昨日2月3日、フジロック2023の第1弾発表がございました
今年の目玉であるヘッドライナー3組も第1弾で早速発表されました。
今年はFoo Fighters, LIZZO, The Strokes!
フーファイターズはフジロック2015ぶり8年ぶりの出演。昨年はドラマーのテイラーホンキス逝去という悲しいニュースもありましたが、昨年9月の彼のトリビュートライブでは超がつくほどの豪華ゲストやテイラーの息子さんとの"My Hero"の感動的なパフォーマンスが話題となりました。2023年はまだUSでのライブやドイツのフェス出演くらいしかライブ予定が入っていなかった様ですが満を辞してフジロックの舞台に戻ってきます
そしてThe Strokesは幻となったフジロック2020年(コロナ禍で中止)でヘッドライナー予定でしたのでようやく苗場の舞台で見れることになりました!
フジロック出演も2006年ぶりです!
2020年にリリースされた現時点での最新作"The New Abnormal"はその年にリリースされたアルバの中でもトップで入るレベルで好きだった。
ここ最近はあまり聞いていなかったんですけど、自分が中高生のころ大好きで聞いていたので久々に聞き直してみます。
個人的に一番驚いたのはLIZZO。海外のフェスではヘッドライナーとして数多くのフェスに出演していますし格としては申し分なさすぎるのですが、初来日で彼女の日本での人気や知名度が未知数の中フジロックでヘッドライナーで呼ぶのは正直意外だった。
ごめんなさい、アルバム何回か聴きはしましたがそんなに詳しくないので聞き直しておきます。ただ、彼女のライブは生でみたら曲を知らなくても絶対楽しめると思う!
昨年のCoachellaでヘッドライナーで出演したHarry Stylesのゲストで参加した彼女とのライブ映像を当時見ましたが、見た目通り歌もめちゃくちゃ上手いしエンターテイメントなショーとして面白そう。
苗場をダンスフロアに変えてくれることでしょう。
↓は別のライブでの映像ですがやはり力強い。
さて、ヘッドライナー以外で気になったのは"Denzel Curry"と"Sudan Archives"。
どちらも僕の2022年ベストアルバム30に入れさせていただきました。
まぁ僕の評価なんてのはどうでもいいですがSudan ArchivesはPitchforkの2022ベストアルバムでも2位ですし、それぞれ新譜が音楽ファンの中で高評価を得たのは間違いない。
そんなホットなアーティストのライブを見れるのは楽しみでしょうがないです。
さらに昨年のアルバムが良かったアーティストで、Black Midi、Yard Actなど若い世代のUKロックバンドが苗場でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか期待です。
同じUKからLewis Capaldi。彼は本国ではヘッドライナーを務めるほどの人気SSWであり、Lizzoと共によく呼べたなと驚いたアクト。
G. LOVE & DONAVON FRANKENREITERは今回特別なセットでのライブとのこと。苗場の大自然の中で聞いたら絶対気持ち良さそう。Gogo penguinも2020のリベンジ組ですね。
せっかくなら所属レーベル(だった)、「ゴンドワナ・レコーズ」の他のアーティストも呼んでくれないかなって思ったんですが、彼らはすでに抜けていたんですね、、
他にAnderson .PaakとKnxwledgeのユニット、NxWorriesやSlowdive、Ginger Rootも気になるアクトですね。
まだ第2弾や日割りが出ないとなんとも言えないですが、今年も1日以上は参加するかと思います。さらなる追加に期待です!!
そんなフジロックより1週間早く第1弾アーティストを発表したSUMMER SONIC。
もっと早く記事書きたかったのですが、仕事が忙しくこのタイミングになってしまいました、、
ヘッドライナーは第1弾発表前より先行して発表されましたが
BlurとKendrick Lamar。”ヘッドライナーが豪華すぎる”という話題がニュースになってしまうほどには豪華だと思う。
Blurは2003年ぶりのサマソニヘッドライナー。その時はギタリストのグレアムは脱退中でしたので、フルメンバーでのサマソニ出演は初です!
今年に入ってUKのWembley Stadiumでのライブを初めてとするヨーロッパツアーが発表されていましたが、まさかこのタイミングで日本でも見れることになるとは!
