洋楽好きの独り言

気になったアーティスト、新譜なんでも書いていきます、、

2024年3月~4月の気になる新譜一覧

March

3/1

Liam  Gallagher & John Squire

Faye Webster - Underdressed at the Symphony

Yard Act - Where's My Utopia?

Master Peace 

 

 

3/8

Norah Jones - Visions

Bleachers - Bleachers

 

3/15

Marla Hansen - Salt

Four Tet - Three

 

3/20

竹内アンナ

 

3/22

Tyla - TYLA

Julia Holter 

Waxahatchee - Tigers Blood

Gary Clark Jr. - JPEG RAW

Adrianne Lenker - Bright Future

The Jesus And Mary Chain - Glasgow Eyes

 

3/29

Sum41 

 

April

4/5

Khruangbin - A LA SALA

The Black Keys - Ohio Players

Vampire Weekend - ONLY GOD WAS ABOVE US

Lizzy Mcalpine - Older

The Libatines - All Quiet The Eastern Esplanade

Medium Build - Country

 

4/12

Maggie Rogers - Don't Forget Me

Girl In Red - I'm Doing Again Baby!

Blue Bebdy 

English Teacher - This Could Be Texas

 

4/19

Pearl Jam - Dark Matter

 

4/26

Justice - Hyperdrama

 

 

5月以降

Bat For Lashes

The Marias

Gort Girl

LUNA

The Lemon Twigs

Kings Of Leon 

Sia

ベス・ギボンズ

 

 

例年のことながらこの時期はリリースラッシュ。

新譜を追うだけでも大変そう。

 

さて、早いもので今年も2ヶ月が経過しようとしているところ。

この2ヶ月でかなり良い新譜に出会えたので紹介。

 

 

まずデビューアルバムの新人二組、UKからNewDadThe Last Dinner Party

NewDadはNMEでプッシュされていて気になって聞いてみましたが、ボーカルJulieの歌声、ギターの湿度のある音作りがシューゲイザーっぽくて好みでした。

www.youtube.com

 

MADRA [Explicit]

MADRA [Explicit]

  • Atlantic Records UK
Amazon

 

そして今最も期待されているUKロックのデビューアルバム、The Last Dinner Party。

www.youtube.com

 

終始アート性の高いバロックで且つメロディーはとてもキャッチー。

とても完成させられた世界観でUKアルバムチャート1位に輝いたのも納得の出来。

フジロックの第1弾で早速初来日決定しましたし、今からどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみでなりません。

アルバムジャケットもこの作品に合っていてとてもいい。

ロッキングオンの粉川さんのツイートによると「バンドのデビューアルバムとしては2015年以来の初週最多売上更新。今世紀最も早く売れたバンドのデビューアルバム」とのこと。

 

私もこのビッグウェーブに乗るしかない!と、レコード買ってきました(後述)。

 

 

他に気になったアルバムはVera Solaというフォークシンガーの2ndアルバム「Peacemaker」。

大人な世界のフォークアルバムって感じでアート性が非常に高く、程よくノリの良い曲も散りばめられてとても良かった。(アーティストの記事書いたのでよろしければご参照下さい。

systemdamon.hatenablog.com

 

www.youtube.com

Porcupine Treeのドラマーが参加しているバンド、The Pineapple Thiefの新譜「It Leads To This」。

インディーロック+プログレの激しさと哀愁が重なり合うアルバムでした。

このバンドの過去の作品聞いたことなかったのですが興味持ちました。(Porcupine Treeも現時点の最新作しか聞いていないのですが、、)。

 

 

It Leads To This

It Leads To This

Amazon

 

 

www.youtube.com

急遽リリースされたKanye WestとTy Dolla $ignのアルバム。

ジャケットがきみ悪いですが、かっこいいトラックも多いのとタイ・ダラー・サインのボーカルがいいアクセントになっていて自分は結構好きでしたね。

まあでも正直全然聞き込めていないので後でじっくり聴き込んでみます(東京ドーム公演が来年行われるなんて噂もあるし。。)

 

