洋楽好きの独り言

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Masegoというサックスプレイヤー、シンガーについて

今日はジャマイカアメリカ人Masegoを紹介します。

サックスプレイヤーということだけありジャジーR&Bなのですが、出目のアフリカを感じさせるユニークなサウンドが面白いです。

Jazz、R&B、ソウル好きはもちろんですがレゲエ、HIP HOP、ワールドミュージック好きもぜひ聞いてみてほしい。

 

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Masego、本名Micah Davisはジャマイカ人の父とアフリカ系アメリカ人の母の間にアメリカのニューポートニューズに生まれました。

高校時代にサックスをはじめとする様々な楽器に触れ音楽家としてのキャリアをスタートさせていきます。

2016年にデビューEP"Loose Thoughts"をリリース。2017年にフランスのマルチ奏者、FKJの楽曲"Tadow"に参加。この楽曲のライブパフォーマンスは現時点でYoutubeの再生回数3.8億と大注目となります。

2018年には1stアルバム"Lady Lady"、2020年にEP"Studying Abroad"をリリースし精力的に活動しております。

 

 

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FKJとの楽曲Tadowは二人のマルチプレイヤーの天才的な演奏を見ることができます。

お互いリズムマシーンやベース、自分の声を即興でループ、サンプリングして二人だけでの演奏とは信じられないグルーヴと自由な演奏を楽しめます。

曲としてはかなりクラブミュージック寄りなネオソウル、フューチャージャズ。

すごい難しいことをやっているのですがそれを全く感じさせない力の抜いたパフォがジャズのそれですよね。

 

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レゲエミュージシャンのShenseeaをフューチャしたこの楽曲はコーラスのサックスのメロディーが少し悲しげで大人の色気を感じさせます。Masegoのフローはレゲエのような独特なリズム感があります。

 

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この楽曲はアフロビート+JAZZ+Soulというユニークで個性的な音楽。

アフリカのワールドミュージックを上手くキャッチーに、オシャレに落とし込んでいます。

ちなみにこの曲と上で紹介した曲(Silver Tongue Devil)はジャマイカのミュージシャン、"Izy Beats"プロデュースによるもの。

ジャマイカ出身らしくレゲエミュージシャンの楽曲のプロデュースが多いみたいで、この人の作る曲は自分の琴線に触れるものばかり。

(昨日作成した記事で紹介しましたLila Ike、Koffeeの楽曲にこの人がプロデュースした楽曲があります)

systemdamon.hatenablog.com

 

イントロ時に流れる「Yo! easy are you kidding me?」が彼の作る曲の表徴のようです。

 

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モダンジャズの有名なサックスプレイヤー、John Coltraneの名曲、"Favorite Tings"のカバー。90'sのR&Bのようなどこか懐かしさを感じる洒落たアレンジです。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

休日の前にゆっくりとお酒を飲みながら聴きたくなるJAZZ、R&BミュージシャンMasego。

まだアルバム、EPの数も多くないので時間がある時に是非聞いてみてください。

各EP、アルバムごとに雰囲気が違いますので。

特に今の所の最新EP"Studying Abroad"は必聴ですね。

 

Studying Abroad

Studying Abroad

  • EQT Recordings/Capitol Records
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