コロナが始まった頃からか?本当に最近は暗いニュースが多い。
その中でも今日は特に、、、
朝から虚無感がすごい1日でした。
GWが終わってから非常に仕事が忙しく先週金曜や今週の月曜は半日以上を仕事に費やしていました。GW休み明けの忙しさのピークは何とか解消されてはきましたが依然として仕事がいつ一段落着くか読めない現状でございます。
GWの休みも国内の悲しみ、落胆も何のその、海外から仕事のメールは大量にやってきます。
そんなピークシーズンでも昨日5月10日は無理矢理定時で上がり(定時で上がれるように会社に朝一番で行きましたが)新宿のレコ屋にあるものを買いに行きました。
邦楽のロックバンド、羊文学のメジャーデビューアルバム「Powers」のレコード再販日。
去年のフジロックを機にこのバンドにめちゃくちゃハマったのですが、彼女らのディスコグラフィーの中でもこのアルバムは傑作だと思う。先月「our hope」という新譜を発表しましたが個人的にはPowersのが好き。
このアルバムは後半にシングルカットされたキャッチーな曲が多く収録されているのですが、
前半のシューゲイザーっぽい歪んだ音にのせたボーカル、塩塚モエカのバンド名そのまま文学的なリリックがたまりません。
何としてもバイナルで欲しかったのですがヤフオクやメルカリなどでは1万円超えで取引されている希少で出回っていないバイナルでしたので、何としても再販の今回の機会に入手しておきたかったのです。
会社をダッシュで飛び出して新宿のレコード屋で何とか在庫が余っていて購入できました。
最近は好きなアルバムはレコードで集めたくなりますね。
邦楽、洋楽問わずロック(というかバンド)が多めかもしれません。
一生大事にします。
そしてついでに新宿のタワーレコードに寄ったのですがめちゃくちゃ規模が縮小されていて驚いた。
行ったことある方は分かると思うのですが2019年よりタワレコ新宿ではバイナル専門のフロアが新設されていて、かなり広いスペースに新旧邦洋様々なレコードがあり見ているだけでも楽しかったのですがそこのブースが完全に撤退。
邦楽で1フロア、洋楽、アニメ、ちょっとレコードで1フロアの合計2フロアのみとなっていました。レコードのエリアがなくなったのはかなりショック。新宿に行った時の楽しみだったので。
今の新宿タワレコのレコード量なら下手したら秋葉原店に劣るかも。
調べたら去年の10月くらいには既に無くなっていたらしいのですが、新宿でちゃんと買い物する機会がなかったからか(最近はレコードを買いに行くのは渋谷ばかりだった)全く気づかなかった、、
サブスクでみんな音楽を聞くようになった昨今でもレコードの売り上げが全体的に伸びているなんて聞きますが、大都市東京の中心地、新宿でこれだと他のレコード屋も心配になる、、
昨年は主に中古レコード、CDを取り扱っていたレコファンという渋谷のショップも閉店してしまいましたね。
ネットで簡単にどこにいても購入できるのは楽だし実際に田舎に暮らしていた高校生までは本当に助かりましたが、店頭での思わぬ発見やジャケ買いを楽しむのを実店舗での醍醐味。
特にレコードだと単純にでかい分視覚的にダイレクトで入ってくるのでフィジカルで見るのが楽しいんですよね。
中古であればディスクユニオンとかは人気あるしよく利用しますがタワレコ、それからHMVは新譜を置いてくれるのが強み。
せめて渋谷のタワーレコードだけは規模縮小やレコード、洋楽コーナーを削るのだけはやめてほしいです、、割と最後の砦的なところあるから、、
自分も含めて若いお客さんも多い気がするのですが、こんな都心でもレコードやCDの売り上げってイマイチなんですかね?
昔は渋谷、新宿は1日で回れないほど多くのレコード屋があちこちに存在していたらしいのですが、そんな時代に生きてみたかったなんて思う今日この頃。
それでも思い立ったらすぐ大型のレコード屋に行けるあたり、まだ都心で働いているだけ恵まれている方なのかなあ。
すみません、本当にただの愚痴みたいな独り言でした。
最後に冒頭でも軽くふれましたが、上島竜兵さんのご冥福お祈り致します。
世代を超えて親しまれた体を張ったギャグや人柄、大好きでした。
ご遺族や親交深い芸人仲間の方達には気持ちの整理が着くまでそっとしてあげてほしい。