HipHopならLittle SimzのEP「Drop 7」もアフロビートっぽいグライムでかっこよくて踊れるアルバムで良かった。

www.youtube.com

 

そしてフランスのサイケデリックバンドSliftの新譜「ILION」。

まだ2ヶ月しか今年経過してないですが暫定個人的今年のベストアルバム1位です。

サイケ、メタル、ポストパンク、プログレなどのジャンルが融合して、おどろおどろしいジャケットの通りヘヴィーな作品ですが映画やゲームのBGMのような壮大さも兼ね揃えている。

所謂“サビ”のような部分も存在せず1曲もかなり長尺で今の時代に逆行している感もめちゃくちゃ好き。

詳しくは以下の記事にて書いておりますのでよろしければ。

systemdamon.hatenablog.com

 

 

Ilion [Analog]

Ilion [Analog]

  • アーティスト:Slift
  • Sub Pop Records
Amazon

 

 

 

さて、上述した通り昨日今年初めてレコード屋に行ってきたのですが、思いのほか「当たり」が多かったので少し紹介。

イギリスでめちゃくちゃ売れているので、さぞレコードも沢山刷られているのかと思ったら店頭には1枚しか並んでいなかったThe Last Dinner Partyの新譜。

人気すぎて皆手にしてしまったか、日本ではまだそこまでの知名度でないのか。

もちろん購入。

f:id:systemdamon:20240225124419j:image

 

それからサマソニ出演も決定したAuroraの1stアルバム「All My Demons Greeting Me As a Friend」。

2021年にスーパーソニックで生で見た時に、勢いでレコード買おうと思ったらこの作品めちゃくちゃ高くて断念した記憶があったのですが¥7,000くらいで売っていたので購入。

値段が安いのはオリジナル盤ではなく2023年チェコ産ということだとは思うのですが、それでもこのアルバムのレコード欲しかったのでラッキー。

 

f:id:systemdamon:20240225124406j:image

 

そして珍しくシングル盤も。

レゲエアーティストChronixxの"Never Give Up"と昨年リリースされたアルバムが好評のJessie Wareの楽曲"Free Yourself"。

特にChronixxの方が2年前、リリース直後から聞いていて気に入っていたのですが、まさかレコード出ていると思ってもいなく即購入。

f:id:systemdamon:20240225124423j:image

 

Vera Solaというシンガーについて

本日はVera Solaという女性フォークシンガーの紹介。

最近知ったアーティストですが、個性的で気に入ったので。

 

 

1989年ロサンゼルス出身のDanielle AykroydことVera Sola

ゴーストバスターズなどの作品で超有名なコメディアン、脚本家、俳優のダン・エイクロイドの娘さんです。

カナダやNYなどで育ち、ハーバード大卒で文学を専攻していたとのこと。すごっ

大学卒業後はナレーション業やラジオ局で務めた彼女は当初は音楽家としてのキャリアを真面目に考えてはいなかったよう。

きっかけは彼女の長年の友人のミュージシャン、Elvis Perkinsが彼女をツアーバンドに誘ったこと。

2017年に彼女の1stアルバム「Shades」のレコーディングを開始。

Vela Solaというアーティスト名もその頃に決まりました。

2018年にはセルフプロデュースによって1stアルバムをリリース。各音楽雑誌から高い評価を得たこの作品は身の回りの家具などを"楽器"として使用したり型にはまらない自由自在なアルバムとなりました。

そしてなんと6年ぶり、2024年にドイツのレーベルCity Slangより2ndアルバム「Peacemaker」をリリース。

 

 

おすすめ楽曲

www.youtube.com

1stアルバムより"Circles"。

デビューアルバムとは思えない実験的なアートミュージック。

類まれない感性を感じる。

 

www.youtube.com

 今年リリースされた2ndアルバムからのリード曲。

カントリー風+少しバロックミュージック要素も入っている大人な世界の音楽

 

www.youtube.com

後半の盛り上がりが熱いロック調の"Blood Bond"。同じく2ndアルバムから。

このアルバムは他にも"The Line"などノリノリのロックソングがいいアクセントになっている。

 

