昨年から新たに始まった福島の野外フェス、Live Azumaに今年も行ってきました。
昨年同様に初日土曜日の1日のみ。
今年は昨年よりは色々なアーティストのライブを見れたので簡単にレポートを書いていきます。
ちなみに昨年のレポート
相変わらず遅くまで残業をしていて、あまり睡眠を取れぬまま朝イチで開催最寄り駅の福島駅へ向かう(といっても会場まで車で15〜20分くらい、歩いて行くには厳しい)。
そこから今年はシャトルバス(600円取られました)で会場まで。
昨年無念のキャンセルとなった羊文学だけはマストで見たかったのですが、それ以外は正直成り行きで、と思っていましたが最初のアクト、Chilli Beans.に途中からですが間に合いました。
Chilli Beans.
代表曲"Lemonade"以外は何回かPVを見たことがある程度で正直記憶になかったので道中の新幹線の中でアルバム「Chilli Beans.」を聞いていたこれがめちゃくちゃいい。
昨年リリースだったようで、なんでもっと早く聞いていなかったのか。
いきなり羊文学に次いで目当てと化しかチリビのライブはフェスのスタートにぴったりの軽快で楽しげなライブ。付け焼き刃の予習では全く足りていませんでしたが、平日の疲労を忘れさせてくれるようなパワーをもらえました。
日差しがキツくて、最初のアクトで耳も慣れていないせいか音が少し悪く感じましたが演奏自体はしっかりしていた。PVではボーカルの子の可愛さに目がいってましたが、他のメンバーもかっこよくキュートでした。
羊文学
昨年はこのバンド目当てで福島に行ったにも関わらず前日キャンセルを喰らいましたが、今年は昨年のリベンジを果たすべく第1弾アーティスト発表の時点でラインナップされていた羊文学。少し前に単独公演は行きましたが、野外の公演とのことで割とこっちのが楽しみにしていたかも。
リハの時点でメンバーが出てきて”パーティーはすぐそこ”を演奏。とりあえず会場に来ていて一安心。
短い転換時間を得てまだ昼前ですが今日1の目当てのライブがスタート。
先の単独では最後に披露した"あいまいでいいよ"を1曲目に持ってきてお客さんのハートをがっつり掴んでいく。メドレーのように続けて"永遠のブルー"を披露。
単独で一番印象に残ったのが何気にこの曲でヘビロテしていたので、また聴けてよかった。
MCでは昨年のキャンセルについても少し触れ、ボーカルのモエカさんの母がこのフェス(というか福島あづま球場でのライブ)に出て欲しかったんだというエピソードも。
羊文学で一番有名曲にったのではと思う"more than words"からノンストップで"光るとき"。
野外の大きな会場に見合ったスケールのある演奏、曲達、メンバー自身もそれに合う格が出てきたように思う。
"OOPARTS"では単独の時と同じライブアレンジをまた聴けました。
昨年の雪辱を果たしてくれた素晴らしいライブでした。
もっとギターの音が大きくてもいいのではと思いましたが、演奏もセットリストも言うことなし、福島の空に羊文学流のシューゲイザーな音を轟かせていて感動。
余談ですが、今まで何回か羊文学のライブ見ていますが過去1モエカちゃん可愛かった。
その後は飯を食いつつちらっとDef Techをみたり、思い出野郎Aチームを音漏れで楽しんだりし、C.O.S.A.の初っ端"LOVE"で上がったりしつつ メインステージでiriに備えます。
iri
8月のソニマニ以来のiri。
かなり良かった今年リリースの新譜"PRIVATE"からは"STARLIGHT"、"friends"を披露。
バンドセットで曲によってはiriもギターを弾いていたり。ソニマニは深夜の屋内ステージ、今回は日差しが厳しい中屋外や球場のステージと全くロケーションが異なる2つのライブを比べるのが楽しかった。
"摩天楼"や"wonderland"など聞きたかった過去曲も披露してくれましたが個人的にはソニマニの時の方がよかったかな。
それでも、中盤のアコースティックの曲達が秋の昼ぞらにあっていて心地よかった。
Shin Sakiura
疲れも出てきたので、STUTSを諦め(モエカちゃんとdodoがゲストで出演したと聞いて涙目)日陰で涼しい第2ステージでShin Sakiuraをみる。
アルバム「NOTE」は持っていましたが、ライブは初。と言うかYoutubeとかでもライブ映像を見たことがなかった。
一人でギター、ベース、サンプラー、ボーカルなどを忙しそうに演奏していて、本人曰くミスがあったとのことですが、そんなの全く感じさせない流石の演奏力。音源はチルアウトでオシャレな曲が多い印象ですが、本人はいい意味で気さくな普通のお兄さんという感じでかなり好印象。
あまりこういったフェスに出る機会もないみたいで本人も気合を入っていたそう。ゲストボーカルに翌日出演の"Furui Riho"を呼んで"n.o.y.b."を披露。この日一番上がった瞬間かも。
kan sanoゲストボーカルの"ほんとは"はShin Sakiura本人がボーカルを披露。
気づいたらどんどん人が増えていって、そこには初日も終盤の夕方の時間にあったピースフルな空間があった。
ライブ終わってから今年2ndアルバムをリリースしていたのを知りました。
これは要チェック。
Daichi Yamamotoをチラ見して次はメインステージにてNulbarich。
Nulbarich
日も落ちてきてかなり寒くなってきた会場。昨年の経験があったので上着を持ってきて良かった。
全くノー予習で後方で座りながら見ていましたがライブパフォーマンスが丁寧なバンドだなって印象。正直惹かれる要素はありませんでしたが、、
一緒に行った友達はボーカルの声が出ていなかったと正直かつ辛辣な感想で笑ってしまいましたが、原曲をまず知らないのでそれすらも分からない自分でした。
水曜日のカンパネラ
第2ステージのトリは水曜日のカンパネラ。メインステージでも十分に人が集まったであろう、お客さんがびっしり、ステージも遠目でしか見れず。
コムアイの時代は何回かライブを見ましたが、その頃の曲は(多分)今はやってないんですね。全く知らない曲ばかりでしたが、ボーカルの子の堂々としたパフォーマンス力にびっくり。MCも上手いし声も出てる。コミカルな曲が多い印象のカンパネラですがアーティストとして実は本当に凄い子なんじゃないか。
”エジソン”も聴けて満足。この曲が終わった後続々とお客さんが抜けていったのは気の毒でしたが、その客の流れてと共に会場を後にしました。
以上、簡潔ですが今年のライブアズマのレポです。
昨年以上に飲食ブース(特に地酒関連?)が多いように感じて、無料でいけるエリアもかなり広いので(というかライブエリア以外全部リストバンドいらない)フェスというより福島市の恒例イベントとして続いてほしい。
今年で羊文学が消化されてしまったので来年は来ないとは思いますが、なんやかんや毎年行きたいフェスになったかも。実家にすぐ帰れるし。
ミッドナイト公演でもないので上着を1枚持っていけば耐えれない寒さでもないし(ちなみに自分はヒートテック、ロンTに夕方以降上着を羽織る感じでちょうど良かった)この時期のフェスは快適でいいです。
翌日15日は雨も降って少し過酷そうでしたが。
しかしライブも良かったけどとにかくアルバム「Chilli Beans.」が良すぎてフェスが終わってからずっと聞いています。アルバムの曲も聞きたいし来年の武道館公演行こうかな、、
このバンドをしっかり聞くきっかけになったという点でも行った甲斐があった。