自分が中学生の頃、一時期Blurしか聞いていなかった時期があるほど昔っからファンでした。
"The Universal"を生で聞いたら泣いちゃうかもしれない。2009年のハイドパークやグラストンベリーの公演は当時よく見ていました。
そしてKendrick Lamarはフジロック2018年での大雨の中伝説的なパフォーマンスも記憶に新しいでしょう。自分もその場にいましたが、今まで見てきたライブの中でもトップに入るパフォーマンスでした。
新譜"Mr. Morale & the Big Steppers"を引っ提げて幕張に正に王の帰還です。必見。
・フジロック2018出演の際の写真
他のアクトではなんといっても昨年の映画公開(下記記事参照)や新譜のリリースにソロ活動以降全く勢いが衰えないLiam Gallagher。
3月には5年ぶりの新譜をドロップするFall Out Boy。(ギタリスト、ジョーのツアー不参加は残念ですが)
こちらもヘッドライナーにも十分になり得る豪華アクトですね。
昨年のリベンジを果たすべくYOASOBI、INHALERの再出演も熱いです。INHALERは新譜を引っ提げての来日となりますね。
今英国内で期待の新人と名高いFLOのラインナップは、流石期待のニューカマーを多く呼ぶサマソニらしいアクトといったところ。
1Dメンバーとしては初のサマソニ出演になるNIALL HORANやThundercatも気になるところ。
サマソニはすでに先行販売を行っています。
トリの発表で今年も二日間行くことが決定していたので早速二日チケット押さえました。
チケット詳細はサマソニHPをご確認ください。
両フェスのラインナップ発表で俄然夏が楽しみになってきますね!
今後の追加アクトにも期待して待ちたいと思います!
ここ最近はフェスのラインナップ発表が洋楽好きにとって大きな話題でしたが、1月リリースの新譜結構良さげなものが多かったのでここで軽く紹介。
まずはアトランタ出身のラッパー、Lil Yachtyの新譜"Let's Start Here"
音楽ファンの中でめちゃくちゃ話題になっていたので、特に彼のファンというわけではなかったのですが試しに聞いてみました。
内容はラップ+ドリームポップ+(最近のTame Impala的な)サイケデリックロックという
意欲作で、しかもアルバムクオリティーも高く確かに話題に上がるだけあるなと。
思えば彼はTame Impalaの楽曲のリミックスとか前からやっていましたね。
このアルバムはUSのシンガーAlex GやMGMTのメンバーも参加しているとのこと。
しかしTame ImpalaってRihanna、Travis Scottoなどロック以外のミュージシャンにも影響与えていてすごい、、
このアルバムのWikipedia海外版を見るとジャンルは"Psychedelic rock"としか書いていなかったですが、ロック好きにお勧めできるラッパーのアルバムでした。
後はロンドン出身のプロデューサーSG Lewisの新譜"AudioLust & HigherLove"は豪華な客演を呼んで都会的なシンセポップ、エレクトロサウンドでカッコ良かった。
"Jungle (バンドです)"や"Sault"とかUKはなんというかクラブ的なディスコ、R&Bバンドシーンが強い気がする。
邦楽からはカネコアヤノの2年ぶりの新譜"タオルケットは穏やかな"が良かった。
彼女のアルバムの中でも最も聴きやすい気がする。
最後に、今日本でも話題沸騰中のロックバンド、マネスキンの新譜"RUSH!"
ずっと音源で聴きたかった"GASOLINE"(この曲は昨年ウクライナ支援のチャリティーで楽曲の一部公開されていましたが)がついに聴けて満足。
ノリやすくてキャッチーなメロディーは健在、むしろ前のアルバムより強くなっている印象。
昨年はサマソニをはじめ世界中を忙しく回っていたにも関わらず、ここまでのクオリティーを作り上げるのは流石。本人たちも空いた時間でのレコーディングも楽しんで行っていた様ですが。
強いていうなら、「同じテンポの曲が続くな〜」って印象はありましたがどの曲もキャッチーでなのであまり気になりません。
1月特に良かったアルバムは下の5枚
The Arcs - Electrophonic Chronic (別記事で紹介します↓)
Lil Yachty - Let's Start Here
カネコアヤノ - タオルケットは穏やかな
SG Lewis - AudioLust & HigherLove
Margo Price - Stra