洋楽好きの独り言

気になったアーティスト、新譜なんでも書いていきます、、

Iron Maidenについて語らせてくれ

久々に自分の好きなアーティストの愛をただ語るだけシリーズやります。

NWOBHMの代表格であり数あるHR/HMバンドの中でもワールドクラスでの人気を誇るイングランド出身のHMバンド、Iron  Maiden

 

メンバーチェンジも繰り返しながら1975年から活躍し、今なお精力的にアルバムリリース、ツアーを行っておりつい先日、2024年9月に来日公演も発表されました。

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来日公演発表をきっかけに久しぶりにメイデンを聞き直したらすっかり再熱してしまいまして、彼らの壮大で美しい様式美なメタルサウンドはいつ聞いても気分を高揚させられます。

 

 

左から

エイドリアン・スミス(gt)

ヤニック・ガーズ(gt)

ティーヴ・ハリス(bass)

ブルース・ディッキソン(vo)

ニコ・マクブレイン(dr)

デイヴ・マーレイ(gt)

 

上でメンバーチェンジも繰り返し、と書きましたが1999年からはこの6人メンバーで活動しています。

音楽性の違いによりエイドリアンとブルースが一時脱退していたんですね(ヤニックはエイドリアンの後任のギタリストでしたがそのまま3人体制に)。

 

もちろんこのバンドは後追いになるわけですが、自分がこのバンドを初めて聞いたのは高校2年生の頃。なので2012年くらいか。

当時HR/HMを色々と聞き焦っていた時期で大御所のバンドの曲も聞いてみるかと軽い気持ちで聞いてみたのですが、、

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早くてメロディアスで頭に残るギターリフ、ギターソロ。

何よりブルースのカリスマ性のあるボーカルと華のありまくりの楽曲に一発で虜に。

即他の楽曲も色々聴きあさりましたが、やはりブルースの歌声はどれも力強くてかっこいいし、何よりそんなブルースを支えるバンドも一発で頭に残るキャッチーさがありながらプログレ的な要素もあって他の今まで聞いていたメタルバンドにはなかった独自性に感動したおぼえがあります。

 

とりあえずベスト盤を買って繰り返し聞いていましたが、やっぱりアルバムも聞きたいと近くにあったブックオフでこのアルバムを購入。

 

2006年リリース、14枚目のスタジオアルバム。

後から調べたところによると、メイデンファンの中でもかなり賛否別れるアルバムらしいのですが自分は初めて聞いたスタジオアルバムで思い入れも強くメイデンのアルバムの中でもかなりすきな方。

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長尺な曲だらけですがどの曲もドラマチックで、バンドリーダーのハリス節が炸裂しているプログレ要素満載の曲群は当時そこまで多くのバンドやジャンルを知らない自分には斬新すぎました。

当時はサブスクもなくてお小遣いでやりくりして好きなバンドのアルバム買っていたので、繰り返し同じアルバムを聞き込めたのも良かったのかも。

 

メイデンを聴き込むようになってから長尺の曲を聴くのも全く抵抗がなくなりましたね。

むしろHIP HOPで多くみられる気がしますが1〜3分ぐらいの曲を20曲集めて1時間を超えるようなアルバムになるなら長尺曲を8曲程度集めるアルバムの方がよっぽど好き。

 

それから上述したブルース、エイドリアン復帰後初のアルバム12th 「Brave New World」

Brave New World

Brave New World

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これも聞きましたねえ。

オープニングナンバー"The Wicker Man"のロックインリオ2001のライブ映像がカッコ良すぎて。

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メイデンは個人的に一番ギターでコピーしたくなるバンドなんですよね。

色々とアーティストを聞くようになった今でもこれは変わりません。楽曲聞いてこの曲ギター弾きたいって思うことが多いバンドはIron Maidenです。

この曲とか昔ギターソロも含めて練習したなあ。

激しくてかっこいいリフ、そして意外とギターソロも複雑じゃないのが多くてカバーしやすいんですよね。それに弾いていて疾走感があって楽しい。

 

そんな疾走感があって彼らの様式美を一番感じられるのは人気曲"Fear Of The Dark"かな。

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この曲はライブが最高。オーディエンスとバンドの一体感ったらない。

