New Orderの来日公演に行ってきました。
2020年にも来日予定でしたが、感染症の影響で中止。
来日公演は2016年のスタジオコースト公演以来およそ9年ぶりです。
今回の会場有明アリーナは彼らの単独公演史上ぶっちぎりで大きな会場。
少し思い切った感もありましたが、チケットはほぼ完売(ステージレイアウトの変更によってその後追加チケット、当日券の販売もありましたが)という盛況ぶり。
フロントマンであるバーナード・サムナー(以下、愛称であるバーニー)は今年69歳という高齢ですし、レジェンド的存在の彼らを見れるうちに見ておこうと多くのファンが考えてのことでしょうか。
私もそんな考えの一人。(もちろん次の来日公演があれば見に行きますけどね)
自分が洋楽を聞くようになってからずっと聴き続けている思い入れのあるバンド。
特にサマソニ2012で初めて見て以降、彼らの魅力にどっぷりハマりその後のスタジオコート単独も行きましたし、今回の単独もスルーするはずがない。
以前New Orderの想いについて書いた記事ありますのでもし良かったら。
今回の公演は、プロデューサーやマネージャーとして活躍するMark ReederさんのDJ SET。
そしてオープニングアクトとして電気グルーヴのパフォーマンスがありました。
自分が会場入りしたと同時に残念ながらMark ReederのDJは終わってしまったので、とりあえず物販に。

到着が遅かったからかほとんど列がなく、すんなり購入できた。
正直物販買うつもりはなかったのですが、現場に到着するとテンションがあがっちゃいます。
GUでほとんど同じデザインのシャツ売ってた気がするけど気にしない、、、、

今回自分が買った券種は2階S席。
New Order見るの3回目にして最もステージから遠い席でした(SS席の先行抽選外れたので、)。

通路にパイプ椅子を並べるという結構なストロングスタイルでしたが、目の前に手すりがあるので見やすくて良いかも。
そうこうしているうちに電気グルーヴのライブが始まりました。
電気はフジロック2021で見て以来(姿や音漏れだけ聞く程度だったら、ソニマニや去年のフジロックとかもっとありましたが)。
特に予習はしていませんでしたが"Shangri-La"や"モノノケダンス"など名曲を散りばめたミックスセットでNew Orderファンの多くを盛り上げていたように思う。
今まで多くの洋楽公演で「オープニングアクト」を見てきたけど、一番受け入れられていたんじゃないかな。ほとんどのお客さんが立ち上がって楽しんでいた。
まあ電気自体が有名曲のある大御所バンドですし。
ちょっとボリュームのレベルが弱い気がしましたが、NOへのリスペクトを感じるパフォーマンスで良かったです。

電気終了後約30分待って、いよいよマンチェスター大統領、New Orderの登場です。
ノスタルジックなオープニングムービー後に表示される[New Order]の文字。単純にかっこいい。

これでもかと興奮を煽った後に披露されたのは前進バンド、Joy Divisionから"Transmission"。以前はライブ後半に披露されていた記憶がありますが、OPに似合う疾走感あるナンバー。そして立て続けにバッグモニターにはPV(The Killersのバンド名の由来になった有名なPV)を流しつつ"Crystal"。
2曲目にして結構声がきつそうなバーニーでしたが、バンド自体のテンションは高くノリノリの演奏に見てるこっちも踊らざるを得ない。
3曲目"Ceremony"。この曲Joy Divisionの曲で1、2を争うほど好きな曲だったので聞けて本当に嬉しかった。ライブ後にサマソニ、コーストのセットリスト改めて確認したけど、やはりこの曲披露されてなかったっぽいので。
しばらくJD→NOの楽曲が交互に続きます。
"Age of Consent"、"Isolation"(JD)、"Krafty"では日本語バージョンで歌ってくれました。
披露される前のMCで何となく察した"State of the Nation"。
この楽曲、25日に行われた大阪公演でも披露されたのですが、なんと演奏するのが1987年以来とのこと!
超激レアを生で聴けたし、そもそもこの曲自体めちゃくちゃ好きなので本当に嬉しい。
個人的ライブのハイライトはこの辺りで、続く"Be a Rebel"は2020年にリリースされた彼らの楽曲の中では最も新しい曲。
正直、リリース当初はスルーしていたというか、なんか出てるなって感じで気にも留めていなかったんですけど改めて聞くとめちゃくちゃ良い曲ですね、、
New Orderらしい踊れるキャッチーな曲ではあるんですけど、どこか物寂しさや哀愁を感じるメロディーが秀逸すぎる。
何の思い入れもないくせに何だかこの曲が一番感動したかもしれない。
やっぱキャリアの長いバンドなので、客層も50代以上っぽい人が多く(もちろん自分と同世代くらいの人も多くいましたが、さすがに学生のような子は見なかったかな)この辺りで自分の周りは座って鑑賞し初めていましたが、一人踊りまくっていました笑。

