サマーソニック、フジロック2024の第1弾ラインナップがそれぞれ発表されました。
まずは今週発表されたばかりのサマーソニックから。
メインステージのヘッドライナーはイタリアからの期待の新星Maneskin、メタルコアというジャンルから更に進化を遂げているBring Me The Horizon。
他にAuroraやMajor Lazer、One Republicが2nd、3rdステージのトリ候補でしょうか。
マネスキンは前回2022年に同じくサマソニに出演した時に見ましたが、当時初来日にも関わらず臆せず巨大な野球場のステージを我が物にしていたパフォーマンスが印象的でそれ以降一気に日本でも人気に火がついた気がします。
当時のレポート
昨年末には有明アリーナといった大きな会場で単独公演を行い、今年もドイツのRock Am Ringといった大型フェスのヘッドを務める彼らが、今度はマリンステージ(サマソニのメインステージ)のヘッドライナーに大抜擢!
前回の出演の時とは違い、すっかり日本での人気も名声も手にした彼らが夜のマリンでどのようなステージングを見せてくれるのか、必見です。
一方のヘッドライナーBMTH。生で見たことも、過去アルバムを全て聞いているわけでもなく詳しくないのですが前回出演したサマソニ2019ではマウンテンステージ(サマソニの2ndステージ)のトリでBabymetalとのコラボも話題になっていました。
既に彼らは欧州ではヘッドライナー級のバンドですのでサマソニのヘッドライナーとして満を辞しての登場。
彼らも昨年彼ら自身がキュレーションしたフェス「NEX_FEST」でのステージングが高評価だったみたいで。メタルバンドがマリンのトリを務めるのはかなり久しぶりなのでは?
ヘッドライナー2組ともロックバンド(世代は結構若めではありますが)、しかもファン層が被りそうなところを持ってくるのは予想外でした。
ここ最近の傾向として一方はポップアーティストやラッパーになるかと思っていたので。
今年も邦楽のアーティストがメインのトリ前やマウンテンステージのトリを務めることになることになるかと思いますが、メインステージ以外にも色々な選択肢がしやすいようにステージ割を組んでほしいです。
正直今のところ絶対これは見たい!ってほどのアーティストはいないのですが、自分が気になるのはラインナップのポスターの小文字表記のアーティスト。
Laufey
Pinkpantheress
Yves Tumor
全て昨年の個人的ベストアルバムに挙げさせていただいたアーティストです。
Yves Tumorは昨年のフジロックでも見ましたがまさか2年連続でフェスに来てくれるとは!
奇抜な衣装と多少おちゃらけたステージングながらハードロックのようなドラマチックな演奏がかっこよくてサマソニの舞台でも是非見たいですね。
Jon Batisteは小文字扱いはちょっと意外。グラミー受賞ジャズアーティストのライブは単純に楽しみ。どこのステージになるのか。絶対に楽しいはず。
Belle & Sebastianは昔から知っていますが、そこまで熱心に聞いていなかったのでこれを機に予習してライブに臨みたいですね。全体的に若い年齢のアーティストが目立つラインナップの中でも少し異質な存在ですが、結構楽しみですよ。
BleachersやTylaといった今年注目の新譜をリリースするアーティストを呼べたのもグッド。
Tylaに関しては、過去のJorja SmithやDua Lipaのように今後大スターになる前の貴重な来日公演になる気がする。
そしてNothing But Thieves!コンスタントに良作なアルバムをリリースしている彼らですが(特に3rd Moral Panicがお気に入り)ずっと生で見たかったので地味に嬉しいです。
割と第1弾で被りが心配になる位には見たいアーティストが多かったので全体的には満足でした。まぁその中でも1組くらいこれは何がなんでも絶対に見たい!って思えるのが来てくれたら最高ではありますが。第2弾以降にも引き続き期待します。
あとサマソニの前日にやるソニックマニアね。こっちはまだ開催発表もまだですけどほぼほぼUnderworldは内定しているようなものだし笑、、
発表を楽しみに待っています。
一方先んじて発表されていたフジロック2024
ヘッドライナーまだ1組しか発表されていません。
ドイツの産んだテクノ界のレジェンドKraftwerk。ノエルはどうした!!??
クラフトワークは流石に予想できません。苗場でクラフトワークのステージはどんな感じになるのか想像つきませんが最近のライブでのビジュアル演出は次世代的なものになっているみたいで意外と大自然の中でハマるかも。
ラインナップが発表された時、X(旧Twitter)では「地味」という感想が多かったようですが地味というか弱い、、
いや、個々で見れば好きなアーティストはいます。
というかGirl In Redはサマソニ第1弾のアーティストを含めても一番見たい。
昨年のライブ最高でしたし。
ポスターの文字の位置からおそらくグリーンステージ(フジロックのメインステージ)のトリ前かホワイトステージ(2ndステージ)のトリだと思われますがめちゃくちゃ高待遇に感じる。まだ陽が落ちる前のホワイトステージとかで彼女のエネルギッシュなライブ見たいんですがね。
同じくTurnstileもかなりいい位置。
彼らは2021年リリースのアルバム「Glow On」がめちゃくちゃ評価が高く自分も一時期よく聞いていました。最新鋭の革新的なハードコアバンド、苗場で爆音で聴くのはかなり気持ち良さそう。
他にもYin YinやFloating Pointsはフジらしいラインナップで気になるところ。
それからなんといってもデビューアルバムが早速UKチャート1位でバイナル盤のセールスの記録を打ち出しているThe Last Dinner Party。サマソニかフジ絶対どちらか呼ぶだろうなとは思っていましたがフジが手にしましたね。今飛ぶ鳥を落とす勢いの彼女たちの初来日は見逃せません。
とまあ他にも気になるアクトはいますしフジロックも見たいアーティスト自体は多くいるんです。ただ単純に第1弾の数が少ないのと、中文字以上のメインのアクトが例年に比べて弱いのが気になっただけで。
行けば間違いなく楽しいし今年ももちろんどれか行くことになるかと思いますが3日連続はどうかな、、
せっかく今年は通しで行こうと考えていたんだけどな。来年はもしかしたら転職活動とかしてるかもしれないし。
以上、フジロック、サマソニの第1弾の個人的な感想と気になるアーティストでした。
両フェスとも今後の追加発表楽しみにしています!
全然関係ないけど、突然スラッシュメタルの雄、Slayerの再結成が発表されましたね。
俗に言う「スラッシュメタル四天王」では唯一まともにアルバムも聞いていないのが実はSlayerなんですけども、、恥ずかしながら。
今年のサマソニのトリ二組がロック(しかもハードロックだったりラウド系の)なんだしラウパやらないんだったらサマソニあたりに来日どうでしょうか?
せっかくならメタル系のアクト増やしてほしい。
昔サマソニで見たMegadeth最高だったし、最近はメタル枠少なくなっちゃったけど。