ネットで注文していたJack Whiteのソロ2ndアルバム「Lazaretto」のレコードが先ほど届きました。
購入したのは2014年リリース当初にプレスされたものの新品。
Jack Whiteに関しては今年既に2枚の新譜をリリースしていますし、なぜ今更8年前のアルバムを取り上げるのかというとレコード盤に彼の遊び心か多分に組み込まれているから。
CDやサブスクでは出来ない仕掛けがございましたので紹介させていただきます。
そもそも彼はアナログ大好き人間でレコーディングの際はアナログ機材で直撮りしているとのこと。今年のフジロック出演の際もレコード愛を語っています
そんなレコード愛溢れる彼の音源はなるべくレコードで集めようと思いまだ持っていなかった2ndを購入したのですが、、、
普通1曲目であるはずの溝に合わせて針を落としてもサイドAのラスト曲"High Ball Stepper"のラスト部分のギターがループされるだけで一向にアルバムが始まらない、、
意味が分からなくテキトーな箇所に針を落としてみたのですがどれも曲の途中から始まってしまい聴きたい曲が聞けない、、
ネットで注文したので「もしかしてこれは詐欺やられたか。。」って思ったのですがネットで調べたところあるトリックがあったようです。
レコードとかいじったことないし、って人に説明しますとそもそもアナログ盤は一番外側から1曲目、2曲目、、と続くのです。
盤をよく見ると溝があるのでそこに針を合わせれば好きな曲から聴ける仕様です。
しかしこの「Lazaretto」のサイドAは内側(レコードの真ん中の穴の部分)から外に向かって音楽を再生するとのこと!レコードはそんなに多くはないものの集めている自分ですがこんな仕様初めてです。そしてサイドAラストの曲でループされるようになっていること。(だから通常のレコードのように外側から針を落とすとラスト曲の最後の部分のループが始まるんですね)
つまり下の写真のように針を落とすことで1曲目から聴けるのです!
それからアナログレコード再生するためのプレイヤーは33、45と回転数がございます。(詳しくは下記サイト参照)
このアルバム(というか大抵のレコードアルバムは)は33回転なのですがAサイドは78、Bサイドは45回転で通常針を落とさない真ん中の紙レーベルのところに針を落とすことで隠しトラックが聴ける仕様に!
自分のターンテーブルに78とかないし
世界で初めて3つの異なる回転数で再生できるレコードとのことです!
Bサイドは通常通り外から内への再生ですがBサイド1曲目の"Just One Drink"では針の落とす場所でイントロが変わるという遊び心溢れる仕様に。
そしてAサイドでは再生中に斜め上から盤面を見ると天使のホログラムが見える! ようですがこれはちょっと分からなかった笑、、、
曲の良さは言わずもがなこういったフィジカルでファンを楽しませるJack White。
サブスクで即音楽が聴ける今の時代こそこういった遊び心を大切にしたいですね。
騙されたと思ってすみませんでした笑!