Roth Bart Baronの単独公演に行ってきました。
ライブを見るのは今年の5月のGreen Room以来ですが、
ライブ自体は単独も含めて何度か見ています。
今邦楽のアーティストではトップクラスで好きなバンドですね。
温もりある優しいメロディーにボーカル三船さんの高く美しい歌声はとても癒されます。
そして邦楽だからこそダイレクトに入ってくる歌詞も本当に素敵で大袈裟な表現になるかもしれませんが生きる希望をもらえるような、そんなバンドです。
正直歌詞をそこまで重視していない自分がここまで歌詞を好きになるなんて珍しい。
会場の「ADRIFT」は下北沢駅より歩いて5分くらい。最近できたライブハウスらしくめちゃくちゃ綺麗。
欲しかったパーカーを購入し、ライブを待ちます。
19時過ぎにライブスタート。
セットリストは今月リリースされたばかりの新譜「8」を中心としたもので1曲目に早速アルバムスタートもかざる"Kid and Lost"から。
毎年アルバムリリースしているにもかかわらず毎回クオリティの高い作品ばかりで毎度驚かされますが、今作の楽曲は特にライブ映えするものが多いと感じました。
序盤に披露された"Boy"も早速シンガロングがおきて会場を盛り上げると同時に新譜からの楽曲もまるでライブ定番曲のような安定感です!(三船さんが後でMCでようやく新譜の曲も板についてきたとおっしゃっていました)。
都会的なキーボードの音が特徴的な"Closer"も生のバンドサウンドで聞くとアルバム音源とは違った印象を受けたし、やっぱライブで聴き比べるのは楽しい。
一番良かったのは先行シングルでもあった"BLOW"。
キーボードソロのパートが軽快でポップなこの楽曲に抜群に合っていてめちゃくちゃ踊れました!
"千の春"、"krumme lanke"といったバラード曲は聞いていてフッとロットの世界観に誘われるような、照明や残響の強い音響も相待って都会のど真ん中のライブなのに自然の中で聞いているような不思議な感覚に陥った。とにかく美しい。
さて、旧譜からも大好きな曲を多く披露されましてGreen Roomでは聞けなかった昨年リリースのアルバム「HOWL」より"ONI"は最近のロットの楽曲では最もロックでアップテンポだと思うのですが疾走感そのままにライブのハイライトを飾るような盛り上がりでした。
一番大好きな楽曲"極彩IGL(S)"はいつ聞いても心に響く。Green Roomで見た時は個人的に仕事でメンタルがだいぶやられていた時期ってのも合って感動して涙しましたが、今回は感動しましたが楽しく踊れました。
"Ubugoe"のライブのアレンジもさらにパワーアップしていて見入りました。個人的ハイライトはこの曲。
ダンサブルな"MOON JUMPER"で本編は終了。この曲新譜のなかでもかなり好きな曲だったので目に焼き付けつつ踊っていました。
アンコールで披露した"
大円団でお客さんから鳴り止まない拍手の中バンドがステージから去ります。
鳴り止まない、、客電もうっすらとついたような気がしますがそんなお客さんの熱意によりまさかのWアンコール!
色々なライブを見てきた自分でもWアンコールは(元々セトリに組まれていたものは除いて)あんまり記憶にないです!
バンドも「何やろうかなっ」て漏らしていましたが笑、本当に最後に披露したのは”電気の花嫁"! 2015年リリースのアルバム「Atom」からの選曲に思わず絶叫笑
最後の最後まで楽しく歌って踊って過ごすことができました。
とにかく彼らのライブはエモーショナルで、自分のその時のメンタルによって感極まったり、今回のように純粋に踊って楽しんだり様々ですがどのライブも全て印象に残っているし、辛いことしかない日常だけど頑張って生きようって前向きになれる、気分をあげてくれる自分にとっての祝祭です。改めて感じました。
ライブ終わりに「8」のレコードを購入したのですが、何とグッズ購入者にサイン会が!
めちゃくちゃ緊張しつつも三船さんとキーボードの西池さんと会話できて握手、写真もいただきました!めちゃくちゃ丁寧にお客さん一人一人と会話されていてますます好きになってしまう。
最高のライブ本当にありがとうございました!