5月17日に公開された映画「ボブ・マーリー:ONE LOVE」を公開初日に見てきました。
何気に映画公開の情報を知った時から楽しみにしていて、普段映画館に行かない自分が映画公開初日に見に行くなんて事は初めて。
公開前々日の15日には渋谷MIYASHITA PARKで行われたフリーイベントにも行ってきた。
17時半オープンとのことで18時ごろに向かうかと考えていたが甘かった。
無料だったこのイベントにはオープン間も無く人が殺到して即入場規制。
屋台やステージ前のエリアには入らず、わざわざ仕事早帰りしてきたのにステージ外で観戦する形に。
街中の野外でそこまで音が出せないのかかなり音量が絞られていて(それと場外だから周りの話し声もかなり聞こえて)ライブアクトをいまいち楽しむことができませんでしたが、初めてのレゲエイベントの雰囲気を感じれて新鮮な気分。
好きなバンドであるYouth Of RootsのKON RYUのライブも見れたし、存じ上げなかったけどChozen Lee(元FIRE BALL)のパフォーマンスも良かった。
そして本映画のレイナルド・マーカス・グリーン監督、主演のキングズリー・ベン=アディル。そしてボブの息子であり本映画のプロデューサーも担当したジギー・マーリーがステージに登場!
30分ほどインタビューに答えていましたがスピーカーからかなり遠くの位置で見ていた自分は周りの雑音でほとんど聞き取れず、もちろん表情を見ることも叶わず、、
何より自分の勘違いでジギーもパフォーマンスするもんだと思い込んでいて(どこにもそんなこと書いていなかったんだけど)、インタビュー後はボブマーリーの楽曲でDJで締め。
涙目で最後に踊り狂いました。
まあ無料なんで多くは望めないですが、雨でガンガン人が抜けていっているのに一度入場規制したからって人入れないのもなあ、、
ステージ外の通路には人で溢れているのに。あの人は入れたのに!ってトラブルなるのを避けるためだと思うけど。
動線もメチャクチャになっていて侵入を試みる人もたくさんいました。
さて、肝心の映画ですがそれはもう映画館の音響でBob Marleyの楽曲を楽しめるのでそれだけで見る価値ありです。
あまり前情報調べないで行ったのでですが、ボブマーリーの成り立ちから追っていくドキュメンタリーではなく、かの有名な銃撃事件からロンドンでの収録活動、ジャマイカ帰国までの年代で言うと1976年から78年までの活躍を描いたもの。
ストーリー的にはもっとメインのボブや奥さんリタ以外の人物(ウェイラーズなど)の面々の掘り下げもあっても良かったかもとは思いますが、当時のボブの置かれた状況を映像としてうまく再現されている。
ただ、レゲエの知識全くないよって人は簡単に調べてから見ることをお勧めするかも。
Jahは神、ラスタファリズムは思想/運動。ハイレ・セラシエ1世はjahの化身。その程度に認識で大丈夫なんで。
個人的には前半の"I Shot The Sheriff"のセッション映像と中盤くらいにある"Exodus"の誕生した瞬間のジャムがアツかった。
もっとライブ映像やセッション映像多めだったら良かったかな。
そしてこの映画のキャスト、後で見てみるとボブの奥さんリタさんと共にバックコーラスを担当した二人の女性、Marcia GriffithsとJudy Mowattというミュージシャンがいるのですがそれぞれ現代のレゲエミュージックを支える新星アーティスト、Naomi CowanとSavenaがキャストとして参加していてびっくり!
映画見終わってからしばらくボブのアルバム聞き直しています。
まだ公開されたばかりなので多くは書きませんでしたが、見るかどうか迷っている方、ぜひ劇場に足を運んでみては?
映画を観た翌日には原宿のHMVストアにて開催されているボブマーリーのポップストアにも行ってきました!
Tシャツと湯呑みを購入。