 

www.youtube.com

2ndアルバムより"Desire Path"。

バックのストリングが美しく、静かで、このOffical Audio映像のような情緒あふれる情景はまるで映画音楽のよう。

 

 

PEACEMAKER

PEACEMAKER

  • アーティスト:VERA SOLA
  • City Slang (ROM)
Amazon

 

QというコンテンポラリーR&Bアーティストについて

本日はアメリカ、フロリダ出身のR&Bミュージシャン QことQ Steven Marsdenを紹介いたします。

Frank OceanやToro Y Moi、Childish GambinoのRedboneが好きな方などにおすすめ。

 

来歴

Q・マースデンことQは1999年、ジャマイカ出身のダンスホールレゲエのプロデューサー、Steven Lenky Marsdenの息子としてフロリダ州ブロワード群に生まれます。

彼のファーストネーム"Q"も父親から頂いたものとのこと。

幼少期は教会のコーラス隊や父親のレコーディングスタジオなどで音楽に触れてきました。

2019年にセルフプロデュース作品"Forest Green"を皮切りに今まで2枚のEPの1枚のアルバムをリリース。

 

ディスコグラフィー

Forest Green (2019)

The Shave Experiment (2021)

Soul,PRESENT (2023)

 

おすすめ楽曲

www.youtube.com

彼の最初のEP"Forest Green"は全体的にローファイで気だるい雰囲気が心地良いアコースティックポップな作品に仕上がっている。

この曲もそんなEPからの1曲。

 

 

www.youtube.com

海外の人気音楽チャンネルCOLORS出演時の映像。曲は「The Shave Experiment」より"If You Care"。この作品からグッとオルタナティブR&Bに近づいてきています。

 

www.youtube.com

多分一番人気曲"Take Me Where Your Heart Is"。

Qの優しくメロウな歌声を包むどこか物寂しげなメロディー。往年のヒット曲のような雰囲気で隠れた名曲です。

 

www.youtube.com

昨年リリースされたアルバム「Soul,PRESENT」より"STEREO DRIVER"。

こちらも80'sのポップスのようなどことなく懐かしいメロディーの音作りがとにかく気持ちい。そしてなんといってもQの歌声が心地よすぎる。

個人的に一番好きな楽曲です。

 

 

www.youtube.com

同じく新譜より"TODAY"。こちらもまったりと心地良い曲。

しっとりとしたイントロに始まり、1:54あたりからビートが加わって盛り上がる切り替えが最高。

本当このアルバムもっと早く聞いておくべきだった。今から個人的2023年ベストアルバムに加えたい(しかも結構上位で)ww

 

www.youtube.com

アルバム未収録の新曲"Changes"。ノリのよいファンクソウル調の楽興で聞いていて自然と身体が動いてしまう笑

クラブで聞いて踊りたい。

 

父親 Steven Lenky Marsden

彼の父親もダンスホール界のプロデューサーとして著名らしくBuju Bantonバンドのサポートも務めた経歴のある方とのこと。

あまり詳細調べることができなかったのですが、Brick & LaceというR&B、レゲエアーティストの大ヒット曲"Love is Wicked"のリミックスワークが最も有名とのこと。

原曲

www.youtube.com

 

 

 

Diwali Riddim (XM 24) by Steven "Lenky" Marsden

 

 www.youtube.com

よりクラブ映えしたミックスでかっこいい。

Qマースデンはそこまでレゲエ色強くない感じはしますが、新曲"Everyday"なんかは父親の影響が感じる。

www.youtube.com

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

正直ここ最近で知ったアーティストなのですが、Masegoを初めて聞いた時のような衝撃を感じました。

彼のライブ映像もYoutubeで拝見できますが、テクニカルな演奏や原曲に負けない歌唱力ですごく楽しそう。

www.youtube.com

サマソニでもフジロックでもどちらでも構いませんので是非呼んでくれ!!

