UKのR&Bシンガー、Jorja Smithの来日公演に行ってきました。
おそらくサマソニ2018以来6年ぶりの来日。
サマソニ2018と言えば洋楽厨の私のような人種にとっては魅力あるアーティストが多く今なお語り継がれている良アクトが揃っていましたが(評価に反してチケットの売れ行きは良くなかったようですが、、)そんな中でも彼女は個人的にベストアクトでした。
曲がいいのはもちろん、自分よりも歳が下という若さでドンと構えた観ていて安定感あるパフォーマンス、高い歌唱力、バンドのレベルの高さ。どれもパーフェクトでした。
昨年リリースした新譜も結構良かったし、これは行くしかないとチケット取りましたね。
あまり予習は間に合っていませんでしたが。
豊洲ピットはだいぶ昔にChvrcesを見て以来かな。かなり久々でした。
客層は若くておしゃれな方が多い。バンドの来日公演とはまた違う。
あちこちで英語(外国人のお客さんはもちろん日本人の方も)が聞こえてきた。

定刻を10分ほど過ぎてバンドメンバーまず最初に登場。
ドラミングで最初の曲がわかりますね、昨年の新譜よりアルバムのオープニングナンバー"Try Me"よりライブスタート。
黄色と黒の縞模様の衣装に身を包んだJorja Smithが登場した際あちこちから「かわいい!!」と声を漏らす女の子のファンの声が聞こえてくる。
2曲目で早速"Blue Light"を披露。曲名の通りブルーの照明にあてられながら気持ちよさそうに歌う彼女の姿はとても美しい。

そしてバンドのグルーヴが気持ち良すぎる。
音源も良質なR&Bを楽しめますが、バンドでのライブ演奏はアレンジも加わってどの曲もパワーアップしまくっている。
序盤盛り上がったのは"Feeling"。コーラスとして男1女2の3人のサポートメンバーを携えていましたが、そのコーラスの男性との大サビの掛け合いは魅了された。
Jorjaとコーラスを抜いたバンドメンバーは総勢ギター、ベース、ドラム、キーボード、パーカッションの計5人。
合間合間にはバンドメンバーのソロもアレンジで加えていて見応えがあったし、その度にオーディエンスを歓声を上げさらに盛り上がっていく。
特に"Falling of flying"のラストの哀愁あるギターソロはかっこよかった。
その流れから彼女の楽曲の中では一段バンド色の強い"GO GO GO"へ。
普通に演奏すれば疾走感のあるロックっぽい楽曲ですが、彼女の歌とあくまでアコースティックなサウンドによりオーガニックな雰囲気に仕上がっていてとても心地良い。
しばらくバラードが続き会場全体が彼女の優しい歌声に包み込まれる。
"February 3rd"ではアコースティックギターとピアノのアレンジが良過ぎてもうとろけそう笑。

"The One"からの終盤は名曲揃いの怒涛の展開でした。
トレンドでもあるアフロビーツを取り入れたダンサブルな楽曲"High"もバンド演奏での再現によりさらにノレる仕上がりになっており、会場をひとしきり踊らせた後にイントロのアレンジを加えられた"Teenage Fantasy"を披露。
コーラスの部分では合唱も起きていて会場はこれ以上ないハッピーな空間へ。
Youtubeで1.4億回再生されている"Be Honest"、そして最大の人気曲だと思う"On My Mind"は間違いなくライブのハイライト。
後ろからがっつり押されましたが笑、イントロから会場は爆発的盛り上がり。一緒に歌って踊って飛んで、最高の時間でした。
そして最後に新譜から"Little Things"。このテンポの速い楽曲も見事にバンド演奏をこなしていてもはやアンコールなんて必要ないくらい大団円で90分間のステージを締めくくりました。
2018年時点ではアッパーな曲って"On My Mind"ぐらいだったと記憶しているのですが、6年の月日が経って"GO GO GO"や"Little Things"など楽曲の幅が広がり、ライブでのステージでもさらに箔がついたように感じました。
全曲バンド演奏によるグルーヴ溢れるアレンジも凄まじく、90分間のステージ中何度も盛り上がるハイライトがあり、とても踊れて楽しめる内容でした。
とにかく後半の流れとオーディエンスの熱量が高く、結果的に今年見たライブの中でもトップレベルで良かったと思えるライブかもしれない。
昨年の個人的ベストアルバム30にも彼女のアルバム「falling or flying」は入れたし好きなアルバムではありましたが、ちょっと聞き方変わるようなライブだったと思います。
