洋楽好きの独り言

気になったアーティスト、新譜なんでも書いていきます、、

今更ユーロビジョン2023のアーティストを聞いてみたらすごい曲があった

ABBAやマネスキンを輩出した欧州の音楽コンテストユーロビジョン。

タイトルの通り気づいたら終わっていました。

決勝は5月13日に行われていたようですので約2ヶ月遅れです。

 

前年の優勝アーティストの国が開催国となりますが、昨年の覇者"kalush orchestra"はウクライナ代表。非常に残念な事ですがロシアによるウクライナ侵攻の影響で今年の開催国はイギリス、リバプールにて代替開催となったそうです。

 

今年の優勝者はスウェーデン代表、ロリーンの"Tattoo"。

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全て英語歌詞でアメリカのビルボードを賑わせているヒット曲と遜色ないクオリティ。

聞いていいてなんとなくSIAっぽいなと思った。

彼女なんと2012年の同大会でも優勝しているそうで。すごい。

 

この曲もいい曲なんですが、惜しくも2位に敗れたフィンランド代表"Käärijä"(カーリヤと読むそう)の"Cha Cha Cha"という曲が中毒性が半端なかったので共有いたします。

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Rammsteinを彷彿とさせる低いボーカルとインダストリアル風の不穏なイントロから、

チャッチャッチャッチャチャッチャッチャー!と誰でも口ずさめるメタルなサビ。

そこからロディアスでダンサブルな大サビへと展開する一度聞けば絶対忘れなさそうな強烈なインパクトのある曲です。

不思議と聞いていて気分が明るくなる魔力があります。

 

 

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この動画はユーロビジョンの会場を中継していた(?)別会場で彼のパフォーマンスを見ていたオーディエンスを撮ったもの。

まるでフェスの映像みたいですが、あくまで中継で本人がそこにいないにも関わらずこの盛り上がりよう。

フィンランド語ですし大多数の人は歌詞分からなかったとは思いますが、誰でも歌えるチャッッチャ!のリズムで皆大合唱で大盛り上がり

もちろんユーロビジョンの大会で欧州あちこちから人は集まっていますが、英語圏のイギリスでデビューして間もない新人フィンランドアーティストがこれだけの人を踊らせるなんて凄すぎます。

言語の壁を超えた音楽の力を見た感じがして感動すら覚えました。

フィンランドはもちろん他のヨーロッパ諸国でもチャートインして話題になったそう。

 

準決勝の視聴者の投票は1位、決勝でも視聴者票は1位でしたが審査員票がスウェーデンに流れてしまい優勝を逃したみたい。(Wikipediaに詳しく載っていました)

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優勝こそ出来なくとも世界中に強烈なインパクトを残したカーリヤ。

あのAlan Walkerが早速REMIX上げていました。(原曲の方がだいぶ良いけど

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基本頭空っぽで楽しめるパーティーソングではあるんですがなんか下品じゃない感じがめっちゃ好みです。

しかしユーロビジョンのパフォーマンスはカメラワークも演出もダンスも会場の盛り上がりも全てにおいて完璧すぎるな。

 

 

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他にも色々と気になる音楽ありました。

この動画は上位10人のパフォーマンスをまとめた映像です。

イスラエル代表の人の曲なんかに似ている気がするんだけどなんだろう、、

言語が英語じゃないだけで普段聞いている洋楽とは違った印象を受けるから面白い。

ベルギー代表のヨーロッパ人の好きそうなユーロビート風の楽曲、エストニア代表のソウルフルなピアノとストリングスの美しい楽曲、80'sから飛び出してきたようなダサカッコいいオーストラリア代表が特に良かった(てかオーストラリアもこの大会出てたんだ)。

 

たまにユーロビジョン出演アーティストを聞いてみるのもその土地柄のユニークな曲を楽しめておすすめです。

今はK-POPビルボードをはじめ各国のチャートを荒らしている印象ありますが、アメリカではラテンがブームですし、いつどの国の曲が世界を席巻するか分からないのが面白い。