メイデンが好きな理由な一つにライブが見ていて面白いこともあります。

職人気質で渋いエイドリアン、笑顔でいつもセクシーなトリルをかますデイヴ、こちらも笑顔で意外と(?)ファンサービス旺盛な最年長ニコ。

どんなに走り回ってジャンプして激しく動き回っても息を切らすことなく歌い上げるブルース、エディ(バンドのジャケットに登場するキャラクター↓)と戦ったりとにかく見てるだけでも面白いヤニック。

そんな個性的なメンバーをまとめ上げて抜群の安定感を誇るハリスと皆キャラがたっています。

そんなメイデンのライブを2016年、両国国技館で生で見る機会がございました。

その時点で最年少のブルースでさえ60近くて正直ライブも大人しくなってるんじゃないかと思っていましたが杞憂に終わりました。

確か前年の2015年、ブルースが癌性腫瘍が見つかってましたがそれをもろともしない素晴らしいライブだったと記憶しています。

ヤニックも相変わらずエディと戦っていましたし笑

その時のライブ映像はバンドの公式にプロショットで上がっています。自分が言った日かどうかわかりませんが。

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この時は16th「The Book of Souls」のツアーで来ていたんですよね。

このアルバムもライブ効果もあってかなり聞き込んだ好きなアルバムです。

 

ちなみに自分がメイデンで一番好きなアルバムは9th「Fear Of The Dark」

 

Fear Of The Dark

Fear Of The Dark

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ライブで演奏されない曲も含めて個人的に名曲揃い。メイデン節炸裂の傑作だと思う。

意外と評価そこまで高くないのが解せないです。

 

Judas Be My Guide

Judas Be My Guide

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メイデンは昨年リリースした新作を除いて全てのアルバムCDで購入しましたね。

正直1stから7thはどれも後追いの自分が今更語ることもない名盤で、ほんとベストで入っていない楽曲もライブ定番曲も多くて必聴です。

1st、2ndはブルース加入前の前任のボーカル、ポール・ディアノ

ブルースとは違う意味で激しいパンクやロックンロールなメイデンを聞くことができますが今でもライブで披露する曲も多いですしこの頃からとてつもない才を発揮しています。

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まぁそんなメイデンも全部が全部好きってわけでもなくて

10th、11th(ブルース脱退時の後任ブレイズ・ベイリー期)と13th、15thはそんなにハマらなかったんですが。

特にブレイズ期は否応にもブルースと比較されてしまいますし、彼自体はいいHR/HMのボーカリストだとは思いますが如何せんメイデンの楽曲にはあまり合っていなかった気がする。

 

んで昨年リリースされた新譜「戦術ーsenjutsu」ですが、、

 

申し訳ないですがそこまでハマらなかった笑、、

というか聞き込んでないのもあるのですが、来年の来日は本アルバム(と6th Somewhere In Time)を中心のセットリストなのでそれまでに聞き込んでいけば好きになれるかしら。

ちなみにここ最近の彼らのライブパフォーマンスがどんな感じなのか気になって、プロショット映像があったロックインリオ2022を見てみたんですが、

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ブルースの声が出ていなさすぎる、、

どうしたブルース?他の曲の映像もみてみましたがやっぱり出ていませんでした。

このライブが特別調子悪かったのだと思いたい、、

今年のライブ映像、ファンが撮影したものですが割と声は出ていたと思うので。

来日まで10ヶ月ぐらい時間があるので喉の調子が読めないですが、素晴らしいライブになることを期待したい。

というかチケット取れるのかな。今抽選結果待ちですが最も早い先行で申し込んだ人も結構落選している人多いらしいので。

 

しかしブルース老けたなあ。コロナ前の2019と比べても老け込んだと思う。

他のメンバーは割と老け顔だからあまり変わらない気がするんですけど笑

同じAces Highで聞く比べてみるとよくわかる。

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さて、年齢的にも正直次の来日公演があるのか微妙なところ。

値段も高額なので迷いもしましたがやはり日本に来るからには見たい。

来年の9月はまだまだ先ですが、その分自分も生きる目標にもなるので楽しみ待っています。

まずはチケット手に入れるのが先か。