会社の金で台湾に行ってきました。
約5年ぶりの海外。1日自由行動一人で台湾のレコ屋に行ってきたので紹介。
①誠品音楽
誠品書店という台湾の大型書店チェーンに入っているレコード,CDを扱う日本でいうタワレコやHMVに近かった。けど結構中古レコードも多く売っていました。
最初に行った店ということもあり悩みに悩んで1時間半くらい滞在していた気がする。
思ったより高め(日本より全体的に高い気がしました)だったので購入する商品はなかなか日本では買えない物に限定しようと色々調べながら吟味していました。
購入したのはBlack Sabbathの大名盤「Paranoid」と「Master Of Reality」。
あとケミカルブラザーズの新譜の台湾盤と来日も決定したので、なんとなくロッドスチュワートのレコード(中古)。
台湾でも日本の音楽は人気のようでJapaneseという一つのジャンルでかなりの量売られていました。
あと中古は日本から入ってきているものが多かった印象。
②三創黑膠
三創生活園區っていう家電屋?の中に入っていたレコード屋。
オーディオエリアの一角というような小さなスペースではありましたが、新譜から名盤まで、ジャンルも問わず色々な種類のレコードを取り扱っていた。
全体的に値段が高かったので何も買いませんでしたが、、
昭和レトロっぽいコーナーがあって海を超えて日本の音楽が評価されているんだなと感じた。
③Vinyl Decision 黒膠咖啡
店名を完全に失念してしまい、今の今までググっていました。
google mapで「レコード屋」と検索して出てきたので行っては見ましたが、中身は完全にロック、Jazz 喫茶といった感じ。
渋い白人の旦那がオーナーを務める店内はレコードでびっしり。
好きな人はいるだけで楽しくなる。自由に見て写真をとっていいとのことだったので色々漁りました。色々なジャンルを揃えていますがクラシックロックは特に多いように感じた。
レコードには一応値段は書いてあるので売ってもいるようですが、割高でそもそも売るように置いてあるものではなさそう。
リクエストでNeil Youngの1stアルバム「Neil Young」をかけてといったら快くOKしてくれて!好きなレコードをこんな最高な場所で、いい音響で聞く幸せったらない。
コーヒーもおかわりして堪能しました!
最後に拙い英語でリクエストに応えてくれてありがとうと伝えると、来週日本のローカルの音楽イベントに遊びに行くんだとか。日本を楽しんでほしいです。
④WAITING ROOM
台湾のロックバンドの方が経営しているレコードショップだとか。
少し駅から離れた路地にポツンとあった隠れ家的な店でした。
決して大きくない店内に店員さん一人。少し入りにくい感じもありましたが勇気を振り絞って入店。Japaneseや洋楽アーティストのレコードやCDも売られていましたがあまり量は多くない。結構マニアックなレコードがあって個人的には良かったですが。
他に雑貨や本(日本のものも結構あり)、アパレルなどもあってかなりシャレオツ。
せっかく来たんだからと店員さんに台湾のアーティストのおすすめを聞いてみる。
自分の好みのジャンルを教えたらとっても丁寧に色々なアーティストを教えて聞かせてくれました!
日本でも有名な、落日飛車(sunset rollercoaster)のメンバーのソロ?かどうかは分からないけど別プロジェクトのCD。店員さんがDinosaur Jr.のようだよと言っていましたが確かにガレージ、オルタナロックでかっこいい。
他にも今キテいるサイケデリックバンドを聞かせていただいたり(バンド名メモっとくの忘れた、バカやらかしました)自分が手に取ったCD、レコードを一つ一つ聞かせてもらう。
その中で一番自分が気に入った「9m88」というアーティストのレコード2枚を購入。
2年間NYでジャズを学んできたアーティストのことで、確かにジャズっぽいアプローチのある心地の良いネオソウルだった。
1stアルバムは台湾のミュージシャンのみでリリースされたアルバム、一点2ndはインターナショナルな各国のミュージシャンが参加した作品らしく日本からはMitsu the Beatsが関わっている。
店員さん曰くちょうど10月に日本でライブしていたんだとか(後から調べたらまさかの自分の行っていたLive Azumaに出演していたそう、、、、、)。
ちょっと高かったですが、日本に帰ってきたらどうせ購入しなさそうだし店員さんも気さくで本当にいい人だったし思いっきて購入しました。
今度台湾に遊びに行く機会がったら、もうちょっと台湾のミュージシャンを勉強してもう一度この店に行きたい!!
以上、自分が台湾で訪問したレコ屋でした。
その後は台湾のランドマーク101にも行ったりしましたが正直台湾旅行っぽいことは一切していないし行動パターンはほとんど日本にいる時と変わらなかった笑
台湾の三越前でやっていた和太鼓のイベント。
日本でやっていてもスルーしそうだけど、なかなか熱いパフォーマンスに魅入ってた。
今度は個人旅行で台湾の観光をしっかりしつつ、またレコ屋巡りしたい。
とにかく9m88が良すぎて今台湾ミュージシャンがマイブーム。
会社の台湾人の先輩におすすめを教えてもらったり、自分で探した最近よく聞いている台湾ミュージシャンを少しだけ紹介。
壞特?te
読み方がわかりません。
が、調べたらどうやらホワイトと発音するそう。
アジア離れしたオーガニックな独特な雰囲気の彼女。めっちゃチル。
LÜCY
羊文学とのコラボで知ったSSW。
USインディー好きならハマりそうなローファイなポップサウンドが素敵。
ここからは全く台湾関係ないですが、The Beatlesのまさかの新曲「Now And Then」が急遽リリースされましたね。
AIの技術でジョンレノンの死去数年前に録音された雑音の多い音源をボーカル部分のみ分離させて再度レコーディングさせたという、かがくの力ってすげーと言いたくなるような現代の技術で見事に完成されました。
特別ビートルズに思い入れのない自分ですが、早速レコード買ってきてしまいました。
渋谷のタワレコ、確かにいつでも賑わっている印象ですが今日ほどレジが混んでいたのは見たことなかったな。
ちなみに台湾で買ったサバスのレコードも普通に置いてあってなんとも言えない気持ちに笑、、まぁ中古だったし値段もほぼ変わらなかったけど、、