 

 

 

 

 

 

Summer Sonic, Fuji Rock 2024 ラインナップ第1弾発表

サマーソニックフジロック2024の第1弾ラインナップがそれぞれ発表されました。

 

まずは今週発表されたばかりのサマーソニックから。

www.summersonic.com

 

メインステージのヘッドライナーはイタリアからの期待の新星Maneskinメタルコアというジャンルから更に進化を遂げているBring Me The Horizon

他にAuroraMajor LazerOne Republicが2nd、3rdステージのトリ候補でしょうか。

マネスキンは前回2022年に同じくサマソニに出演した時に見ましたが、当時初来日にも関わらず臆せず巨大な野球場のステージを我が物にしていたパフォーマンスが印象的でそれ以降一気に日本でも人気に火がついた気がします。

当時のレポート

systemdamon.hatenablog.com

昨年末には有明アリーナといった大きな会場で単独公演を行い、今年もドイツのRock Am Ringといった大型フェスのヘッドを務める彼らが、今度はマリンステージ(サマソニのメインステージ)のヘッドライナーに大抜擢!

前回の出演の時とは違い、すっかり日本での人気も名声も手にした彼らが夜のマリンでどのようなステージングを見せてくれるのか、必見です。

 

一方のヘッドライナーBMTH。生で見たことも、過去アルバムを全て聞いているわけでもなく詳しくないのですが前回出演したサマソニ2019ではマウンテンステージ(サマソニの2ndステージ)のトリでBabymetalとのコラボも話題になっていました。

既に彼らは欧州ではヘッドライナー級のバンドですのでサマソニのヘッドライナーとして満を辞しての登場。

彼らも昨年彼ら自身がキュレーションしたフェス「NEX_FEST」でのステージングが高評価だったみたいで。メタルバンドがマリンのトリを務めるのはかなり久しぶりなのでは?

 

ヘッドライナー2組ともロックバンド(世代は結構若めではありますが)、しかもファン層が被りそうなところを持ってくるのは予想外でした。

ここ最近の傾向として一方はポップアーティストやラッパーになるかと思っていたので。

今年も邦楽のアーティストがメインのトリ前やマウンテンステージのトリを務めることになることになるかと思いますが、メインステージ以外にも色々な選択肢がしやすいようにステージ割を組んでほしいです。

 

正直今のところ絶対これは見たい!ってほどのアーティストはいないのですが、自分が気になるのはラインナップのポスターの小文字表記のアーティスト。

Laufey

Pinkpantheress

Yves Tumor

全て昨年の個人的ベストアルバムに挙げさせていただいたアーティストです。

systemdamon.hatenablog.com

Yves Tumorは昨年のフジロックでも見ましたがまさか2年連続でフェスに来てくれるとは!

奇抜な衣装と多少おちゃらけたステージングながらハードロックのようなドラマチックな演奏がかっこよくてサマソニの舞台でも是非見たいですね。

 

Jon Batisteは小文字扱いはちょっと意外。グラミー受賞ジャズアーティストのライブは単純に楽しみ。どこのステージになるのか。絶対に楽しいはず。

Belle & Sebastianは昔から知っていますが、そこまで熱心に聞いていなかったのでこれを機に予習してライブに臨みたいですね。全体的に若い年齢のアーティストが目立つラインナップの中でも少し異質な存在ですが、結構楽しみですよ。

 

BleachersTylaといった今年注目の新譜をリリースするアーティストを呼べたのもグッド。

Tylaに関しては、過去のJorja SmithやDua Lipaのように今後大スターになる前の貴重な来日公演になる気がする。

 

そしてNothing But Thieves!コンスタントに良作なアルバムをリリースしている彼らですが(特に3rd Moral Panicがお気に入り)ずっと生で見たかったので地味に嬉しいです。

 

割と第1弾で被りが心配になる位には見たいアーティストが多かったので全体的には満足でした。まぁその中でも1組くらいこれは何がなんでも絶対に見たい!って思えるのが来てくれたら最高ではありますが。第2弾以降にも引き続き期待します。

あとサマソニの前日にやるソニックマニアね。こっちはまだ開催発表もまだですけどほぼほぼUnderworldは内定しているようなものだし笑、、

発表を楽しみに待っています。

 

 

一方先んじて発表されていたフジロック2024

www.fujirockfestival.com

 

ヘッドライナーまだ1組しか発表されていません。

ドイツの産んだテクノ界のレジェンドKraftwerkノエルはどうした!!??

