洋楽好きの独り言

気になったアーティスト、新譜なんでも書いていきます、、

The Maríasというバンド

僕が前から紹介記事を書きたかったイチオシのインディーロックバンド、

The Maríasを紹介いたします

プエルトリコをルーツに持つアトランタ育ちのMaría Zardoyaを中心に2016年結成されたインディーポップ、ドリームポップバンドです。

Mariaの官能的で甘く妖艶な声、まるで60年代のアメリカ映画のようなオールドスタイルっぽい雰囲気がありつつビートの打ち込みやホルン等管楽器を用いた他の似たジャンルのバンドにはない魅力がございます。

なんといっても英語と曲によってはスペイン語を用いているのがまたエキゾチックな雰囲気を醸し出しているんですかね。プエルトリコスペイン語公用語のようです。(まぁ自分は集中して曲聞いていないと英語で歌われてるとかそれ以外の言葉とかすぐに分かりませんが、、)

 

バイオグラフィー

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María Zardoya(vocal)

Josh Conway(drum, bass)

Edward James(key)

Jesse Perlman(guitar)

 

Mariaが2015年にLAに引っ越してきて、ミュージックバーでパートナーのJoshと出会ったのが結成のきっかけとなります。この2人が主にこのバンドの曲を作っていますね。

Joshは生粋のLA人でスペイン語やそのルーツに関して詳しくないのですが、他の文化にもオープンな感性とボーカルMaríaのルーツが個性的な音楽として表れています。

その後に友達であったEdwardとJesseをメンバーとして誘います。

TV Show用の音楽作成を始め徐々に彼らの音楽性やビジュアルなどの方向性が定まっていったようです。

2017年にデビューEP「Superclean Vol. I」、2018年「Superclean Vol. II」を立て続けにリリース。ファンベースを広げてゆきます。

そして2021年、名門Atlantic Recordsよりデビュー1stアルバム「Cinema」をリリースします。このCinemaというタイトルはTV Showの音楽作成の経験がなければ今の彼らがなかったこと、"Cinema"という発音、意味が英語、スペイン語でそれぞれ同じということから名付けたそうな。

パンデミック前からこのアルバム収録用の曲はたくさんあったとの事で、コロナ禍の2020年にレコーディングを行ったようです。今までの集大成のようなアルバムで批評家からも高い評価を得ています。

さて、2022年は初のアルバムを提げてのツアーやアメリカ最大級のフェス「コーチェラ」の出演予定でこれからの躍進が楽しみでございます。

 

楽曲紹介

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僕がMaríasに出会ったPVです。上で紹介したEPやアルバムには収録されていないシングルです。サムネからして超おしゃれなんですが楽曲はそれ以上。

怪しさのあるlo-fiサウンドとやはりmariaのボーカルが絶妙にマッチしています。

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「Superclean Vol. II」収録の楽曲。この曲は一番ポップで踊れる曲だと思います。自分も一番好きな楽曲かも。

分かりやすいサビの盛り上がりとインディーポップらしいキーボードと空間系ギターのサウンド、何よりトランペットのソロが最高です。

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アルバム「CINEMA」からの楽曲。

特徴的なベースシンセからのボーカルの掛け合い、ちょっと気怠い感じの雰囲気がクセになります。途中のJoshのバースがよりこの楽曲の怪しさを増します笑

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こちらも「CINEMA」から、先日公開されたばかりのPVです。

CINEMA発表前のEPやシングルに近い雰囲気のある印象です。

まさにこのアルバムのタイトル通り、古いアメリカ映画や劇場を思わせるスモーキーな楽曲です。



 

CINEMA (vinyle)

 

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僕がThe Maríasに興味を持ったのはボーカルMaría Zardoyaのセクシーな見た目だったのですが笑、このバンドのアートワークというかビジュアルがそもそも好みです。

バイナルを購入したのですが裏ジャケの白鳥とMaríaがたまりません。

このアルバムのアートワーク作成はbethany.vargasというLAのフォトグラファーとMaría Zardoyaです。

https://www.instagram.com/bethany.vargas/?hl=ja

 

音楽性やビジュアル通りレコードで聞いた方が味がある気がしますね。

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この曲はアルバムの冒頭のイントロなんですが、Youtubeのコメント欄に40'sのロマンス映画のようだと書き込みありました。

確かにノスタルジックな気分にさせてくれる、クラッシク映画のようなアルバムでおすすめです。

 

このアルバムからは

Little by Little

Little by Little

  • provided courtesy of iTunes

Little by Littleがこのアルバムの象徴というかアルバム、バンドそれぞれの世界観が出ている一番おすすめの曲でしょうかね。

 

 

 

 

 

拙い文章ですが少しでもこのバンドの魅力が伝わってくれれば嬉しいです。

ぜひ日本でも人気が出て来日が実現すれば、、、

インディーを中心とした音楽好き、洋楽好きはもちろん映画好きな方にも聞いてほしいバンドです!