洋楽好きの独り言

気になったアーティスト、新譜なんでも書いていきます、、

Sonicmania 2023に行ってきました

8月18日(金)に開催されたSummer Sonicの前夜に行われるミッドナイトイベント、Sonicmaniaに行ってきました。

昨年に続いて2年連続2回目の参加です。

 

去年の同じで特に絶対みたい目当てがいたわけではないですが、サマソニでトリを務めるKendrick Lamarと親和性の高いアクトも多くて何気に楽しみでした。

 

 

この日は有給を使っていたので身体を休めつつ翌日のサマソニのことも考えて寝ておきたかった、、のですが興奮してほとんど寝れず。

トップバッターのPerfumeやイーロンマスクが来ていて話題となったGrimesをスルーしてThundercatに間に合うように会場に向かいます。

 

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夜ですが結構暑い。会場も去年以上に多くの人がいました。

電車が遅れていてスタートから間に合わず、途中からThundercatのステージであるマウンテンステージへ向かいます。

 

Thundercat

かなり頻繁に来日公演を行っている印象ですが何気に生でみるのは初めて。

前述の通りライブ途中から見たのでイマイチ自分のテンションがついていけなかったのですが、彼のファンキーなベースプレイに徐々に身体が動き出す。

聞き込みが足りずアルバム"Drunk"収録の曲しか分かりませんでしたが、唯一無二の彼のベースの”音”を生で体験できて感動。

バンドから醸し出されるのグルーヴも最高で気持ちよく踊れました、一番雰囲気に似合いそうなのはサマソニのビーチステージ(名前の通り海の見える砂浜の上のステージ)だと思うけど。

Tame Impalaとのコラボ曲"No More Lies"も彼のボーカル部分のみ披露。最後は"Tokyo"で大円満での締めでした。

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Thundercatが終わりようやく飲食が並ぶブースに来てみるとどこも長蛇の列。本当はお酒が欲しかったわけですが動線を潰す勢いで列が続いたので諦めて、まだ列がマシだったコーヒーを出す店に並ぶ(これも20分くらい待ったわけですが)。

しかしメッセ内でしかも夜だというのみかなり蒸し暑い。暑さと客の多さで何となく翌日からのサマソニ本編の予定変更を余儀なくされそうだと不安を覚えました。

ほんのちょっとATCQのALIの DJを見た後Flying Lotusへ。列に並びすぎてやはり途中からとなってしまいましたが。

 

 

Flying Lotus

かっこいいビートがかかっているなと思ったら早速聞こえてきたラマーをフィーチャーした"Never Catch Me"!その後もラマーの"Wesley's Theory"からのダンス調のビートに繋いでいき会場は大盛り上がり。ずっとミックスをしているわけではないですがどうやらライブはDJのように進行していくよう。

低音が身体の芯まで響いてくるほどなっていてどんどん彼のプレイに魅了されていきます。

気づいたらスペースのある前方の方に移動して踊っていました。後半のハウスタイムが最高でした。

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ラストはThundercatをゲストに加えて一緒にプレイ。

先程のThundercatのライブでもやっていた"Them Changes"をこちらでも演奏。さっき合唱を煽って反応がなかった反省からか(歌えずに申し訳ございませんでした)こっちでは全て歌っていましたね(ロータスは煽っていましたが笑)

思いのほか分かりやすい曲の多いDJプレイでしっかり踊らさせていただきました。

 

 

 

Iri

Flying Lotusが20分くらいオーバーしていたので急いでステージ移動してギリッギリ間に合いました。今年リリースされた最新作"PRIVATE"が個人的に邦楽アーティストの上半期ベストアルバムだったのでどうしても一目見ておきたかったのです。

PRIVATEからは"Session"、"STARLIGHT"、"Roll"を披露。"STARLIGHT"がインディーロックっぽいなと初めて聞いた時に思っていたのですが生バンドで聞けて感動。昔にサマソニで見て以来のライブでしたがパフォーマンス力は段違いに上がっていたと思う。

James Blakeに人が取られて誰もいなかったらどうしようかと思っていたとMCで語っていましたが、ステージには多くの人が集まっていました。

"摩天楼"や"Wonderland"など旧譜からの好きな曲も披露してくれて大満足のライブでした。10月のLIVE AZUMAで見るのも楽しみにしています。

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ここでようやくお酒を購入して、すぐにPunpeeが始まりました。忙しい。

 

Punpee

日本語のHIP HOPの中で一番好きと言っても過言ではないかもしれません。忘れもしない彼のライブを初めて見たフジロック2017。ほとんど予備知識なしで見たのですがOasisBeckなどの楽曲にのせてフリースタイルをしたりしてゆる〜く、それでいてフェスに来ているお客さんを沸かせている姿に完全に喰らってしまいました。

DJプレイは見たことがありますがライブは何とそれ以来、めちゃくちゃ楽しみにしていました。

昨年のEPの楽曲から挨拶がてらにライブがスタート、"Renaissance"では早速Linkin Parkの"numb"をサンプリングして盛り上げます。

HIP HOP50周年を記念してJackson 5やNasのトラックでフリースタイル

後半にはnujabaseや宇多田ヒカルの楽曲を使ってラップをして、短い時間ながらHIP HOPの楽しさを年代も、趣味嗜好の違う人たちでも全力で伝えてくれる素晴らしいライブだったように思います。それでいていい意味で緊張感とかもないからかっこいいんだよなこの人。

最後の"Hero"まさか聴けると思わなかったのでめちゃくちゃ嬉しかった。

翌19日からのサマソニでは彼の所属するクルー”Summit”が色々あってマリンステージのトップバッターで出演することになりました。間に合うかわからないけどこれは見たい。

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Mura Masa

Punpee終わりにマウンテンステージに向かったらちょうど"1 Night"が聞こえてきた。

彼のパフォーマンスはパーティーの最後に相応しいただただ楽しい多幸感あふれるライブでした。もちろんヒット曲もありますが、初見でも楽しめる明るい楽曲、歌唱力抜群すぎるゲストのボーカル、Mura Masaのドラミングプレイ、見応え十分です

アルバムは正直「Mura Masa」くらいしかしっかり聞いていなかったですが、踊りまくれる最高のライブでした。

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Mura Masaが終わり始発までLicaxxのDJを聞いて過ごそうかと思いましたが、姿を一目見ようとサカナクションのボーカル、Yamaguchi Ichiroのステージへ。

ほんのちょっとしか聞けなかったのですが、思ったより派手というか分かりやすい楽曲流すんだなって印象。それよりわざとなのか分かりませんが音が小さいのが気になった。

翌日のサマソニのために少しでも寝るため帰宅しました。

 

 

以上、ソニマニ2023のレポとなります。

サマーソニック2日間についても後日まとめさせて頂きますのでよろしければご覧いただけますと嬉しいです、

ソニマニは昨年と今年の2回しか行ったことがなく、昨年はコロナ禍というのもあっていまいち比較ができないわけではありますが飲食店の混雑(特に前半)により動線が完全になくなって詰まってしまっていたのは少し気なりましたね。

あと空調が聞いているのか分かりませんが昨年よりもだいぶ暑く、息苦しく感じました。

ですが皆ライブパフォーマンスが素晴らしく昨年を超える満足感でとても楽しめました。

メンツ次第ですがまた来年も行きたいですね。