クラフトワークは流石に予想できません。苗場でクラフトワークのステージはどんな感じになるのか想像つきませんが最近のライブでのビジュアル演出は次世代的なものになっているみたいで意外と大自然の中でハマるかも。

 

ラインナップが発表された時、X(旧Twitter)では「地味」という感想が多かったようですが地味というか弱い、、

いや、個々で見れば好きなアーティストはいます。

というかGirl In Redはサマソニ第1弾のアーティストを含めても一番見たい

昨年のライブ最高でしたし。

systemdamon.hatenablog.com

ポスターの文字の位置からおそらくグリーンステージ(フジロックのメインステージ)のトリ前かホワイトステージ(2ndステージ)のトリだと思われますがめちゃくちゃ高待遇に感じる。まだ陽が落ちる前のホワイトステージとかで彼女のエネルギッシュなライブ見たいんですがね。

同じくTurnstileもかなりいい位置。

彼らは2021年リリースのアルバム「Glow On」がめちゃくちゃ評価が高く自分も一時期よく聞いていました。最新鋭の革新的なハードコアバンド、苗場で爆音で聴くのはかなり気持ち良さそう。

他にもYin YinFloating Pointsはフジらしいラインナップで気になるところ。

それからなんといってもデビューアルバムが早速UKチャート1位でバイナル盤のセールスの記録を打ち出しているThe Last Dinner Partyサマソニかフジ絶対どちらか呼ぶだろうなとは思っていましたがフジが手にしましたね。今飛ぶ鳥を落とす勢いの彼女たちの初来日は見逃せません。

 

とまあ他にも気になるアクトはいますしフジロックも見たいアーティスト自体は多くいるんです。ただ単純に第1弾の数が少ないのと、中文字以上のメインのアクトが例年に比べて弱いのが気になっただけで。

行けば間違いなく楽しいし今年ももちろんどれか行くことになるかと思いますが3日連続はどうかな、、

せっかく今年は通しで行こうと考えていたんだけどな。来年はもしかしたら転職活動とかしてるかもしれないし。

 

 

以上、フジロックサマソニの第1弾の個人的な感想と気になるアーティストでした。

両フェスとも今後の追加発表楽しみにしています!

 

 

 

 

全然関係ないけど、突然スラッシュメタルの雄、Slayerの再結成が発表されましたね。

gekirock.com

俗に言う「スラッシュメタル四天王」では唯一まともにアルバムも聞いていないのが実はSlayerなんですけども、、恥ずかしながら。

今年のサマソニのトリ二組がロック(しかもハードロックだったりラウド系の)なんだしラウパやらないんだったらサマソニあたりに来日どうでしょうか?

せっかくならメタル系のアクト増やしてほしい。

サマソニで見たMegadeth最高だったし、最近はメタル枠少なくなっちゃったけど。

www.youtube.com

 

SLIFTというバンド

本日はフランスはトゥールーズ出身のサイケデリックロックバンド、SLIFTの紹介。

2016年結成で歴は浅いながら、60年代、70年代のガレージロックを彷彿とさせる独特のサウンド、3ピースながら激しくて、おどろおどろしいKEXPのライブパフォーマンスはパンデミックでツアーの行えなかったコロナ禍でもロックファンのハートを奪いました。

 

 

 

 

 

 

Member

Jean Fossat

Re'mi Fossat

Canek Flores

 

来歴

Fossat兄弟が音楽学校にてドラマー、Canekと出会い、いくつかのグループを得て2016年に3ピースでSlift結成。早くもSub Popと契約を結び、

同年には早速古き良きサイケデリックサウンド炸裂の1st EPも発表。

それから2年後には前回のEPよりさらにエキゾチックなサイケデリックな世界を深めたデビューアルバムをリリース。

 

