久しぶりのバンド紹介。
米ウィスコンシン州出身、現在はシカゴ拠点に活動しているインディーロックバンド、Slow Pulp。
左から
Henry Stoeht (Guitar)
Teddy Mathews (Drums)
Alex Leeds (Bass)
Emily Masswy (Vocal/Guitar)
バイオグラフィー
2015年結成。
紅一点のボーカリスト、エミリー以外の3人は幼馴染で彼女の加入前に2015年、2017年にそれぞれ自主制作でEPをリリース。
現在の4人のラインナップになった後、Alex Gのサポートアクトなどでツアーを周りつつ1stアルバムのレコーディングを進める。
エミリーの感染症、2020年コロナのパンデミックなどでスムーズとは言えなくともリモートワークでレコーディングをこなし2020年10月に1st「Moveys」をリリース。
パンデミックでアルバムリリースのツアーがしばらくできなかったものの、おおよそリリース1年後の2021年11月に初のヘッドラインツアーを故郷のマディソンから開始。
このアルバムは批評家にも高く評価され、Death Cab for Cuite、Pixes、Alvvaysのサポートアクトも務める。
2023年にはインディーレーベル、Anti-と契約を結び2ndアルバム「Yard」をリリース。
エミリーの父親のホームスタジオでレコーディングされた本作。文字通りホームで行った父親と共のレコーディングはエミリーから「最高のもの」を生み出すことにつながったという本作は前作以上に”ロックバンド”として音の幅に磨きがかかり、Alvvaysらのサポートを得た経験が生きたサウンドに進化している。
おすすめ楽曲
1stアルバム収録。自分もこの曲から入りました。
ドリームポップ的な浮遊感、イントロやサビでの美しいメロディーラインが特徴的な曲。
ラストにかけて盛り上がるギターの部分はシューゲイザーっぽさもある。
同じく1st収録。
この曲はドリームポップ+ベッドルームミュージックに少しフォーク要素も合わさっていて、エミリーの声がベストマッチしている。
サイケデリックなPVも好き。
アルバム未収録。
まさかのSum41のカバーです。
当たり前ですがかなりエモなロックに仕上がっています、がらしさもしっかり残っていてこの路線は「Yard」に受け継がれている気がする。
2nd「Yard」収録。
90sのオルタナティブロックのようなサウンドが気持ちい。前作のリリース、及びツアーを得て今まで以上にライブ感のある楽曲に仕上がっている。
2ndアルバムから。
暖かみのあるインディーフォークな音楽。
前作もフォーク調な楽曲はありましたが、最も好きかな。ハーモニカが渋くてかっこよく、他もスティールギターの音が加わっていたり全体的に音作りが凝っていて良き。
1stアルバムリリース時にKEXPに出演したときの映像。
最もこのバンドで再生回数のある映像なので、このライブ映像は見たことあるって人もいるのでは。
サポートも加えての編成はライブアレンジも(特にTrade Itのアウトロ部分が最高)効いていて、このバンドライブ映像があまりないので繰り返しこれを見ていました。
関係ないけどこの時のエミリーめちゃくちゃ可愛いな。
いかがでしたでしょうか。
まだアルバムも2枚のみ、曲も多くないので隙間時間に是非きいて彼女たちの世界観を堪能してほしいです。
是非生で見たいですね。