洋楽好きの独り言

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girl in redのライブに行ってきました

2023年1月26日(木)

恵比寿リキッドルームで行われたノルウェー出身のSSW、girl in redの初来日公演に行ってきました。

 

ジャンルはインディーポップ、ベッドルームミュージックに括られる彼女で、実際曲は派手さがなく聞いてていて心地の良いメロディーが売りですが、ライブではパンクロックさながら熱いパフォーマンスが魅力できな彼女。

昨年のアメリカ最大級のフェス、CoachellaやUKのGlastonburyに出演した際の動画を見ましたが映像からも熱気が感じられるほどの圧巻のステージングで生で見る機会をめちゃくちゃ楽しみにしていました。

www.youtube.com

 

僕が彼女のファンになったのは2021年リリースアルバム「If I Could Make It Go Quiet」からでしたが2017年にリリースしたEPから早速世界中で高く評価されていました。

とにかく今自分が一番生で見たかったアーティストで、昨年のサマソニ後の「来年みたいアーティスト」アンケートにも名前書いた気がする。

 

 

この日は有給を取っていたので、しっかりと身体を休めて会場の18時前くらいに会場入り。

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この時点でかなりお客さんが入っていて(チケットは既に売り切れていました)しかも若い人が多く洋楽の人気がまた徐々に復活してきているなと感じながらスタートを待ちました。

 

 

19時をまわった頃、アルバム収録曲の"You Stupid Bitch"よりライブがスタート。

疾走感あふれる曲に早速会場のボルテージは最高潮でモッシュや歓声がすごかった笑。

次の"Body And Mind"でも一緒に歌うオーディエンスが多く、何だか海外でライブを見ている様自分だけでなくここにいる大勢の人が彼女の来日を心待ちにしていたんだろうと感じました。

彼女の最初にEPに収録されている代表曲"Girls"も序盤に投下!

オーディエンスも一緒に歌ったり大歓声で応えていて外は大寒波(前日の大阪会場では雪の影響で物販などが届かなかったとか)にも関わらず会場全体の熱気にもう汗かいてくる笑

現在Youtubeの再生回数9千万回を超える人気曲、"We Fell in Love in October"、アルバムから"I'll Call You Mine"とある程度落ち着いた曲でも会場の熱は冷めやらぬどころかどんどんヒートアップしていきます。

girl in redことマリーもめちゃくちゃ動き回っていますが歌も安定していて、バンドもサポート5人も加えた大所帯で上手い。ギターもうちょっと音大きくても良いとは思ったけど。

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アルバム1曲目の"Serotonin"、彼女の曲の中でも最もロックナンバーだと思う"Bad Idea!"は中盤〜後半にかけての盛り上がりのピーク。"Serotonin"のイントロで大歓声が上がり、モッシュピットでライブを見ていましたが人の圧迫が凄かった!

"Bad Idea!"ではマリーが客席まできて盛り上げます。

 

個人的に一番好きな曲かもしれない"Dead Girl In The Pool"も後半にしっかりやってくれて飛び跳ねて盛り上がった笑

 

ライブのラストはデビュー曲でもある"I wanna Be Your Girlfriend"

↑のライブ映像の通り、後半会場にダイブしてもみくしゃになっていましたが笑、最後のアウトロで客席に水をぶちまけてお客さんもバンドもこれ以上ないくらいの大盛り上がり!

まだアルバム1枚とEP数枚で曲数の少ない彼女。約70分ほどのライブは一瞬に感じるほどの夢の時間でした。

 

 

Youtubeでどの海外フェスに出演した時の映像を見ても、安定したライブパフォーマンスを見せていたので「彼女のライブがいい事」自体は初めて見るにも関わらず分かってはいたのですが期待を大きく超えるライブでした。

客の煽りもMCも堂々としていて自分よりも若い世代なのにライブ慣れしているのが分かりました。曲ごとにMCを挟み、初めての東京でのライブもお客さんと密にコンタクトを取って(お客さんからの問いかけに応えたり、プレゼントを受け取ったり!)いてライブを本当に楽しんでいて嬉しくなりました!

英語でのMCが10%くらいしか理解できない自分の語学力が恨めしかったですが、、

 

東京公演後、すぐにオーストラリアのライブのため日本を経たなくては行けないと言っていましたが夏フェスでも単独公演でも、またすぐに再来日してくれることを期待します!

超がつくほどのライブバンドである彼女が日本のフェスに出演すれば日本でも人気爆発するはず!

前述しましたが客層も若く(Z世代と言うべきか)、チケットは完売、オーディエンスも一緒に歌っていて昨今の若者の洋楽離れとは?と思うほどエネルギーにあふれるライブだったと思います。

モッシュや声出しもコロナ前のライブハウスを思い出して楽しかった(ちょうどこの日政府からも、「イベントの収容規制の実質上の解除(満席声出し可能)」が発表されましたね)。

 

 

 

個人的に、ここ最近仕事でのストレスで体調を崩したり予定していたライブに行けなかったり、年明けてからいい事が全くなかったんですがそんなモヤモヤした気持ちを消し去るようなただただ楽しく元気をもらえるパフォーマンスを見れて本当にこのアーティストが好きで良かったと感じました。

 

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