はスペースがあり何なんなく前の方で見れそう。しかもまだ始まってもなかったのでど頭から見れました。

あのPortisheadのベスの初来日!ファンのみならず音楽ファン注目のアクトではあることは間違い無いですが、もちろん世代でもなく特にPortisheadのアルバムを好き好んで聞いていなかった自分(もちろん好きな曲はありますけど)にとっては正直貴重だし有名だから興味本位で見とくか、というのがどこか頭の半分ありました。

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大所帯のメンバーを引き連れと登場したベス。

がっつり聞き込んだ!とは言えないですが今年リリースしたソロアルバムからの選曲でしたので特に分からない曲があったわけではない。というか知っているとかそうで無いとかはあまり関係なく彼らの演奏とベスの歌声には引き込まれる何かがありました。

とにかくベスの歌声が美しくとてつもなく通る。実験的な音楽性のアルバムでしたが薄暗くなってきた広大なグリーンステージに映えていてそれも良く、ジャズやメタルのような分りやすいソロとかがあるわけでは無いですが、再現の難しそうな音源を完璧に演奏する表現力

プロはこういったものだというのを見せつけるパフォーマンスでした。

演奏の合間にはお茶目な姿も見せていたベスですが、めちゃくちゃ水を飲んでいたしかなり精神削っているのかも。まさに魂のパフォーマンス。

10-FEET、MWAMといったアクトの流れをバッサリと切る音楽性に後方で見ていた人にはどのように写っていたかは分りませんが、少なくとも自分はライブ前のテキトーな興味から彼女のファンになりましたね。

レッドマーキーの次のアクトがどうしても見たくて途中で切り上げたのですが、後方で聞こえてきたのは"Tom the Model"。うわー、これはしっかりと聞きたかった。彼女関連の楽曲で一番好きな曲でした。

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Kid Fresino

レッドマーキーのトリに大抜擢されたのは日本のラッパーKid Fresino。

NONAMEらとは違い、こちらは最初からバンドセットなのは分かっていましたが、そんな彼のライブはまさに同じレッドマーキーで見たことがありました。

2019年、その時は深夜のスロットでしたが多数のゲストを呼んでめちゃくちゃ盛り上がったのを覚えています。

"Coincidence"から始まったライブ。この曲は2019年のレッドマーキーでも披露された曲でしたが、バックの演奏レベルが爆発的に上がっていてまるで別の楽曲のように生まれ変わっていた。特にドラムはもはやジャズっぽさを感じるくらいでキレッキレの演奏にただ唖然としてしまう。フレシノのラップに超技量の演奏が乗っかることでラッパーのライブだとかサポートメンバーだとかそういう概念は完全に払拭しロックバンド「Kid Fresino」として出来上がっていた。と思っていたらがっつりパンクっぽい楽曲まで取り入れていて幅が広すぎる。こんな曲あったっけ(後から知ったけどルースターズの"ロージー"のカバーぽい)!

個人的ハイライトは、自分の好きなバンドでもあるLos Bitchosをカバーしつつの"lea seydoux"。原曲知っている分周りで盛り上がっているのは自分だけでしたが、、

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このカバーは2021のフジロックの配信でもやっていたかと思いますが生で見れて感動です。

バックのトラックがアレンジされまくって別の曲となっていた"Cherry pie for ai qing"もスティールパンのメンバーうてなさんが光"No Sun"も見どころ十分。

オルタナティブHIP HOPの向こう側というか本当に才能のあるミュージシャンの本気のパフォーマンスを見ました。

NENEハナレグミの客演もありましたが、正直フレシノとバンドが凄まじすぎて、HIP HOPのライブに良くある色々客演呼んで盛り上がる、みたいな感じが自分は一切感じなかったのが面白い(NENEハナレグミ共に実際は盛り上がってたしよかったですよ!)。

 

 

レッドで凄まじいパフォーマンスを見た後にグリーンを横切るとちょうどヘッドライナーのKraftwerk"は始まろうとしていました。せっかくなので最初の1曲くらいは見ていく。

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そういえばフジロックには何度も来ているけどいつもグリーンのヘッドライナー目当てに行くことが多くてグリーントリをほぼ見ないのは初めてかも。他に唯一グリーントリをフルで見なかった2017年のAFXもライブの半分くらいは見たし。逆に今から向かうホワイトステージのヘッドライナーをフルで見るのは今回初めて。

 

 

girl in red

思えば今年のフジロックはSZAが追加される前、そしてキラーズが追加される前は彼女が一番の目当てでしたし、彼女がいたから二日目のチケット買ったといっても過言じゃない。

