同日に開催されていた羊文学の単独公演のチケットが秒殺で取れなかったので
Buck Meekのライブに行ってきました。
Buck Meekとは昨年リリースされたアルバムがかなり話題になった(自分の2022年ベストアルバム1位に選出させていただきました)インディーフォークロックバンド、Big Thiefのギタリスト。
バンドを組む前からソロで活動もしていて、ソロアルバムも既に数枚リリースされています。バンドの同僚、エイドリアン・レンカーとの共作アルバムもございますし結構バンド以外でも勢力的に活動されている方。
しかしソロでの来日公演は初とのことで今年の洋楽のライブ納を彼に決めました。
予習はほとんど今年リリースされた彼のソロアルバムしか聴いていませんでしたが、、
会場は渋谷WWW。てっきり先週行ったSnail Mailと同じ場所かと思ったら微妙に場所が違った(あっちはWWW X)。こっちの会場はステージ前の前方フロアの他、段差のあるオールスタンディングになっていてどこにいても見やすそう。こっちでライブを見るのは初めてでしたが隣に喫煙所として開放してあったスペースはなんか昔クラブイベントできた気がする、、
全くノーチェックでしたが前座でGermaine DunesというL.Aで活躍するSSWのライブがございました。ギター1本で心地良いフォークソングでまったり揺られながら見ることが出来ました。
演奏やMCの感じが初々しくて今後の活躍にも期待。Buck Meekがフィーチャーした持ち曲があるそうですが、特に彼が出ることはありませんでした。
音楽性も似ていてこれはいい前座でした。
Buck Meekのライブの前に物販でBig Thiefの"Vampire Empire"の7inchを購入。
(ライブ後によったタワレコにも普通に売っていたけどこっちの物販の方が安かった)
Buck Meekのライブもバンドセットではなく、彼一人ギター1本と歌だけというセット。
もちろん特に凝った演出があるわけでもありませんでしたが、まったりと気持ちよさそうに演奏、歌っていて見ているこっちも気持ちよく踊れました。
とにかく暖かみのある優しい歌声でこの時期にぴったりですね。
ギター1本以外に特にバックの音もなかったのもあり、彼が地面を蹴ってリズムを取る音や、フレットを抑える音など普段気にならないような音もよく聞こえてそれが新鮮で面白かった。
アコースティックでの演奏であれば完全にフォークソングな雰囲気になると思うのですが、エレキギターにてほぼアンプのみで音作りされたクランチサウンドがまた違った印象を受けました。
ただ彼自身も少しMCで言っていましたが今度はバンドを引き連れて見たいです!
セットリストではやると思っていなかったBig Thiefの"Certainty"を聞けたのが嬉しかった。
他にソロ曲の"Undae Dunes"、"Haunted Mountain"、"Didn't Know You Then"など聞きたい曲が聞けたので満足。
年末のこの時期に心地良いライブでした。