洋楽好きの独り言

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Billboard LIVE TOKYOで竹内アンナのライブに行ってきた (2024/3/1)

3/1よりビルボードライブツアー開催中のNY生まれのシンガーソングライター、竹内アンナのライブに行ってきました。

彼女のことを当ブログで紹介したこと、多分なかったかと思いますが実はデビュー年から好きでした。

前の仕事で携わった番組に彼女が出た事で初めて知ったのですが、当時リリースされたばかりの新曲"20 TWENTY"が最高にかっこよくて、可愛くて。一発でファンになりました。

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曲がいいのはもちろんなんですけど、彼女演奏がめちゃくちゃうまいんですよ。

ルーパーを使ってたった一人でライブをする映像が公式で出てるんですが、全くズレもなくサウンドを同時に全てコントロールしていて、もう天才と言う他ない。

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ただ、あまりフェスに出てるイメージもなく音源は出ればチェックしていましたがライブに行くのは初めて。

今回は「パジャマで海なんかいかない」というバンドをサポートに携えたビルボード特別編成ということで、人生で3回目(TOKYOは2回目)のビルボードライブへ。

 

 

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開演前30分前に会場入り、相変わらずお洒落な会場でチェックインを済ませる。

完売はしていなかったかと思いますが、そこそこ席は埋まっているように見える。

しかし年齢層が高い。というかおじさんが多い。

98年生まれの彼女は自分よりも年下なんで、自分だってそんな若い年代ではないと思いますがそれにしても多い。単にその年代のファンが多いのか、会場がビルボードってことなのか、アイドル的な人気があるのか、初めて単独にいった自分は分かりませんが。

 

21:00ちょうど、バックバンドの「パジャマで海なんかいかない」のメンバーが先に登場してライブスタート。

このバンド、全くノーチェックだったし、なんなら最初はソロライブで彼女のソロをじっくり堪能したかったなって思ったりもしたんですが、最初のイントロでその考えが本当に愚かだったと思わされる。

イントロのジャムセッションビルボードの会場に合致したネオソウルな雰囲気で一気に心をつかまされた。

その演奏の中、竹内アンナの登場。お客さんも過去に来たビルボードライブに比べてノリが良さそうな印象。

全体的にポップな曲の多い彼女の楽曲がバックバンドの演奏でジャジーR&B風にアレンジされつつ、原曲から大幅に変わっているわけでもないので聞いていて本当気持ちい。

ビルボードなんで座ってはいましたが、足は動かして踊っていましたよ笑。

 

正直やらないと思っていた、彼女と出会った一番好きな曲"-20-TWENTY"も3曲目に早速披露。歓声上げそうになった。今はまた考え方や評価は変わりましたが、当時はただただ嫌でしょうがなかった前の仕事の時の事とかふと思い出して少し泣きそうになった。

 

昨年リリースされたEP「at FIVE」から"WILD&FREE"。

このEPリリースされているの知らなくて、ライブ前日に急いで聞いたんですが、

明るい曲ですがライブだと更に盛り上がってライブ映えしていました。

キーボードの方のソロも最高。

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そういやこの曲のPV、チャイナ風の衣装になるシーンがございますが本日のライブ衣装もチャイナドレスっぽくて可愛かった。

 

パジャマで海なんか行かないの楽曲を一緒に披露する一幕も。

演奏が超絶上手くて最高なのは今まで見てきて分かったのですが、ボーカルChloeさんもめちゃくちゃ上手い。

いや本当にHiatus KaiyoteやNoya Raoのようなフューチャーソウルの音で好み。

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今回のライブは自分がフィジカル盤を買って昔聴き込んでいた1stアルバムからの選曲も多くて"Tokyo Night"は特に前半部分がソウルなアレンジが会場に合ったモダンな雰囲気で最高でした。

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今月リリース予定の3rdアルバムからも2曲披露。

新譜が楽しみになる良い曲でした。新曲とは思えない会場の盛り上がりから

彼女の代表曲"Free! Free! Free!"、"I My Me Myself"でライブの山場を迎えます。

"I My Me Myself"での各パートのソロ本当に最高でしたね。

ベーシストはThundercatのような音でした。

 

最後は"RIDE ON WEEKEND"で大団円で締め。

かと思ったらまさかのアンコール!ビルボードだから勝手にないのかと思っていた笑

 

アンコール前のMCではデビュー年の2018年にビルボードTOKYOにMamas Gunを見に来たと語っていました。(去年Green Roomに来ていましたよね、いったけど見ていないorz)

その後にMamas Gunのアンディーと一緒に曲を作ることになり、ぜひビルボードで演奏したかったと言う"Striking gold"で締め。

この曲にそんな経緯が合ったとは知らず、まさかのストーリーで感動。

最後はステージ裏のカーテンが開かれ六本木の夜景と共に演奏で最高でした。

90分間がっつりやってくれました。

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1週間前に行くことを決めたライブでしたが、本当に良かったです。

確かに彼女自身のソロパートはそんなになかった気がしますが、特別なアレンジで「パジャマで海なんかいかない」という素晴らしいバンドも知れたし行って良かった。

本当はスタンディングで踊りたくなるアレンジでしたが、竹内アンナのMCからビルボードの舞台に立ちたかったという思いが伝わってきたし、実際にビルボードからコラボに繋がったという"Striking gold"の演奏は特別な魔法がかかっていたように思う。

アンコール前、一度捌ける時は何度もお客さんへ感謝を伝えていて、見てるこちらもくるものがあった。

 

とはいえ今度はスタンディングで聴きたいわけですが、ビルボードライブまだ大阪と横浜公演が残っています。

横浜公演、これはまた行きそうだ、、!

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最高のライブの後、グッズ売り場に1枚だけバイナルありましたので購入してきました。

昨年リリースされたEP 「at FIVE」。

ライブでも披露されたパジャマで海なんかいかないをフィーチャーした"生活"収録。

この曲、前日に予習の際に聞いた時「今こんなジャズな曲作っているのか」と驚きましたがそういうことだったのですね。本当好き。

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