前から好きでしたが昨年1月に見たライブはかなり熱量が高く、自分の気持ちもかなり落ちていた時期だったのでとても支えになった思い出もありさらにファンになった。

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そんな彼女が1年たってホワイトステージのトリという大抜擢。いきなり会場が大きくなりましたが海外ではさらに大きな会場でもブイブイ言わせているし今年リリースしたアルバムからの楽曲も楽しみなので自然と 期待値が上がる。

早速新譜から"DOINT IT AGAIN BABY"で沸かせていく。やはりというべきか周りを見ると若いファン、特に女性が多い印象。

ステージを動き回るgirl in redことマリー。前回の単独公演は恵比寿リキッドルームと小さめのライブハウスだったので今回は広々と自由に動けて楽しそう笑

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MCではバックステージで日本語を勉強したと、頑張って披露もしてくれて(少し失敗していましたが笑)日本愛が伝わってきて嬉しい。

"bad idea!"、"girls"とEP時代の人気曲を次々と披露していく。この時代の楽曲はローファイベットルームミュージックでチルアウトな雰囲気でしたがライブではパワーのあるポップロックに化けてこれはこれでかっこいい。

4曲目"I'll Call You Mine"からはしばらく前作、及び新譜アルバムからの選曲に。

新譜からガンガン披露していきますが、バンドも周りのオーディエンスもまるで昔からの人気曲かのように盛り上がって一緒に歌ったりしていてとてもいい雰囲気。

昨年の単独ではオープニングだった"You Stupid Bitch"、最も大好きな曲な"Serotonin"も続けて聞けたしかなり会場も暖まった。

終盤では"dead girl in the pool."で皆でジャンプで盛り上げ、新譜から"You Need Me Now?"ではサブリナカーペンターのパートも歌い上げてオーラスの"i wanna be your girlfriend"へ。

前回は会場が小さくて失敗(?)していましたが、オーディエンスをウォールオブデスの如く二つにわけ、その中に入っていって演奏のクライマックスを迎える最高のパフォーマンスも無事に決まって約70分くらいの疾走感のあるパフォーマンスを終えました。

やはりお客さんも素晴らしいパフォーマンスに感動しアンコールを求める声も多かったですが(アンコールは無し)いつまでも名残惜しい余韻のある楽しいライブでした。

さすがどんどん規模が大きくなって多くのフェスでプレイしてあるだけある。ホワイトステージのトリというスロットも難なくこなしていたと思います。

ただ、個人的には音楽性からか屋根のあるインドアの箱の方が似合うかなって感じもしてフジロックだったらレッドで(初めて彼女の楽曲を聴いた時もフジのレッドで見たいと感じた)見たかったかな。

 

 

目当てのアクトが一通り終わっていよいよ二日間に及んだフジロックも最後に深夜のアクトを残すのみとなりました。

この辺から忘れていた疲れ眠気が一気に襲いかかりましたが何とかレッドに戻って最後まで遊ぶことに。

レッドでプレイしていたのは"2manydjs"。

正直名前だけでどのようなDJプレイするのか全く存じ上げなかったのですが、blurを流したりThe Chemical Brotherを流したり大ネタというか、いかにもフジロッカーが盛り上がりそうなDJでした。まあ自分もアガったけど。

 

さらに続けて"Hiroko Yamamura"。前日Remi Wolfの代打としてホワイトを盛り上げていたらしく期待値もかなり高かったのですが。いやあ顔に似合わずバキバキのテクノを体感できた。

正直特別事前に目当てでなかったアクトの中では一番良かった。前日ホワイトステージで披露したプレイリストは何個か見つけたのですが、この深夜アクトのプレイリストが欲しい。

まじでかっこいい曲かかってた。

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もうラストまで楽しみたかったのですが、深夜アクトの目当てでもあったYin Yinを見るためレッドを抜け出す。

疲れすぎて途中ベンチで休んだのですが寝落ちしそうになる。危ない。Yin Yin見たら最悪もうテントに戻るか。

 

Yin Yin

まず会場の中に入れない笑。人が外まで溢れる大盛況ぶり、深夜アクトなのでスタッフも少なく動線の誘導も入場規制などのアナウンスもなく結構なカオスでした。

それも何とか中に入り込みましたが外の涼しさ(もはや寒いくらい)に反して人の熱気で蒸し暑く何より酸素が薄い。

既にライブは始まっており、彼らのサイケデリックファンクディスコな世界観が見事に形成されていた。こんな盛り上がらないわけないじゃんという、ダンサブルで楽しげなサウンド、昨年逝去した坂本龍一氏を追悼する意味を込めてか"戦場のメリークリスマス"カバー。

最終的にそこそこの場所に移動できた私は最後の"Takahashi Timing"、"Dis ko Dis ko"で遊び残しのないように踊りました。

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Yin Yinが楽しくて少し気力が戻った私はここで空腹だったことに気づく。