続く"Sub-Culture"も自分が行った過去2回ではやらなかったレア曲!
ここからの怒涛の後半戦は大名曲"Bizarre Love Triangle"!
ここまで1番の盛り上がりで大サビではオーディエンスにシンガロングを促す一幕も。
何度もマイクを客席に向けて盛り上がりを仰いでいるバーニーが印象的だった。
この曲からノンストップで繋いだ"Vanishing Point"も良かった。名盤「Technique」から唯一の選曲です。

今の所もっと新しいオリジナル・アルバム「Music Complete」から"Plastic"。
自分が見ている限り、この楽曲あたりからマジでバーニーの声が持たなそうに見えてきた。
さらに大名曲"True Faith"、"Blue Monday"も声量が出ないのか、歌っているのかそうでないのか分からないところが何度かあった。
オーディエンスが歌ってところどころ助けていたが。
そもそもライブのスタートから、バーニーのマイクが小さめだなって感じてはいたけど、この辺はマイクが小さいのが声が出ていないのか分からなかった。
New Orderというのは昔っからライブが下手くそで知られていて、特にバーニーの歌は散々ネタにされていたわけですが、少し前なら「バーニーまたやってんなw」って笑って見れたけど
今日に限っては69歳という歳になって、いよいよ声が出なくなっている感じがして正直ちょっと悲しかった。
とは言っても自分も含めて会場は名曲の連発で大盛り上がり。本編ラストの"Temptation"は煌びやかなミラーボールの演出が綺麗だった。

アンコールでは前進バンドJoy Divisionのフロントマンである故イアン・カーティスへリスペクトを捧げ、どちらもJoy Divisionの楽曲"Atmosphere"と"Love Will Tear Us Apart"で締め。
サマソニとか以前見た時もやっていましたが、イアンの写真を出して[Forever Joy Division」はもちろん世代ではないですが胸にくるものがある。


しかし、"Love Will Tear Us Apart"前はもっとパンキッシュに歌い上げていたと思うけど随分しっとりと歌うようになったねえ。
約2時間のライブは本当にあっという間でした。
本当に好きなバンドなのでどの楽曲も何となく口ずさめたし、終始一緒に歌って踊って楽しめた。
最初は遠いと思った席も、ステージ全体を見渡せるし意外と悪くなかったかもしれない。
"Regret"や"The Perfect Kiss"見れなかったのは心残りかな。
その分"State of the Nation"や"Sub-Culture"聴けたけど。それでもやっぱり披露してほしかった!
特に"The Perfect Kiss"!この曲New Orderで一番好きな曲なんだよ!!
ライブが下手下手言われ続けた彼らも、新メンバーも増えて演奏自体は安定して来て(サマソニ2012は何ならライブバンドかと思うほど素晴らしかった)、バーニーの歌も特に気になることは近年特になかったんですけど、今回のライブは終始引っかかっていた。
これが年齢によるものなのか、ただ単に調子によるものなのかは分かりませんが少々今後のライブ活動に不安を覚えたのは事実。
もちろん末長く活動続けてほしいし、また"Be a Rebel"のような彼ららしい楽曲をリリースし続けてほしい、願わくはまた来日公演してほしいけどとにかく今回は彼らの演奏を目に焼き付けておきました。
まあ80年代の酷いライブを見ちゃうと今の状況でもだいぶ良い方なんですが、若い頃は単純に準備不足、練習不足で酷かったの対し、今は一生懸命やっていて出ていないように見えたのが、、(今でも"Ceremony"のギターとかいまだにちゃんと弾けないんかい!って突っ込みたくなるところはあるが笑)
にしてもこの↑のライブひでえな笑
演奏面では不満もありつつ、ライブ自体は超大満足な不思議なライブでした。
結局大好きなバンドが大好きな楽曲を目の前で演奏してくれてるだけで嬉しいんだと思う。