2020年の2月には2ndアルバム"Ummon"をリリース。

ヘヴィメタルにも通ずる激しさと重さが加わりつつ、よりガレージ、サイケデリックロックバンドとして洗練された音楽性は音楽雑誌からも好評を得ましたが、皆様もご存知の通りアルバムリリースはコロナパンデミックにがっつり重なりここぞという場面でワールドツアーの決行が出来ず。

そんな中冒頭でも紹介したKEXPのパフォーマンスは彼らの認知を広く知れ渡るきっかけになりました。

2022年にはようやく初の北米ツアー、音楽フェスの出演も行い2024年には待望の3rdアルバム"Ilion"をリリース。

こちらはさらにメタルへ接近しましたが、彼らのサイケデリックの世界観が完成されたかなりの力作に仕上がっていました。

 

ディスコグラフィー

EP

Space IS the Key (2016)

Alubums

La Plane'te Inexplore'e (2018)

Ummon (2020)

Ilion (2024)

 

 

おすすめ楽曲

www.youtube.com

デビューEPの1曲目を飾るナンバー。

本当に40年前のサイケデリックバンドと言われても信じられるサイケ・ガレージなサウンドがかっこいい。安っぽいけどスモーキーなPVもいいね。

これはSub Popも放って置けない。

 

 

www.youtube.com

1stアルバムから。

彼らはフランスのバンドですが、本作は東欧とかもっと東、東洋の雰囲気もどことなく感じるエスニックな音に泥臭くもかっこいいガレージロックサウンドが重なり合っていておすすめです。最近のバンドだとKing Gizzard and the Lizard Wizardっぽいか。

 

 

www.youtube.com

上で紹介した2020年のKEXPのライブパフォーマンス。

全て"Ummon"からの選曲で特に楽曲の"Ummon"がお気に入り。一番まだキャッチーなのもこの曲だと思う。

でもこのアルバム、KEXPのライブでも披露しているけど中盤の"Altitude Lake"らのようなBlack Sabbathのようなストーナードゥームメタルの音。

"Sonar"からのサイケデリック全開の展開と本当に聞いていて関心させられる構成。

 

www.youtube.com

そんな"Ummon"から"Sonar"。

後半の壮大な盛り上がりが好きです。

 

 

www.youtube.com

新譜"Ilion"から、最初の1曲目"Ilion"

イントロの猛々しいギターリフは頭をぶん殴られたかのような衝撃でした。

11分という長尺で激しい展開はもはやプログレの要素も入っているかもしれない。

とにかく終始かっこいいギターサウンド1曲目からアルバム"Ilion"の世界に誘われます。

 

www.youtube.com

12分にものぼる大曲。

この曲は前半後半で展開が分かれていて、前半は嵐の前の静けさを感じる怪しげなスペースロック的サウンド

そして本番は6分58秒辺りから、最後まで激しく、そしてずっと繰り返されるギターリフのメロディーとバンドサウンドの轟音。この曲を聞くとき、毎回この辺りで音量を1ランク上げてしまいます。

とにかくこの曲が終わるまでの時間、強いてはこのアルバムが終わる最後までを彼らの創り上げる世界観、音の洗礼を心ゆくまで味わうことができる。

この楽曲の後、アルバム最後を飾る"Enter The Loop"という楽曲があります。

いつも"The Story That Have Never Been Told"の余韻に浸っているうちに終わってしまう曲です笑。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

フランスっぽさはあまり感じませんが独特のエキゾチックな怪しげな雰囲気を持つユニークなバンドSlift。興味を持っていただければ幸いです。

自分がこの記事を書こうと思ったのもとにかく新譜"Ilion"が良すぎたから。

まだ年明けて2ヶ月しかたっていませんが暫定ベストアルバムの1位です。

最近、好みのメタルの新譜がないな〜って思っていた自分に、まさかのダークホース的アルバムでしたね。

作り上げられた世界観、息を呑む演奏、洗脳されていくような楽曲の長さと展開とにかく凄かった。先ほどからKing Gizzard and the Lizard Wizardと比べて申し訳ないですが、彼らのようなヘヴィメタルともまた違うストーナー且つ目まぐるしい展開のメタル+サイケです。

