洋楽好きの独り言

気になったアーティスト、新譜なんでも書いていきます、、

Summer Sonic 2023に行ってきました (DAY 1)

Summer Sonic 2023に行ってきました。

土日両日の参加です。

本記事では初日19日(土)のレポです。

 

 

前日18日の夜から翌朝にかけてサマソニと同会場(屋内のみ)で行われたソニックマニアにも参加していたので、

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2時間だけ家で仮眠をとってメインステージであるマリンステージのトップバッター、SUMMITを一目でも見れるように家を出たつもりでしたが、交通網であるバスの渋滞や、暑さ、人の多さにやられてサマソニ会場に着いたときは既にSUMMIT終了後(11時40分ごろ)、、

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厳しい暑さの年でも意外とサマソニの時期になると気候も過ごしやすくなる。というのが10年以上サマソニに通い続けている僕の認識でしたが、今年はそんなことは全くなくカンカン照り、、。

水分や熱中症対策は十分すぎるくらい持ってきたつもりでしたが、寝不足もあり二日間生き残れるか不安になりました。

物販に並んでblurのグッズが欲しかったのですが昼も過ぎていて完売。

翌日出演のラマーのパーカーとリアムのTシャツを買って、ようやく飯へ。

グッズを並んでいる間に今年一番話題になったであろうNewJeansは終わっていた

 

 

マリンステージのスタンドでPale Wavesを見ながら飯。

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彼らは初来日のサマソニ2018と翌年の2019でライブ観ました。

その頃はゴスっぽいファッションにキャッチーなメロディーをギターやシンセで乗せたインディーロックパンドで好みだったのですが2nd以降はポップパンク路線にシフトチェンジしましたね。ある意味野外が似合うバンドにはなったのかも。

しかし次のバンドのライブが始まっているというのにNewJeansのお客さんを捌ききれていない。クソ暑いマリンスタジアムの昼間にどれだけの人を集めたのか。

"Television Romance"をきけて満足。スタジアムを後にします。

 

ここでようやくビールを1杯購入しましたが、結果的にこれがこの日最後のアルコールとなりました。

 

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海がよく見える砂浜の上に設けられたビーチステージへ移動。

初日のビーチステージのアクトは星野源がセレクションしたアクトとなっていまして非常にセンスがよく、正直このステージだけでも1日楽しめそう。

 

トロール

自分の最初の目当てでした。

トロールズのライブを見るのは本当に昔に友達に誘われて何も知らないまま観にいった1回だけ。ですがその時のライブがカッコ良過ぎてCD借りて聞いていましたね。

3ピースながらしっかりグルーヴ感を出しつつ、それでいてゆるく踊れる音楽が気持ちよかったです。これぞビーチステージ!ここまで猛暑でなければお酒を飲みたかった気分でした。

長岡さんのギタープレイは緩急ついていて魅せ方がかっこいい。

一番好きな"Profile"はやりませんでしたが知っている曲も披露されて最初の目当てとして気持ちよかったです。

 

 

ビーチステージにあったかき氷屋で休憩。照りつける太陽の下、疲れた体を癒してくれます。

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この時に友達から「大丈夫?」というLINEが入っていて「?」と思いましたが、すぐに気づいてYAHOOを見てみるとトップニュースに「サマソニで100人超搬送」という記事が。

この件については後で話すとして、まあこの暑さなら無理はない。

 

UMI

同じくビーチステージのアクト。

飲み物買いに並んでいる間に始まってしまいました。まあ並びながらでも聴けるから別にいいですが。

彼女は5月に開催されたGreren Roomでもライブを見ましたが、その時のライブも良かったですし、もうちょっとビーチステージにいたかったこともありこのまま見ることに。

構成的になGreen Roomの時と似たようなセットでしたが、「UMI」という名前の通り海のすぐそばでのライブというのと(Green Roomだって海が見える環境ではありますが)、この猛暑という過酷な環境が逆にGreen Roomの時より心に来るものがありました。

前見た時も思いましたが、本当に楽しそうにライブをしてくれるミュージシャンは見ているこっちも嬉しくなってくる。多幸感が最大の中ラストソングの"whatever u like"。

一緒に大声で叫んで手を挙げて揺れて、エモーショナルな最高のライブでした。

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とにかくライブの合間合間、買える時に2本ずつ水分を買っていく。