外のサーカスを見ながら暖かい素麺を食らいますがこれがまた美味い。

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サーカスが人間離れした技なのはそうなんですけど、昨年も思ったけどよくこんなセット苗場に持ちこんだよなって感心。

 

ここでテントに戻るか迷った挙句、最後の最後まで楽しもうと"Yousuke Yukimatsu"のDJで踊りに再度レッドマーキーへ。

こちらは見た目に反して分かりやすいというかチャラめの音楽で楽しく、さすがにSkrillexの"Bangarang"はアガった。

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お次のSAMOもかっこよく途中まで聴いていましたがいよいよ限界がきてテントに戻ることに。

帰路途中少しパレスを除いたらめちゃくちゃ盛り上がってる、、

誰かと調べたらESNE BELTZAというSKAバンドのようで。しかも最終日のホワイトステージの朝一からの出番もあるみたいで本当タフ。

仲間に加わりたかったですがそのままテントへ。

 

ガンガン音漏れが聞こえ、微妙に空も明るくなってきている中寝れるか心配でしたが流石にこれだけ動いて昨日寝ていないとなるとすぐに眠りに落ちました。

 

起きたのはやはり8時過ぎごろ。多分睡眠時間は3時間ほど。

かなり少ないですが、昨日に比べて疲労回復度が全く違い睡眠の質が良かったよう。

何よりこの日は雨も降っていた影響かかなり寒く、逆に上着を羽織って寝るほどでした。

同じ開催中でもここまで天候が変わるなんて山の天気は恐ろしい、、、

何となく名残惜しい気もしましたが、テントも無事撤収しいよいよ下山へ。

テントなどの荷物はヤマトで発送できました。超便利。

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リュック一つになった私は越後湯沢で毎年の如く駅の温泉に入り、しばらくゆっくりして家へと帰りました。

これで私のフジロック2024は終了です。

 

 

 

 

振り返って、、

SZA(結局キャンセル)やキラーズの追加によって複数日行くことを決意しましたが、当初メンツの弱さが気になりつつも(そもそもラインナップ発表前までは今年は3日間いきたかった)何やかんだで行けば楽しかったです。まあそんなことは分かりきっているのですが。

そして何より今年は初テントってのがデカかった。寝心地は決していいとは言えず(そもそもちゃんとしたベッドや布団がないとまともに寝れない性格なんですが)、これから毎年テントだ!って思うほどではなかったですが、自由度は段違いですね。

途中テントに戻って荷物整理できる拠点があるだけでも結構役に立ちましたし、その点でも偶然でも最高の場所にテント建てられた。今後もテント使うなら同じ場所がいい。

今後テント泊で複数日の参加のために、この時間ごろには寝ないと睡眠時間確保できなくなるとか、どれくらいのペースで遊べばいいかとか分かったしある意味いい実験にもなった。

金曜ナイト券も悪くなかったし今後も続けてほしい。色々と選択肢の増えたフジロックでした。

 

アクトで言えばとにかくSZAのキャンセルが残念すぎる

Smashはもう呼びたくないかも分からないけど日本で見たいよ、、

もっとR&BやHIP HOPのアクト増やして欲しいと思いました。

それからメタルなどのラウド系のアクトも。日曜のフジロック配信を見ていてTurnstileめっちゃ楽しそうだったし。

ベストアクトはやはりThe Killersかな。キャンセル常連だったバンドが、自身もキャンセルしたことのあるフジロックのヘッドライナーキャンセルのピンチヒッターで出演するというドラマ性もありライブはもちろん盛り上がり、何より客の熱量も来るものがあった。

その他ではAwichやNONAMEも良かったけどバキバキに仕上げてきたKid Fresinoが次点で良かった。

唯一心残りが"LOVE"聞けなかったことなんだけど、どうやら深夜のパレスのDJブースでCOSAと共にゲリラライブで披露していたらしい、、

自分だって深夜も遊びに出ていたのに、、、

結構知らなきゃ幸せだった情報で、ツイッターでそのゲリラライブ知ってかなりショックだった。何時ごろだったか知らないけどずっとパレスのDJの場所にいれば良かったか、、?

 

開催直前から、というか開催してからも体調良くありませんでしたが、最初に見たAwichでパワーをもらったのかその後のThe Killersも翌日も嘘のように回復して元気な体で楽しめました(遊びすぎて疲れはありましたが)。

それが祟ったのか今はフジロック以前以上に体調悪いのですが笑。

サマソニも控えていますしなるべく早く治すように努めます。

 

非常に長いレポートとなってしまいましたがご覧いただき誠にありがとうございました!