もちろんボーカルもあるにはあるのですが、この新譜"Ilion"に限って言えばあまり前に出てくることはなく、あくまで一つの楽器の一部と化しインストゥルメンタルのように楽しむこともできます。それぞれの楽曲が何かのゲームのBGMに使われてもおかしくなさそうな壮大かつ激しい展開にとにかく繰り返して聴きたくなります。

まず初めは新譜から聞いてみてもいいかも。

 

Slow Pulpというバンドについて

久しぶりのバンド紹介。

ウィスコンシン州出身、現在はシカゴ拠点に活動しているインディーロックバンド、Slow Pulp

左から

Henry Stoeht (Guitar)

Teddy Mathews (Drums)

Alex Leeds (Bass)

Emily Masswy (Vocal/Guitar)

 

バイオグラフィー

2015年結成。

紅一点のボーカリスト、エミリー以外の3人は幼馴染で彼女の加入前に2015年、2017年にそれぞれ自主制作でEPをリリース。

現在の4人のラインナップになった後、Alex Gのサポートアクトなどでツアーを周りつつ1stアルバムのレコーディングを進める。

エミリーの感染症、2020年コロナのパンデミックなどでスムーズとは言えなくともリモートワークでレコーディングをこなし2020年10月に1st「Moveys」をリリース。

パンデミックでアルバムリリースのツアーがしばらくできなかったものの、おおよそリリース1年後の2021年11月に初のヘッドラインツアーを故郷のマディソンから開始。

このアルバムは批評家にも高く評価され、Death Cab for Cuite、Pixes、Alvvaysのサポートアクトも務める。

2023年にはインディーレーベル、Anti-と契約を結び2ndアルバム「Yard」をリリース。

エミリーの父親のホームスタジオでレコーディングされた本作。文字通りホームで行った父親と共のレコーディングはエミリーから「最高のもの」を生み出すことにつながったという本作は前作以上に”ロックバンド”として音の幅に磨きがかかり、Alvvaysらのサポートを得た経験が生きたサウンドに進化している。

 

 

おすすめ楽曲

www.youtube.com

1stアルバム収録。自分もこの曲から入りました。

ドリームポップ的な浮遊感、イントロやサビでの美しいメロディーラインが特徴的な曲。

ラストにかけて盛り上がるギターの部分はシューゲイザーっぽさもある。

 

 

www.youtube.com

同じく1st収録。

この曲はドリームポップ+ベッドルームミュージックに少しフォーク要素も合わさっていて、エミリーの声がベストマッチしている。

サイケデリックなPVも好き。

 

 

www.youtube.com

アルバム未収録。

まさかのSum41のカバーです。

当たり前ですがかなりエモなロックに仕上がっています、がらしさもしっかり残っていてこの路線は「Yard」に受け継がれている気がする。

 

 

www.youtube.com

2nd「Yard」収録。

90sのオルタナティブロックのようなサウンドが気持ちい。前作のリリース、及びツアーを得て今まで以上にライブ感のある楽曲に仕上がっている。

 

 

www.youtube.com

2ndアルバムから。

暖かみのあるインディーフォークな音楽。

前作もフォーク調な楽曲はありましたが、最も好きかな。ハーモニカが渋くてかっこよく、他もスティールギターの音が加わっていたり全体的に音作りが凝っていて良き。

 

 

 

www.youtube.com

1stアルバムリリース時にKEXPに出演したときの映像。

最もこのバンドで再生回数のある映像なので、このライブ映像は見たことあるって人もいるのでは。

サポートも加えての編成はライブアレンジも(特にTrade Itのアウトロ部分が最高)効いていて、このバンドライブ映像があまりないので繰り返しこれを見ていました。

関係ないけどこの時のエミリーめちゃくちゃ可愛いな。

 

 

いかがでしたでしょうか。

まだアルバムも2枚のみ、曲も多くないので隙間時間に是非きいて彼女たちの世界観を堪能してほしいです。

是非生で見たいですね。

 

 

Moveys -Coloured- [Analog]