絶え間なく汗が流れていくのでお腹がタプタプになるくらいでもちょうどいいのかもしれない。

サマソニはメッセの屋内ステージに逃げる手もありますが、この日の昼間に目当てがあまりいなかったこと、この気温ならまだ外にいれると判断したのでメッセには向かわず。

このままビーチに残るか迷ったのですが、TDCCを少し見ておきたいとのことでマリンステージへ。

 

Two Door Cinema Club

1stの頃から聞いていたバンドですが(最近のアルバムは全く聞き込んでいないですが、、)生で見るのは初。予習をしなくともキャッチーで踊れるのが彼らの魅力ですね。

ラストの15分くらいアリーナ後方で見ていましたが、"Sun"や"Something Good Can Work"など有名曲をきけて満足!めちゃくちゃ炎天下の中踊り狂いました。

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後からセットリスト見たら割と半分くらいはきけていたっぽい。

もうちょい早く向かってれば"What You Know"もきけていたのに、、

ライブ中僕より15〜20歳くらいは年齢が上だと思う大人の方がノリノリで踊っていてそれに釣られて周りも(自分も)一緒にノっていてフェスってこういうものだよなって少し感動。

 

 

ライブ後、流石に疲れがたまりビーチに戻ることは諦めて身体を休める場所を求めてマリンスタジアム内へ。

ライブが見れるスタンド席ではなく空いている日陰のスペースで休憩していましたが海風が流れてきて意外と涼しい。

そんなことしている間にSEKAI NO OWARIのライブが始まっていましたが、この後のヘッドライナーのためにここで身体を休む頃に専念。

マリンステージのアリーナは糖分の含む飲み物は持ち込めないので、水を買い込んでFOBBlurの流れを万全の体制で迎える。

FOBは前方アリーナの後ろ側で見ることに。

 

 

Fall Out Boy

ライブを見るのは3回目、ただ最後に見たパンクスプリングから既に8年以上の月日が流れています。もう洋楽聴き始めたばかりの時から好きなバンドで久しぶりのライブ本当に楽しみでした。

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今年リリースした新譜から1曲目"Love From The Other Side"からライブスタート。初っ端からパイロを上げ、巨大なバックモニターも使用してヘッドライナーのような派手さに笑ってしまう。大型フェスのヘッドライナーも経験してスタジアムを制するバンドになったことを1曲目から証明するスタイルかっこいい。

しかし自分が驚いたのはギタリストにジョーが復帰していたこと!今年1月にメンタルの問題でバンドから一時抜けていて新譜のPVにも参加していなかったのでまさかサマソニで見れるとは思っていなかった、、!どうやら6月から戻ってきていたようですが、本当におかえり!両サイドのスクリーンに、うろ覚えですが「ジョーおかえり!」的なボードを掲げていた女の子が映し出されてこっちも泣きそうになっちゃった。

定番の"The Phoenix"、”Sugar, We're Goin Down"と続きますがボーカルのパトリックの調子もなんだか絶好調FOBってライブ上手いイメージはなかった(近年はマシになりましたが)のですがキレッキレです。

髪型は謎ですがピートも大人になってからの方が控え目になって色気も増してかっこいい。

"A little Less~"、"Grand Theft Autumn〜"、"Thriller"など初期からのファンを泣かせに来るかのようなベストオブベストのようなセトリも素晴らしい!

個人的ライブのハイライトは"My songs Know~”からの"Thnks Fr Th Mmrs"でしたね。

"Thnks~"ラストサビのジョーのボーカル支える部分、聞けて泣きちゃいました。

最後は(恒例の?)"Saturday"でピートが客席に向かってフィニッシュ。

気温以上に熱いライブでした。終わってみると、あの曲やってないな って思いましたが決められた時間の中で最高のパフォーマンス、セットリストで大満足のライブ。汗だくになってしまいました笑

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FOB終了後アリーナ前方へ。

夜だというのにアリーナへ放水を行ってました。確かに日が完全に落ちた時間帯でもめちゃくちゃ暑い。予想以上の水の勢いに場所によっては結構濡れた人もいるでしょうか。近くにいたおじさんが切れていましたが、まぁ熱中症になるよりはいいんじゃね。