Moveys -Coloured- [Analog]

Amazon

 

Yard [Analog]

Yard [Analog]

Amazon

 

 

 

Romyのライブに行ってきました。 (2024/1/11)

今年のライブ始め。

恵比寿The Garden HallにてRomyのライブに行ってきました。

The xxのボーカルで知られるRomyですが、昨年発表したソロアルバム「Mid Air」はFred Againやブライアンイーノといった新旧トップアーティストが関わっている傑作ダンスアルバムで収録曲の"Strong"は第66回グラミー賞最優秀ダンス/エレクトロニックレコーディング賞にもノミネートされています。個人的2023年ベストアルバムの1枚にも選出させていただきました。

www.youtube.com

systemdamon.hatenablog.com

 

入場が18時からでしたので、それに間に合うように会場入りをしましたがオープンDJ(フラン出身のChloé Juliette (WAIFU)と SHIZKAという方のB2B)が早速プレイしている。

ここ最近お酒を控えていた影響でクラブにも一切足を運んでいなかった自分にとって久しぶりの大音量での四つ打ちにテンションが上がらないわけもなく、、

ドリンクチケットで一杯だけビールを頼んでDJパフォーマンスを楽しみました。

アゲアゲな選曲が多かったですが、自分の好きな感じのハウスで気持ちよく踊れました。

いつしかDJブース前(Romyがライブを行うステージとは全く逆サイドにある)にも結構人が集まってきていてライブ前のフロアを沸かせていました。

おおよそ90分のB2Bでしたが、後半にはDJブースにライブ前のRomyがやってくるというファンサも!後ろで踊っていてよかった笑

f:id:systemdamon:20240114192405j:image

 

サポートアクトとして最高のプレイをしてくれたDJの最後の曲にうまく繋げる形で"Loverer"のSEから"Weightless"でライブスタート。

編成はサンプラーなどを操作するサポートとRomyの二人体制。

てっきりRomyのDJセットかと思っていたのですが、どうやらこのライブが新メンバーを引き連れて初となるライブセットなんだとか。

DJセットではありませんが、曲の繋ぎ方はDJミックスのように自然かつサンプラー操作などはライブ感もあって耳でも目でも楽しめる内容。

もともとだいぶ暖まっていたフロアですが、序盤に"Lifetime"を披露していきほぼノンストップでも踊らせていきます。

Romy姉さんもノリノリで、フロアに降りて行って(自分のいた位置からはよく見えませんでしたが)盛り上げたり踊ったりしていてクールなんだけど可愛らしい。

 

自分がRomyのソロに興味を持ったきっかけでもある"Enjoy Your Life"ではコーラス部分をマイクを振って一緒に歌わせたり、ライブならではのアレンジも加わって1番の盛り上がりに!

そのままアンコールではFred Againとの共作"Lifgts Out"と"Strong"を披露。

多分1時間くらいで普通に短かったのですが、にしてもあっという間に感じるライブが終わりました。

f:id:systemdamon:20240114192354j:image

ほんと、アルバムがよかったからノリでチケット買ってみたって感じだったんですがここ最近色々ライブ行った中で一番楽しいライブでした。

まあ音楽性からしてもライブが盛り上がりそうな感じではあるんですが、それにしても良かった。フェスとかでみたらベストアクトにあげるレベルです。

終始暗めの照明、響く低音、ライブセットでのパフォーマンス、そしてライブ前のサポートDJ、、

どれも期待を遥かに上回る最高のパーティーでした。

 

こんな素晴らしいパフォーマンスを見たら音源も欲しくなって

↓を物販で購入。

 

 

f:id:systemdamon:20240114192335j:image

 

アルバムのCDには日本版ボーナストラックで"Lifetime"収録。

そんな"Lifetime"のEPのレコード。

そしてThe xxの楽曲"On Hold"のリミックスのレコード。

www.youtube.com

Jamiw xxとFour Tetのリミックス収録。

久しぶりに自分もDJしたくなってくる。

 

年始最初のライブとしてこれ以上ない最高のパフォーマンスでした。

しばらく余韻が続いています。