Blur開始までしばし待機、Blurのロゴのオブジェを見ていよいよ生Blurを見れるいい意味の緊張感が出てきました。

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Blur

定刻通り、いよいよ今年のサマソニのヘッドライナーBlurが登場。

グレアムのギターが鳴り響き新譜から"St. Charles Square"でライブ開幕。

サマソニ出演は2003年以来20年ぶり。最後の来日の武道館からもかなり時間が経っているのもあって待望のサマソニ出演。皆しっかり予習してライブに臨んでいるようで、これから披露される新譜からの楽曲も含めて自分の周りの人たちは皆反応していましたね。

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2曲目の"Popscene"で早速大盛り上がり!先程のFOB同様にボーカル、デーモンが絶好調!すごく声が通っていてよく出ている。ベースのアレックスは09年のリユニオンから比べるとかなり太ましくなり、アクションも控え目になりましたが短パン姿がキュート笑。

デイブは先月膝を怪我してフランスのフェス出演をキャンセル、ということもありましたが元気そう。何よりバンドの演奏のキレが6月のスペインのフェスに比べてだいぶ良くなっていました!

3曲目で早速披露された"Beetlebum"。グレアムのノイジーなギターが気持ちよかった。

"Trimm Trabb"は僕の大好きな曲。半音下げでしたがこちらもグレアムのキレッキレのギタープレイを見れて感動。09年のリユニオン時は強烈なマジックが掛かっていましたが、基本ライブバンドではないと思っていましたが撤回します。この時点でもう良すぎる。

"Coffee & TV"のグレアムの歌声もスペインの時よりかなり良くなっている。一緒に皆で歌って楽しかった。

続く"Country House"ではデーモンが客席に降りてきて盛り上げたり、"Parklife"では皆で大合唱したりここ最近見たライブでも一番アーティスト側とオーディエンス一体感があるように感じた。

"Girls & Boys"では何とデーモンが当時PVで着ていたFILAのジャージに着替えてきた!!

www.youtube.com

 

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デイヴが「あの曲」のドラミングスタート。もう皆わかっているはず、Whoohooとイントロ前から聞こえてくる。

"Song 2"のスタートです。これも他の会場でのライブでは演奏のミスが目立ちましたが、ばっちりと決まり最高の2分間を体験しました。

この曲終わりに会場を後にする人がちらほら。「ここまで見ておいてここで出るの!?」って思いましたが余計なお世話か?それだけ浸透している曲という裏返しでもあるが。

グレアムが一瞬"This is a Low"のイントロを弾きましたが始まったのは新譜から”The Heights"。この後に"This is a Low"が続きました。

"Tender"はイントロから皆大合唱。ここまでくるとライブも終盤と分かるわけですが暑さや疲れの影響もあるのでしょうか。まるで夢を見ているような景色で記憶が曖昧になってくる笑(レポになっていなくてすみません、、)座りながら弾くアレックスがかっこいい。

デーモンのギターの音が出ないトラブルなのか"The Narcissist"では他の3人がイントロを伸ばしてデーモンを助ける一幕も。

新譜から1stリリースだったこの曲は夏の夜空によく合う。涼しげで気持ちの良い演奏でした。

最後の最後、自分が一番大好きな曲です。ブラバンが今回のツアー同行していないのは知っていました。それでもやっぱり生で聞けて込み上げてくるものがある"The Universal"。

最後のアウトロで深くオーディエンスに感謝のお辞儀をするデーモン。こちらこそありがとうと言いたいです。永遠にこのアウトロが続いて欲しいって思っちゃったり。

終演後デーモンとグレアムがハグをしてサポートを含めた5人全員で並んで挨拶をする姿に感動。中学3年生の頃から好きだったBlurをようやく見れて感無量でございました。f:id:systemdamon:20230826225016j:image

 

 

終演後、急に身体の疲れがドッと来ました。全身なんだか痛い。アリーナを出るのに20分以上かかり、本当に今年は人が多いんだなと実感。裏でYOASOBIのライブしているんですがね。

タイムテーブルをみるとビーチステージのトリ、Jacob Collierが終わる時間だったのでビーチに行くのは諦めて帰路に着きます(この後Jacob Collierがだいぶ時間押していたことを知って大後悔。自分のバカ)。

明日も参加。しかも翌日は連れもいるので体調万全にしなくてはなりません。

しかし今日は一度もメッセに行かなかったな。去年の初日も1回もメッセのステージ見なかったけど行かないことはなかったし。

 

 

初日のレポートはここまでとなります。

よろしければ二日目のレポートも引き続きよろしくお願いします。

 

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